菊池良です。(もしそばの作者) @kossetsu 作者(🧠) → もしそば、世界一即戦力な男、芥川賞ぜんぶ読むなど。LIG、ヤフーを経て独立。【連載】文豪探偵の事件簿(小学8年生)、ニャタレー夫人の恋人(小説幻冬) https://t.co/zQEmxA4sr2
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | All Pages 以下の英文は村上春樹さんが講演を終えたあと共同通信エルサレム支局の長谷川健司特派員(支局長)がエルサレム賞主催者から提供を受けたテキストが基になっています。しかし、実際の講演はこれに少し修正が加えられていました。当日、長谷川特派員が授賞式会場の取材で録音したレコーダーを聞きなおし、実際に村上さんが話した通りに再現したものです。(47NEWS編集部) (日本語訳全文を読む 講演要旨を読む 授賞式の動画を見る) ▼日本各地の新聞社コラムと関連記事を読む “Jerusalem Prize” Remarks Good evening. I have come to Jerusalem today as a novelist, which is to say as a professional spinne
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | All Pages こんばんは。わたしは今日、小説家として、つまり嘘を紡ぐプロという立場でエルサレムに来ました。 もちろん、小説家だけが嘘をつくわけではありません。よく知られているように政治家も嘘をつきます。車のセールスマン、肉屋、大工のように、外交官や軍幹部らもそれぞれがそれぞれの嘘をつきます。しかし、小説家の嘘は他の人たちの嘘とは違います。小説家が嘘を言っても非道徳的と批判されることはありません。それどころか、その嘘が大きければ大きいほど、うまい嘘であればいっそう、一般市民や批評家からの称賛が大きくなります。なぜ、そうなのでしょうか? それに対する私の答えはこうです。すなわち、上手な嘘をつく、いってみれば、作り話を現実にすることによって、小説家は真実を暴き、新たな光でそれを照らすことができるのです。多くの場合、真実
作品名:1Q84 BOOK3 <10月-12月> 作者名:村上春樹 あらすじ 1Q84シリーズ第3弾。おそらく完結編。 ・牛河編 教祖を殺害した青豆の行方を突き止めるように教団から依頼された 牛河は、青豆と柳屋敷の老婦人の関係を知りそこを突破口にしよう としたが、老婦人を調べても重要な情報に辿り着くことが出来ず、 また、そのあまりの警戒ぶりに別のルートを探す事となる。 青豆の過去を調べ始めた牛河は、青豆と天吾が小学生時代に 同級生だった事実を突き止める。 そして、天吾の住むアパートの2Fに部屋を借り、そこで青豆が 来るのをひたすら張り込むことにした。 そこへNHKの集金人を名乗る男が現れるが、牛河は無視し続ける。 しかし、その男はめげることなく大声で叫び続けやがて去って行った が、アパートから出てくる気配はなかった。 そしてついに青豆らしい女性がアパートにやってきたのを 見つけることに成功
日本でも話題になっている様に、今週木曜日、スペインはカタルーニャにおいて村上春樹氏がカタルーニャ国際賞を受賞されました。 その時のスピーチの全訳がネットで出回り、この数日間、「カタルーニャ」って言うタイトルが付いたページに注目が集まる事態となっています。そんな中、一昨日の新聞には木曜日に行われたスピーチとは全く違った内容の村上春樹氏のインタビュー記事が掲載されていました。こちらは政治的なものと言うよりは、かなり著作(特に1Q84)の内容に迫ったものとなっています。「スピーチと合わせて読むと、結構面白いかも」と思い、下記にインタビュー記事の全訳をやってみました(スピーチの全訳はコチラ: 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上)、村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(下))。 以下の訳文はLa Vanguardia紙(6月11日(2011)のP36-37に載った文の全
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