こんにちは、小杉です。 前回ご紹介した Knative Serving に引き続き、Apache Kafka & Camel K Quarkus を使った Knative Eventing をご紹介します。 medium.com Apache Kafka & Ceph による Knative Eventing Red Hat ではソフトウェア開発者向けの情報を Webinar で配信しています。 来週 5/21(木) はサーバーレスの内容も含んだ 「マイクロサービス/サーバーレス入門」が配信される予定です。 また 5/28(木) には「これからのシステム連携を実現するデジタル基盤とアプローチ」を配信する予定です。 見逃した方もオンデマンドで視聴できるようになっているので是非登録してご覧ください。
Red Hatエンジニアリングの佐藤匡剛です。Camel 3マイグレーションガイド紹介記事の後編です。前編のcamel-core編はこちらです。 rheb.hatenablog.com 前編ではcamel-coreを含むCamelアプリケーション全般に影響する変更をまとめましたが、後編は個別のコンポーネント毎の細かな変更を説明します。こちらは、主に利用しているコンポーネントのセクションだけをチェックすればいいでしょう。 削除されたコンポーネント 名前変更されたコンポーネント コンポーネントのマイグレーション ActiveMQコンポーネント AWSコンポーネント CDIコンポーネント Cryptoコンポーネント FHIRコンポーネント JMXコンポーネント Kafkaコンポーネント Mockコンポーネント Propertiesコンポーネント Scriptコンポーネント Shiroコンポーネン
Red Hatエンジニアリングの佐藤匡剛です。昨年12月の赤帽エンジニアAdvent Calendarの記事で、Camel 3へのマイグレーションガイドの紹介記事を年明けに書くと宣言していましたが、ようやく書きました。 今回紹介する本家のガイドは、こちらです。 Apache Camel 2.x to 3.0 Migration Guide - Apache Camel このガイドは長いので、このブログでは2つの記事(camel-core編、コンポーネント編)に分けてお送りします。コンポーネント編はこちらです。 rheb.hatenablog.com 今回は、camel-core編です。 Javaのバージョン JAXB ランタイム/プラットフォーム Spring Boot StarterのGroup ID変更 Mainクラス camel-coreのモジュール化 camel-core コアコン
レッドハットでインテグレーションのためのミドルウェア製品のテクニカルサポートを担当している山下です。今回は Jiri Pechanec さんによる「DebeziumとApache Camelのインテグレーションシナリオ 」の翻訳記事です。 今回の記事では、Debeziumによってデータベースからの変更をキャプチャしてKafkaへと流し、CamelによるEIPを通して、Twitterとメールに配信する、というシナリオを説明します。 ところ今回の記事では軽く触れながらも流しているのですが、Kafka Connectランタイム上で Camel のコンポーネントを動作させるプロジェクトが進んでいます。これによってCamelが既に持っている様々なシステムとのアダプタを利用して、容易にKafkaとのデータの出し入れができるようになっていくはずです(もちろんオープンソースで!)。個人的にはこちらも楽しみ
Red Hat エンジニアリングの佐藤匡剛です。赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 19日目のつもりで書いたのですが、もう書けちゃったのでせっかくなのでフライングで投稿します。 本ブログやRHTN、勉強会などでたびたびお伝えしていた通り、ついに先月11/28にApache Camel 3.0がGAリリースされました! Camel 2.0の登場から、10年ぶりのメジャーアップグレードだそうです。 そういえば、10年前というとオープンソースのEIP実装/ESBといえばまだまだMule ESB、Apache ServiceMixが中心だった頃に、簡潔なDSLで非常に軽量なルーティングエンジンとして登場したCamelが一部で注目を集めつつあったのを思い出します。 Camel 3の注目ポイント(Top 10) 1. 3(+ 1)プロジェクトに 2. Webサイトリニューアル 3
この記事は2019 新卒 エンジニア Advent Calendar 2019の 8 日目の記事です。 今年 4 月に新卒 Web エンジニアとして働き始め、アサインされたプロジェクトでApache Camelというフレームワークを利用することとなり、一から勉強しています。Webエンジニアとしては、MVCフレームワークとはかなり違う雰囲気に戸惑いましたが、使っていくうちに「ハマるアプリケーションにはハマる」フレームワークという印象を受けました。 この度 2019 年 11 月 28 日にメジャーバージョンアップとなるApache Camel 3.0.0がリリースされましたので、今回はこれを簡単に紹介したいと思います。 Apache Camel とは そもそも Apache Camel とは、EIP (Enterprise Integration Pattern)をベースとした「統合フレーム
