『神撃のバハムート』を筆頭に、『グランブルーファンタジー』や『ナイツオブグローリー』など、数々のモバイルゲームの企画・開発・運営を行うCygamesは、去る2015年3月10日に「アニメ事業部」を設立すると発表した。アニメ事業の強化を目的とし、アニメ制作および制作タイトルのIP展開に特化した部署となるようだ。 同社と言えば、過去にアニメ史上でも類を見ない一社提供としてアニメ「神撃のバハムート GENESIS」を手掛けたことも記憶に新しいが、今回のようにゲーム会社がアニメ事業部を設立するのは、まさに異例と言える。 そこで本稿では、Cygamesのアニメ事業部 事業部長である竹中氏にインタビューを実施。設立経緯を皮切りに、制作状況やマネタイズ、今後の展望など気になる内容を伺ってきた。 株式会社Cygames アニメ事業部 事業部長 竹中 氏 ――:本日はよろしくお願いします。じつは当媒体で今回
2014年9月27日土曜日 原画が仕事を失う時 ●原画が仕事を失う時 現状は、「駆け出し」でも、「新人ですがフリーです」でも、作監がたまりかね「この人はもう使わないで」と制作さんに訴える原画でも、仕事に困ることはまったくない。 需要と供給のバランスが、極端にアニメーター有利な状況だからだ。 (動画さんについては、スケジュールの悪化から社内の動画を手空きにしても海外へ出さざるをえない状況が発生し続けており、潤沢にあるはずの動画仕事が国内の動画さんには回ってこないという問題が10年以上続いている) アニメーションの制作本数は、いくらなんでももう限界だろうと言われ続けているが、番組改編時期にフタを開けてみるとさらに作品本数が増えていたりするという、常識的には考えられない事態が起こっている。 どうやれば、これ以上の作品が制作できるのか、ミステリーでありミラクルでもある。 だから原画にな
制作進行という仕事で、アニメ、映像業界に革命が起こせるとしたらウソだと思いますか? 私は、捉え方次第では出来ると信じています。 どういうことかというと、それはこういう理屈です。 続きを読む 1000万円の制作費のアニメが500万円になったら革新的だと思いませんか? アニメ会社の利益率が10%から50%までに引き上げられたら革命が起こせると思いませんか。 うーん。もしかするとこれだけだと実感が沸かないかもしれませんね。 それではこれではどうでしょう? あなたの労働時間が半分になって、収入が倍になったらどうでしょうか。 掛け持ちがなくなって、1つの作品に集中しても収入が落ちない環境は幸せではないですか? 自分の時間を作れ、家庭に時間を使えたらどんなにいいかと思いませんか? なんか詐欺広告っぽいですがね、ただ、それ程のインパクトを業界に 起こせるという「強いイメージを持つ」ということが重要なので
飛鳥新社 〒101-0051 東京都千代田区 神田神保町3-10 TEL:03-3263-7770 FAX:03-3239-7759 ※ホームページ上での持ち込み原稿の受付はいたしておりません。 データ・画像について無断転載することは法律上禁止されています。リンクはフリーです。管理者に通知の必要はありません。 All Rights Reserved copyright(c) 2001 ASUKASHINSHA Co.
国産初の30分シリーズアニメと言えば誰もが知る「鉄腕アトム」だ。手塚治虫は、多数のマンガ連載を抱えながら、自らアニメにも意欲的に取り組み続けたことで知られるが、アトムはそのスタートとなった作品と言えるだろう。 一方で、アニメ産業について語られる際、必ず目にするのが「鉄腕アトムによって、現在の業界構造が作られてしまった。テレビ局や広告代理店は多くのマージンを得るが、制作会社にはほとんどおカネが還元されない」という意見だ。 これは本当なのだろうか? ――その歴史を辿ることは、今のアニメビジネスがおかれた状況を打開する糸口にもなるはずだ。 マンガ家としての手塚治虫については、多くの評論や伝記が存在している。しかし、アニメ作家としての手塚治虫について詳細に調査した例は決して多くはない。今回は、2007年に『アニメ作家としての手塚治虫』を著した京都精華大学の津堅信之准教授に話を聞いた。 ■Amazo
みなさん、こんばんは。COROMOのたくためと申します。 今回よりアニメ業界で働く古今東西の方にお話をうかがう 「アニメーションのおしごと」なる企画をスタートいたしました。 第一回ということで、基本的な質問から、ちょっと重たい話(笑)まで盛りだくさんな記事となりました。 今回インタビューをひきうけていただいたYさん(仮名)は…… 商業アニメ会社に制作進行として入社→ネット広告会社での営業→現在クリエイト系アニメーション会社にて社長秘書 という経歴を持つお方です。 会社経歴をなぞりながら、それぞれの会社での「仕事」について、とても密なお話をしていただきました。 アニメーション…とくに制作進行やプロデューサーを目指す方には一読いただきたい内容となっています。 今回は2つに分けて記事を記載いたします。以下に内容の詳細がございますので、参照ください。 ぜひ皆さんの感想、今後インタビューしてほしい人
それは、川崎逸朗監督(@itsuro_k)のツイートから始まりました。 アニメ製作に携わる人々の、血と汗と涙、そして恐怖の体験談。 ハッシュタグ「#アニメの現場徹夜あるある」で投稿されたものから、一部切り出してみました。 続きを読む
東映アニメーションが12日発表した「平成23年3月期決算短信」(平成22年4月1日~23年3月31日)は、連結売上高266億2200万円(前期比27.0%増)と過去最高を記録したのをはじめ、営業利益41億8400万円(79.7%増)、経常利益が45億7000万円(81.2%増)、純利益27億2200万円(88.0%増)と大幅な増収増益を計上し、1株当たりの年間配当金も30円から50円に増配した。 これら好成績の要因としては、昨年10月に公開した「映画ハートキャッチプリキュア」(興収9億円)が前作を上回る興行収入をあげたのをはじめ、昨年8月発売の映画「ワンピースフィルム ストロングワールド」のDVD・ブルーレイがセル・レンタル合わせて40万枚を超えるセールスを記録し、同じく7月発売の「映画プリキュアオールスターズDX2」のブルーレイ・DVDが好稼働。「ドラゴンボール」シリーズのフランスやスペ
Tweet (via 『IS』のEDのコラで売上表を作ってみたよ|やらおん!) 今年の初めにネットを見ていたらこのようなエントリがありました。 「なのは」と「化物語」ってどこでヒットしてんの? 『なのは』に関してはファンサイトやTwitterで支持している人をよく見るのでどこでヒットしているか、というのは考えたことがなかったのですが、『化物語』に対しての疑問にはちょっと頷いてしまうところがありました。あれだけBD・DVDが大ヒットしたにも関わらず、どういった層が支えているのか具体的に見えない。 いやネット上を探せばいくらでもファンは見つかるでしょうし、同人も活気があるジャンルだとは思います。 なので「見えないのはお前の観測範囲の問題だろ」という結論にどうしてもなってしまうのですが、それにしても『なのは』や同じくヒットした『けいおん!』とは違った、特異な購買行動パターンに見えてしまう時があり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く