警視庁は18日、年越しのカウントダウンで混雑やトラブルが予想される東京・渋谷駅前のスクランブル交差点周辺を、大みそかの午後10時ごろから元日の午前2時ごろまで立ち入り制限すると発表した。 渋谷駅前ではサッカー日本代表戦やハロウィーンといった催しのたび、若者らがハイタッチしたり、酒をかけ合ったりと騒ぎになり、痴漢や器物損壊容疑で逮捕者が出るケースもあった。今回、カウントダウンイベントは予定されていないが、警視庁は警戒を強めている。 警備計画によると、スクランブル交差点近くの地下鉄駅出入り口を閉鎖するなどし、交差点やハチ公前広場への立ち入りを制限。明確な用事がある人を除いて迂回(うかい)経路に誘導する。交差点の斜め横断は禁止とする。こうした立ち入り制限は昨年も実施された。