こんにちは、レッドハットの駒澤です。 今年のRed Hat Forumでは、Apache Camelの魅力について紹介しました。 Apache Camel はオープンソースのインテグレーションフレームワークです。2007年に産まれて10年以上、IT環境の変化とともに進化してきました。 クラウドネイティブなアプリケーションが増えてくると、連携の組み合わせもより複雑になっていきます。そのような連携をシンプルに開発する仕組みとして、EIPを実装しています。今回は、最新のサーバーレス技術である、Camel Kもデモを交えて紹介しました。 セッション資料:http://redhat.lookbookhq.com/rhft2019-matome/65-25?lx=ChT-oZ 今回私がテーマにしたかったのが、「企業システムにおけるインテグレーションのあり方」です。 長年蓄積されたIT資産は、もはや全体
Red Hatソフトウェアエンジニアの佐藤匡剛です。 昨晩のRHTN #2にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。自分が担当したLTのスライドはこちらにアップロードしました。 Red Hat Tech Night 2019.5 - Camel 3 and Beyond... from Tadayoshi Sato www.slideshare.net しかし、さすがに5分というのはちょっと話し足りなかった(かつ最近は引き篭もっていて滑舌悪く上手く話せなかった)ので、こちらで少し補足したいと思います。 Camel 3の注目ポイント 今回のLTの目玉だったので、スライドをそのまま再掲します。 後方互換性の維持 camel-core の軽量&モジュール化 API 整理&技術負債の解消 型安全な Fluent Builder エンドポイント定義の導入 新しいクラウド EIP パターン Qu
レッドハットでコンサルティングしているフェンです。 今回は、swagger-uiをFuseアプリケーションに埋め込み、APIドキュメント(WebAPI仕様書)を簡単に公開するサンプルと設定内容を紹介します。 このサンプルでは、Swagger UI を使用して、RES DSL で定義されたAPIのAPIドキュメント(WebAPI仕様書)を表示します。 ソースコードはGithub(https://github.com/jian-feng/camel-restdsl-swagger-demo.git)からダウンロードできます。 サンプルアプリの構造 Swagger UIとCamel REST DSL Swagger とは、RESTful APIのドキュメントや、サーバ、クライアントコード、エディタ、またそれらを扱うための仕様などを提供するフレームワークであります。 Swagger UI とは、S
Red Hatの佐藤匡剛です。 APIコンポーネントフレームワーク紹介記事の第4回目(最終回)です。前回は、フレームワークの中核であるAPIのマッピング設定を詳しく見ました。今回はプロジェクトを完成させるためのインテグレーションテストについて説明します。 コンポーネントのインテグレーションテスト Camelコンポーネントは外部サービスとの連携を提供するコードですので、それをきちんとテストするとなると必然的にインテグレーションテストになります。したがって、インテグレーションテストを追加するまではプロジェクトが完成したとは言えません。 APIコンポーネントフレームワークは、インテグレーションテストまで自動で用意してくれています。第2回のところでビルド後に生成されるソースコードについて眺めましたが、そこでチラッと出てきたテストコードの出番です。 プロジェクトにインテグレーションテストを追加する
Red Hatの佐藤匡剛です。 APIコンポーネントフレームワーク紹介記事の第3回目です。前回はこのフレームワークを使って、簡単なコンポーネントを作成してみました。今回は、現実のWebサービスAPIをコンポーネントに取り込むための高度な設定について見ていきます。 高度なマッピング設定 前回眺めたcamel-hello-component/pom.xmlから始めます。 <!-- generate Component source and test source --> <plugin> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-api-component-maven-plugin</artifactId> <executions> <execution> <id>generate-test-component-classes<
Red Hatの佐藤匡剛です。 APIコンポーネントフレームワーク紹介記事の第2回目です。前回はこのフレームワークが何なのかを説明したので、今回は実際にその使い方を説明します。 プロジェクトの生成 APIコンポーネントフレームワークを使ってカスタムコンポーネントを開発するには、まずMavenアーキタイプcamel-archetype-api-componentでプロジェクトの雛形を生成します。 $ mvn archetype:generate \ -DarchetypeGroupId=org.apache.camel.archetypes \ -DarchetypeArtifactId=camel-archetype-api-component \ -DarchetypeVersion=2.23.1 \ -DgroupId=com.redhat.samples \ -DartifactId
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く