【関西の議論】近畿大が作った「マンガ図書館」、蔵書2万2千冊…4年連続志願者数日本一が狙うドンデン返しとは 平成29年度の志願者数が4年連続日本一となった近畿大学(大阪府東大阪市)が、また新たな話題を提供している。約2万2千冊ものマンガを所蔵する新図書館「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」の開設だ。かつては「マンガは勉強の敵」ともいわれていたが、そんな常識を逆手に取った『ドンデン読み』と呼ばれる新たな学習法を提案。「活字離れが進む学生たちに読書の魅力を伝えたい」と大学関係者は意気込んでいる。(香西広豊) 「犯人はこの中にいる」などテーマにもこだわり ビブリオシアターは4月6日、東大阪キャンパス(同市小若江)の新エリア「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」の中核施設として開設された。1階は学術書や一般書が中心だが、2階にマンガ本をそろえた「ドンデン」と呼ば