中国の消費者向けネット販売は現在、2回目のブームを迎えている。2009年、中国に進出している日系企業が販路拡大のために一斉に取り組みを強化したのが第1次ブーム。 アリババグループ傘下のショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」と提携して、ネットでの販売を一気に拡大したユニクロがその成功例だ。 そして今年に入って訪れた第2波。日本の企業やオンラインショップのオーナーが、日本にいながらにして中国の消費者に売る、というパターンだ。 大きなきっかけとなったのが、6月のヤフー・ジャパンとタオバオとの提携である。Yahoo!ショッピング上の商品が自動的に「淘日本(タオジャパン)」に出品されるというサービスで、日本の出店者が余分な負担なしに中国の消費者に販売できる「日本直送」のモデルが生まれた。 さらに10月には、楽天が中国の検索サイト最大手の百度との合弁でショッピングモール「楽酷天」をオープンさせた。日
前回の記事で、中国政府に対して「愛国無罪」を許さずどんな些細な暴力でも徹底的に取り締まって欲しいと書いた。だが、残念ながら暴力事件は日本でも起きてしまった。9月29日に神戸市の華僑向けの学校で校舎の窓ガラスが割られる事件が発生した。直前に男の声で尖閣諸島の問題に絡んで脅迫電話がかかっていたので、警察は関連を調べている。 言うまでもないが無力の子供を対象にした暴力はどんな理由であれ許されるべきものではない。日本の警察は犯人を全力で捕まえて厳しく罰して欲しい。中国のためだけではない。どんなに小さなことでもお互いの評価できる点を1つずつ積み上げていくことが、両国の信頼関係を回復するために不可欠であるはずだ。 作家として、コメンテーターとして活躍 さて、尖閣諸島沖で起きた中国漁船の衝突事件の影響で日本と中国の関係は一気に冷え切った。そこで、この問題に関して有識者のインタビューを随時お伝えする。今回
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く