【読売新聞】
Published 2021/05/31 23:39 (JST) Updated 2021/06/02 13:41 (JST) 長崎県雲仙市の観光振興に取り組む市観光戦略会議は、同市小浜町の雲仙地獄に新たに出現した地獄の愛称と、整備中の展望公園の名称を募集している。同戦略の情報発信サイト「全員集合!雲仙ポータル」で、4日まで応募を受け付けている。 雲仙地獄は環境省雲仙自然保護官事務所が管理。新しい地獄は、国道57号沿いの雲仙地獄(清七地獄)の一部(約450平方メートル)。元々は駐車場だったが、2019年に一部が陥没して蒸気が上がったため利用を中止。調査で地中が空洞化していることが分かり、昨年12月に地表のアスファルトをはがしたところ、一帯から熱水と蒸気が噴き出し、“地獄化”していたことが分かった。同事務所の服部恭也上席自然保護官は「地獄が長い年月をかけて移動していることが分かる貴重な現象」
発表・掲載日:2020/07/29 白亜紀の海底堆積物で微生物が生きて存在していることを発見 -超貧栄養環境下で眠り続けた生命?- 発表のポイント 430万年前~1億150万年前に形成した太古の海底下堆積物地層から微生物を蘇らせることに成功。 微生物は化石ではなく、現在も生きている活動可能な生命だと実証した。 平均77%、最高99.1%の微生物が地層中で培養可能な状態で生き残っていた。 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是、以下「JAMSTEC」という。) 超先鋭研究開発部門 高知コア研究所 地球微生物学研究グループの諸野祐樹主任研究員らは、米国ロードアイランド大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人高知大学、株式会社マリン・ワーク・ジャパンと共同で、南太平洋環流域の海底下から採取した太古の地層試料(430万年前~1億150万年前)に存在する微生物を実験室培養に
雲科学・気象学の教材として利用できそうな解説資料,空・雲・雪などの観察方法の解説,オンラインの記事,講演会の映像,関連する資料等を掲載しています.広く一般向けの情報のほか,子ども向け,中高生向け,気象キャスター等の解説者向け,自治体防災担当者向けの情報等があります.在宅での気象学の学習などにご活用ください. コンテンツ
2020年(令和2年)冬(2019年12月~2020年2月)、日本に記録的な暖冬をもたらした大規模な大気の流れについて、異常気象分析検討会においてその要因を分析し、見解をまとめました。 天候の状況 2020年冬は全国的に高温となり、日本の冬平均気温偏差は+1.66℃で、冬として1898年冬(1897年12月~1898年2月)の統計開始以降最も高い記録を更新しました。また、降雪量は全国的にかなり少なく、北日本日本海側と東日本日本海側では1962年冬(1961年12月~1962年2月)の統計開始以降最も少ない記録を更新しました。 今冬の天候をもたらした要因 今冬は、シベリア高気圧及びアリューシャン低気圧がともに冬を通して平年よりも弱かったことから、冬型の気圧配置となる日が少なく、日本付近への寒気の流入が平均して弱くなりました。このような状況をもたらした大規模な大気の流れの特徴とその要因は以下の
別名 ピラミダルプレートアーク、ピラミダルハロの幻日 英名 pyramidal plate arc,x-degree parhelion/plate arc 氷晶 ピラミッド型 配向 プレート 光路 このページではピラミダルハロの幻日に当たる現象、「ピラミダルプレートアーク」について解説する。 22度ハロの左右に光の集積(22度幻日)が生まれるのと同様に、ピラミダルハロにも同じメカニズムで"幻日"が現れる。ただしピラミダルハロの幻日は左右に現れるとは限らず、形もスポット状ではなくV字型などのアーク状と、見た目が通常の幻日とかけ離れていることから「ピラミダル氷晶がプレート配向時に現れるアーク」という意味でピラミダルプレートアークと呼ばれることが多い。 ピラミダルプレートアークは、ピラミダルハロと同様に9度、18度、20度、23度、24度、35度の6種がある。 ※この考え方を逆に当てはめると通
