国際宇宙年 こくさいうちゅうねん International Space Year; ISY アメリカの提唱で,1992年を国際宇宙年とし,各国が地球観測衛星を利用し,地球環境とその変化を明らかにしようとした宇宙国際協力。 92年はコロンブスの米大陸発見 500周年,国際地球観測年 (IGY) 35周年などに当たり,宇宙科学の発見や宇宙の実利用の面からの,人類への便益を実証するために,先進国も発展途上国もともに参加する行事として,89年に国際連合が承認。また,各国が協力して ISY活動を盛り上げるため,各国の宇宙機関による国際宇宙年宇宙機関会議 (SAFISY) が 88年に設置された。
