前書き Emacs Lisp で実装された Emacs バイトコードインタプリタを使ってバイトコードの解説記事です。 正確には Emacs Lisp バイトコードと言うべきかもしれないですが、長いのでここでは Emacs バイトコードまたは単にバイトコードと言います。同様に Emacs Lisp を elisp と言います。 作成したバイトコードインタプリタには、トレース機能が実装されているので、それを使って解説する事により、インタプリタの具体的な動作が分かるという具合です。 それと、バイトコードインタプリタは elisp で実装されているので可読性が高く、リファレンスとして参照出来る事も考慮しています。 もちろん、本家の C 言語で実装されたバイトコードインタプリタemacs/src/bytecode.cを参照する事が最も正確な情報源ですが、今一分かり難いのと、そもそもトレース機能が無か