ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (9)

  • 世界一黒い触れる素材、「至高の」暗黒シートを開発、産総研など

    可視光を99.98%以上吸収しほとんど反射しない「至高の暗黒シート」を産業技術総合研究所と量子科学技術研究開発機構の研究グループが開発した。カシューナッツの殻から抽出したポリフェノール類の「カシューオイル」の樹脂を利用。同じグループが2019年に開発した「究極の」シートを超えた黒さで、耐久性も良く、触れる素材では世界一の黒さとなった。 反射の少ない黒色材料は装飾や映像、太陽エネルギー利用、光センサーなど多分野で利用され、優れた材料が切望されている。炭素でできた円筒状の物質、カーボンナノチューブでできた材料はあらゆる光を99.9%以上吸収し世界一とされてきたが、触ると壊れてしまい実用が難しかった。 研究グループは2019年に「究極の」暗黒シートを発表した。これは加速器からイオンビームを照射するなどして、カーボンブラック顔料を混ぜたシリコーンゴムに微細な円すい状の凹凸を作り、ここに光を閉じ込め

    世界一黒い触れる素材、「至高の」暗黒シートを開発、産総研など
  • 約5億円で落札、謎のブラックダイヤモンド「エニグマ」とは

    555.55カラットのエニグマは、カットされたダイヤモンドとしては世界最大。カーボナードと呼ばれるブラックダイヤモンドは巨大なものが見つかることもあるが、普通のダイヤモンドよりさらに硬いため、カットが非常に難しい。(PHOTOGRAPH BY SOTHEBY'S) 555.55カラット(111.11グラム)のブラックダイヤモンド「エニグマ」が316万1000ポンド(約4億9500万円)で落札された。今回の競売をきっかけに、この奇妙な石の出どころを巡る長年の議論が再燃した。宇宙から飛来したという議論の分かれる説も再浮上している。 エニグマを含め、ブラックダイヤモンドと呼ばれる鉱物「カーボナード」はすべて38億〜26億年前に形成されたが、そのメカニズムは謎に包まれている。漆黒、不透明、穴だらけで、物理的にも化学的にも他のダイヤモンドと異なるユニークな特徴をもつ。 カーボナードは世界でもブラジル

    約5億円で落札、謎のブラックダイヤモンド「エニグマ」とは
    nobu1989
    nobu1989 2022/02/15
    石炭…
  • 【動画】子グマ2頭を乗せて泳ぐ母グマ、貴重映像 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    グリズリー(ハイイログマ)は北米に生息するヒグマの亜種で、ぎゅっと抱きしめたくなるようなペットではない。けれど、たくましい母グマがもふもふの子グマ2頭を背に乗せて湖を泳いで渡る様子を見ていると、そんな常識が揺らぐだろう。 子グマを背負って泳ぐ母グマの映像を撮影したのは、米国アラスカ南西部のウッド・ティクチック州立公園で働くデビッド・ローズマン氏だ。場所は公園内の湖だった。(参考記事:「キツツキに乗るイタチ、クジラに乗るイルカほか、動物おんぶ写真一挙掲載」) 「ボートでロッジに向かっていた私は、前方に何かが浮いていることに気がつきました。30メートルも離れていなかったと思います」とローズマン氏。 氏が公園で働くようになってから21年になるが、子グマが母グマの背に乗って川や湖を渡る姿を見たことは一度もなかったという。(参考記事:「【動画】子グマ3匹が川に流された!そのとき母は」) ヒグマはがっ

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    nobu1989 2017/07/04
  • 世界の飢餓人口が改善、25年間で最低に

    25年前、十分な料を得られず、健康な生活を送れない貧困者は10億人を超えていた。 国連が5月27日に発表した飢餓に関する年次報告書によると、現在の栄養不足人口は7億9500万人にまで減少した。栄養不足人口率に換算すると、1990-92年期間の18.6%から、10.9%まで低下している。途上国に限定すると変化がさらに著しく、同期間で23.3%から12.9%まで低下している。 国連糧農業機関(FAO)のジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ事務局長は、「飢餓の悲劇は、私たちが生きているうちに必ず撲滅できます」と述べている。 途上国における飢餓人口減少の3分の2に寄与した中国を別にしても、穀物、脂肪種子、肉、乳製品などの料は必要な国に行きわたるようになってきている。通信・輸送関連製品も同様だ。 FAOの上級統計学者で報告書の筆頭著者であるピエロ・コンフォルティ氏は、「輸送は、料安全保障におけ

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    nobu1989 2015/06/01
  • 睡眠不足の虫は作業が雑になる

