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2011年12月13日のブックマーク (3件)

  • 心はいつから「折れる」ようになったのか? 簡単には修復できない気力:日経ビジネスオンライン

    筆者は、今年の隠れた流行語の1つが「心が折れる」だったと思っています。震災後の苦労を語る場面で、多くの被災者がこの表現を使いました。例えば毎日新聞の2011年3月25日付けの記事は、津波被害に見舞われた福島県相馬市の様子を写真で記録し続ける地元の学校教諭を紹介。教諭が語る切実な言葉を掲載しました。「こんなことしたって無駄だという人もいる。でも寂しくて“心が折れそう”。何かしていないと不安なんだよ」(注:引用符は筆者が追加)。 こんな記事もありました。読売新聞の2011年4月24日付けの記事です。京都から仙台へ応援取材に入った記者が、仙台市内で余震に遭遇した時の記録です。「自分は単に『怖い』との単語しか思い浮かばなかったが、被災者は口々に『心が折れる』と言う。余震が起きれば、振り出しに戻されるかのように、わずかに見え始めた復興への希望が薄れてゆくのだ」。 このように最近、それまで維持してきた

    心はいつから「折れる」ようになったのか? 簡単には修復できない気力:日経ビジネスオンライン
    nabeso
    nabeso 2011/12/13
  • 高橋吉文(2011)「Hypotheses fingo (仮説を虚構する):ルーマンの不確定性三変化(その1)(リスク・シンポジウム特集 遍在するリスク)」 メディア・コミュニケーション研究 61, 57-108, 2011,

    リスク・シンポジウム特集 論「その1」は、ルーマンの『社会システム理論』(1984)の意味論とダブル・コンティンジェンシー(二重不確定性)のトリックを明らかにする続編「その2」への前編にあたるものである。ルーマンのシステム論は〔システム/環境/世界〕の三区分を基とするが、それと通底し照応関係にあるリスク論も、表向き提唱されている〔リスク/危険〕の二項対立図式ではなく、実際には〔リスク/危険/破局〕の三区分が基となっている。論は、ルーマンのそうしたリスク考察やシステムを、破局世界に距離をとり、その巨大な災厄の襲撃をそらしすり替える(=縮減する)ための抽象的な多重隠蔽装置として明らかにする。その隠蔽の極意は、無限の不確定性・未規定性を有限で僅かの擬似的な不確定性へと根拠なくすり替える操作にあり、その後に初めて、疑似的な不確定性(毒抜きされ馴致されたリスク)が可視化され、それを基底として

    nabeso
    nabeso 2011/12/13
    なかなかすごいものを眺めてしまった
  • ミット・ラムニーの1万ドルの賭けと、民主党の高笑い - P.E.S.

    またまたTPMから。 2012年アメリカ大統領選挙へ向けての共和党中枢にとっての命、元マサチューセッツ州知事ミット・ラムニーと、しばらく前までラムニーへの対抗馬として人気急上昇中だった(そして今はその立場をギングリッチに奪われてしまった)テキサス州知事のリック・ペリーがやりあって、その結果に民主党が喜んでいるそうです。 マイケル・ムーアの映画Sickoでも描かれていたようにアメリカには日の国民健康保険のようなシステムはなく、健康保険が必要ならば民間の健康保険を購入する必要がありました*1。 しかし州レベルでは話がちょっと違っており、マサチューセッツ州ではミット・ラムニーが知事であった2006年に州の健康保険制度を導入していました。 この制度は州が規制する民間の健康保険を購入する事を州民に強制するもので*2、元々は1990年代にクリントン大統領による連邦政府による健康保険の提供を阻止する

    ミット・ラムニーの1万ドルの賭けと、民主党の高笑い - P.E.S.