SUREFIREは他のメーカーと比べると「暗い」とよく言われる。 それはその時代のLEDやコンバータの水準に合わせて、戦場で確実に作動する無理のない明るさを選んでいるからだ。LED化が進んだ今ではそのようなこともなく、EDCDFTのような化け物じみた明るさのライトもリリースしている。しかしそうなると結局ライト自体の寿命は下がってしまう。いくらLEDの寿命は無限、とはいえ明るくすればするほど熱による劣化は避けられない。そのような‘’無茶‘’のない最後の機種がこのLX2であると私は思う。今でこそローとハイにそこまで違いを感じられない明るさだが、こいつのローは外を歩くのに十分すぎるほど明るく、長持ちする。そしてタクティカルライトらしく、光を周りに撒き散らしたり、自分をビカビカ照らしたりもしない。ハイはローがそのまま白くなったような感じだが、外で照らすと飛距離の違いに驚く。これ以上の明るさは必要な