中国では13日も広い範囲で黄砂が確認され、首都 北京では大気汚染レベルが最も悪くなるなど市民生活への影響が続いています。 中国の気象当局によりますと、内陸部や隣国モンゴルの砂が拡散し、13日も北部を中心に広い範囲で黄砂が確認されました。 このうち、北京では、今月10日ごろから連日、黄砂が観測され、13日も大気汚染のレベルが6段階のうち最も悪くなっていて、飛来した砂で遠くのビルが黄色くかすむなどはっきり見えない状態が続いています。 黄砂の影響で外出を控える人が多く、宅配サービスの配達員によりますと、飲食店の出前の注文がふだんよりも増えていますが視界が悪いためバイクを運転する際に注意が必要だということです。 配達員の男性は「黄砂の影響で、目をしっかり開けられないし、視界も悪いので、速度を落とさなければならず大変です」と話していました。 北京市の気象当局は、黄砂は14日夜まで続くとしていて、家で