Red Hatでコンサルタントをしている織です。 赤帽エンジニアAdvent Calendar 2018の5日目の本記事では、OpenShiftの内部DNS(Kubernetesにおけるkube-dns)の動きを解説する...と見せかけて、dnsmasqにdbus経由で注入された設定情報をgdbを使って覗き見る遊びをします。 目次 1. 前置き OpenShiftでの内部DNS dnsmasqとskydns dnsmasqの設定 設定の確認 2. dnsmasqの設定情報をgdbで見る 準備 実際にgdbを使ってみる gdbスクリプト 3. One more thing... 1. 前置き OpenShiftでの内部DNS OpenShiftはKubernetesをベースとしたソフトウェアなので、kube-dnsに相当する機能(以下「内部DNS」と呼びます)を持っています。 一般的なKub