本来高学歴であるMARCHの立ち位置 「MARCH(マーチ)」と、5大学をひとくくりにした呼び方がある。それぞれ明治、青山学院、立教、中央、そして法政大学の頭文字をとった用語だ。 受験で使われることが多いが、現在は就活から婚活のお見合い参加条件など、幅広い業界で利用されている。 偏差値順に学生数で計算すると、MARCHは各学年の子どものトップ15%しか入ることのできない難関校である。MARCHの上に学力でそびえたつのは都内だと東大、一橋、東工、早稲田、慶應、上智、東京理科、ICUなどに限られる。 少子化が進み、私立大学の存続が危ぶまれる中でも常に高倍率であり「安泰」と呼べるグループのひとつだろう。 だが、その立ち位置ゆえに独自の悩みを抱えるMARCH出身者がいた。筆者は就活と婚活の2軸で人生相談を受ける立場から、特にMARCH出身女性の「悲哀」とも言えるご相談を承ることが多くある。 就活で