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ブックマーク / toyokeizai.net (2)

  • 新幹線の「浜松駅」は存在しないはずだった?

    掛川駅を過ぎ、天竜川を渡った東海道新幹線は、右手に浜松アクトタワーを見て浜松駅に差しかかる。「のぞみ」に乗ると、列車は少しだけ減速して左にカーブし、ホームを過ぎたところで今度は右にカーブする。車体がグーンと傾き、思わず足に力が入る瞬間だ。 東海道新幹線の曲線は、首都圏などの例外を除き、原則半径2500m以上と決められている。これは、線路の曲線部分を円周に見立てた場合の半径で、昭和30年代の建設時に、将来の時速250km運転を想定して決められた。技術が進歩した今は、最新車両のN700Aなら時速285kmで通過できる。 さて、浜松駅手前の左カーブは半径2200m。日坂トンネル付近から断続的に最高速度で運転してきた「のぞみ」は、ここで時速220km前後に減速する。続く右カーブは半径2500m。このS字カーブには、東海道新幹線建設時の苦労が詰まっている。 浜松駅は通らない予定だった

    新幹線の「浜松駅」は存在しないはずだった?
  • 55万部!「翔んで埼玉」がバカ売れした理由

    『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(以下『翔んで埼玉』)という埼玉県を題材にしたギャグマンガをご存じだろうか。2015年12月の年の瀬に宝島社から発売され、3カ月足らずで55万部を突破したというヒット作品だ。だが、これは著者と編集者が汗水垂らして生み出す一般の新作マンガとは違う。30年前のマンガの復刻なのである。 出版不況と言われ続け、「も雑誌も売れない!」という悲鳴があふれる出版界にあって、なぜこのはバカ売れしたのだろうか。 マツコの番組で紹介されて火がついた 『翔んで埼玉』は、埼玉育ちの美少年が東京都民の埼玉弾圧に立ち向かうというストーリーで、ここ数年、ひそかなブームの「地方ディス」にマッチしたと言える。ブームの先駆けはドラマ化もされた清野とおるのマンガ『東京都北区赤羽』だろう。地方を愛をもってディスリスペクト(侮辱)したマンガの1ジャンルをこう呼ぶが、2012年にリ

    55万部!「翔んで埼玉」がバカ売れした理由
    mashu32
    mashu32 2016/05/13
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