    カボチャの花粉を集めるミツバチ。ドイツにて撮影。睡眠不足のハチは、人間同様、仕事をうまくこなせない(PHOTOGRAPH BY KONRAD WOTHE, MINDEN PICTURES) 人間が眠っているのはすぐにわかる。大いびきをかいていればなおさらだ。 ところが動物の場合、寝ているかどうかを判断するのは難しい。 この記事では、Facebookを通じて寄せられた「虫って眠るの?」という質問に答えてみたい。 「答えはYESです。注釈が付きますが」と言うのは、米ウィスコンシン大学ラクロス校の生物学者で、ミツバチの睡眠について研究しているバレット・クライン氏。アシナガバチ、ゴキブリ、カマキリ、ショウジョウバエなどは眠る虫の仲間だ。特に、ミバエの睡眠は、哺乳類の睡眠とよく似ており、睡眠導入物質やカフェインに対して同じ反応を示すのだという。 しかし、昆虫の睡眠を評価するのは困難だ。たとえば、「睡

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    nobu1989 2015/05/26
  • テーマパークのイルカ2頭を放流へ、韓国

    ソウル大公園の水槽で生きた魚をべる練習をするテサン(手前)とポクスン。2頭は6月に済州島沖で放流されることになっている。(PHOTOGRAPH BY JEAN CHUNG, NATIONAL GEOGRAPHIC) 韓国動物愛護協会は今週、5~6年前に違法に捕獲され、テーマパークのショーに出演していた2頭のミナミハンドウイルカ「テサン」と「ポクスン」が、まもなくリハビリを終えて海に戻されると報告した。これまでにも数頭の捕獲イルカが同じようにして野生に戻されている。 2頭は現在、外海に戻る準備段階として、韓国済州島沖に作られた囲いの中で暮らしている。テサンとポクスンは先週、ソウル大公園の動物園からここに輸送されてきた。6月末に予定されている放流がうまくいけば、この3年間に7頭の捕獲イルカが解放されたことになる。 「こうした取り組みは、野生から捕獲され、長年にわたり飼育されてきたイルカやクジ

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    nobu1989 2015/05/22
    “生から捕獲され、長年にわたり飼育されてきたイルカやクジラでも、リハビリによって野生に帰れることを示しています」と、米国ユタ州にあるキンメラ動物愛護センタ”
  • 水の上の走り方、水鳥カイツブリの秘技が明らかに

    「水上ダッシュ」と呼ばれる求愛ダンスで水の上を走る2羽のクビナガカイツブリ。(Photograph by Paul Souders, Corbis) デートって大変、と思っているなら、少なくとも自分がカイツブリでないことを喜ぼう。北米で見られるクビナガカイツブリとクラークカイツブリは、パートナーを魅了して関係を維持するために、オスもメスも一緒に水の上を走らなければならないのだ。 これら2種のカイツブリは、春の繁殖シーズンの間「水上ダッシュ」(rushing)と呼ばれる行動を見せる。2羽、あるいはそれ以上の集団で動きを合わせ、約7秒間、最長で20メートルも水上を疾走する。水上を歩く能力を持つ脊椎動物としては最大の彼らだが、なぜそんなことが可能なのか、詳しく観察した人はこれまでいなかった。 2種のカイツブリが重力をものともしない秘密は、1秒間に最高20回にものぼる速い歩数と、指を広げた足で水面

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    nobu1989 2015/05/07
    “右足が沈む前に左足を”
  • 21年後に巨大ブラックホールが衝突へ

    NASAのNuSTAR望遠鏡が撮影した衝突する2つの銀河。どちらの銀河も中心部に巨大なブラックホールがあるので、近い将来、ブラックホールどうしが激しい衝突を起こして、重力波を送り出すはずだ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/GSFC) 天文学者が想像する宇宙で最も激しい衝突現象は、2つの巨大ブラックホールどうしの衝突だ。この現象が目撃されたことはまだないが、このほど『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)』誌に掲載された論文によると、近いうちに見ることができるかもしれない。 論文を執筆した米メリーランド大学の天文学者ティンティン・リュー氏らは、宇宙の端近くで周期的に増減する光が、2つの巨大なブラックホールの存在を知らせていると主張する。ブラックホールの質量は合わせて恒星100億個分にもなり、お互い

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    nobu1989 2015/04/27
  • 米国の小魚、息を5時間止められる

    パプフィッシュは高温の環境で身を守る方法を発達させてきた。無酸素で活動する能力は並外れているが、代償も伴う。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Creative) 息を止めることにかけて、この魚に勝てる生き物はいない。米国カリフォルニア州、デスバレー近郊の温水にすむ小さな魚、デザート・パプフィッシュ(学名:Cyprinodon macularius)は、最長で連続5時間も酸素をほとんど取り込まずに生きていられることが、新たな研究で明らかになった。 砂漠にすむパプフィッシュがこの驚異的な能力を発達させたのは、激変する環境で生き抜くためという。ネバダ大学のフランク・ファン・ブリューケレン氏とスタンリー・ヒルヤード氏が、米国生理学会の実験生物学大会(Experimental Biology Meeting)で発表した。 繁殖の時間を減

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    nobu1989 2015/04/11
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