
小野寺五典防衛相は11日、10月にも滋賀、高知の両県で実施を予定している日米共同訓練について、滋賀県については、守山市にあるショッピングモール「ピエリ守山」内で実施する方針であることを明らかにした。訓練には安全性が不安視されている垂直離着陸輸送機「MV22オスプレイ」も参加する。 政府では沖縄の基地負担軽減策として本土に訓練を移転する準備を進めてきた。今回の共同訓練についても、代替の訓練地として滋賀と高知両県での実施を米海兵隊側に打診、すでに了承を得ている。 このうち滋賀県については、当初高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場を使用することになっていたが、オスプレイが訓練に加わることが明らかになると、「安全性が確保できない」として周辺住民から批判が相次いだ。 これら住民の意向を受け、今月、政府、防衛省、県の3者で改めて対応を協議した結果、11日、「ピエリ守山」で合同訓練を実施することで
北朝鮮によるミサイル発射の通告期間に入る中、グラウンドで発射態勢が整ったPAC3=東京都新宿区の防衛省で2012年4月12日午前7時12分、手塚耕一郎撮影 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で予告している長距離弾道ミサイルの発射は12日、予告期間(12〜16日の午前7時〜正午)の初日を迎えたが、正午までに発射されなかった模様だ。北朝鮮が発射を強行すれば、98年8月、06年7月、09年4月に続く4回目となる。 野田佳彦首相は午前6時47分に首相公邸から官邸に入り、記者団に「最後まで自制を求めたいが、万が一にはしっかりと万全の態勢で備えたい」と述べた。政府は11日に首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置して警戒態勢に入っており、首相は12日午前、藤村修官房長官とともに官邸で待機して発射に備えた。
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