先日、10回の短期連載で「ふつうの人へのUbuntuの勧め」をこのブログに掲載しましたが、その連載を中心に加筆訂正、さらに、こちらでは掲載しなかったUbuntuの初歩的な解説(Windowsとの対比が中心)と雑多なエッセイを併録して、一冊の本にまとめました。本といってもわずか48ページの非常に薄い冊子です。文字数だけでいえば前回出版した「あなたがUbuntuを使う61の理由」と大差ないのですが、判型を大きくしてページ数を減らしました。 今回の本は、特にダウンロード版を無料にしました。「61の理由」と同じブログの書籍化とはいえ、「61の理由」ほどには手間がかからなかったことと、図版類を入れなかったせいもあって特に本にして読みやすくなったという感じでもないので、お金を頂くほどのこともないかというのがそのひとつの理由です。さらに、何よりも7.10のリリースが間近で、このリリースによって内容が古び