信頼の構造: こころと社会の進化ゲーム 作者: 山岸俊男出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1998/05/15メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 142回この商品を含むブログ (48件) を見る 結構、ためになる本。少し詳しく書いておく。 まず、信頼概念の区別について。信頼を能力に対する期待と相手の意図に対する期待に分類する。さらに、相手の意図に対する期待において、相手と自分との間には社会的不確実性がない時が安心、社会的不確実性がある場合には信頼と呼ぶ。社会的不確実性があるとは、相手が裏切る可能性があり、裏切られた時には多大の損害を被る可能性がある状況での関わりが信頼なわけだ。相手が決して裏切らない場合の関わりは「信頼」ではなく、「安心」。集団主義の社会では、「安心」による関わりが中心である。 社会的不確実性がある場合の信頼も、さらに二種類に区別される。まず、だれに
情報コンテンツの信頼性とその評価技術 ∼信頼性の高い情報の発信を促す情報発信プロセスの実現に向けて∼ 加藤 義清 (情報通信研究機構 知識創成コミュニケーション研究センター 知識処理グループ) 2006 年 11 月 14 日 概 要 従来は一部の機関,著者が特権的に有していた情報発信という機能が,ウェブの登場により一般の 個人に開放されることとなった.特に,近年では消費者発信メディアの普及に伴いその傾向は顕著と なっている.従来では得られなかった情報が得られるようになり,その利用価値は高まっている.そ の反面,信頼性という観点から情報を評価,選別し利活用することが難しくなっているのも事実であ る.本稿では,情報の信頼性について,まず関連する概念について整理し,ウェブ上の情報の信頼性 評価を行う上での課題を挙げて要素技術をまとめる.更に,将来あるべき信頼性の高い情報の発信を 促す情報発信
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く