2019年 11月 20日 2019年 12月 12日訂正 国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立大学法人東京大学 国立大学法人神戸大学 学校法人千葉工業大学 国立大学法人九州大学 国立大学法人東京工業大学 学校法人早稲田大学 1. 発表のポイント ◆北西太平洋南鳥島沖の深海堆積物から、中新世天体衝突イベント由来のエジェクタ層(放出物質の堆積層)を発見した。エジェクタ層にはオスミウム同位体比の負異常、白金族元素の異常濃集、ニッケルに富むスピネルを多数含む球状粒子(スフェルール)の産出などの天体衝突イベント由来の証拠が確認された。 ◆エジェクタ層の堆積年代は約1,100万年前と推定され、陸上に大きなクレーターが存在しないことから、世界で2例目の海洋天体衝突イベントの発見である可能性が高い。 ◆エジェクタ層の堆積年代は、約1,160万年前(中新世)に起こった最も年代の新しい生物大量絶滅イベント
小さな多殻球状体の集合体をなす泥岩層(大阪府泉南市 白亜紀最末期の和泉層群) この泥岩層は砂岩層と互層する。写真右端は風化が進み、より細かい多殻構造を形成している。塩類風化が進行し石膏が晶出している。 1.堆積岩の分類 地表面にできた岩石片や生物の遺骸などのばらばらの物質が流水や重力の作用で地形的に低い場所に運ばれて堆積したものが堆積物です。堆積物の性質やそれがたまった条件にはさまざまなものがあるので、堆積物が岩石化した堆積岩も多種多様な顔をもっています。通常、堆積岩は堆積物の起源に基づいて、砕屑性堆積岩(例:泥岩や砂岩)、生物的堆積岩(例:石灰岩やチャート)、化学的堆積岩(例:岩塩や石膏)に分類されます。火成岩の中でも、火山灰や火砕流などの火山砕屑岩は堆積という作用を伴いますから、とくに砕屑性堆積岩中に挟まれて産する場合には堆積岩に含められることも少なくありません。 2.さまざまな顔と名
Vol.6 肥沃な土壌とは(腐植のおはなし) Vol.1からVol.5の中で、粘土には養分吸着機能があり、その大きさをCEC(陽イオン交換容量)としてあらわされることを解説しました。また、粘土の他に腐植にもCECがあると紹介しました。 今回は、この腐植の生成過程や仕組みについて詳しく解説します。 腐植は有機物の残りカス はじめに、腐植の生成過程を説明します。土壌の有機物は微生物により分解され、微生物の増殖と死滅の中で窒素成分は、アンモニア、硝酸となり植物に吸収されたり溶脱したりして最終的には消滅します。 しかし、実際には動植物遺体の一部は分解される化学変化の過程で、土壌にとどまります。これが腐植で、色は暗色、構造は無定形の高分子化合物です。簡単に「分解途中の有機物のカス」と考えてください。 腐植の機能 腐植は、一般的に土壌微生物の繁殖や団粒化促進などに関わることが知られており、さらに次のよ
20万分の1日本シームレス地質図®は,これまで産総研が出版してきた地質図(20万分の1地質図幅)同士の境界をつなぎ合わせ,日本全国統一の凡例を適用して編集したWeb地質図です.デジタル時代において,国土の基盤情報(ベース・レジストリ)を社会に広く利活用いただけるように,迅速な更新,表示機能の強化,各種データ提供など,今後も進化を続けて参ります. ビューアで見る シームレス地質図の閲覧ご利用のウェブブラウザ上で,全ての範囲の20万分の1日本シームレス地質図をご覧いただけます.3D表示モードで立体視することもできます. ダウンロードする 地質図データの利用ベクトル形式のシームレス地質図データ(シェープファイル, KMLファイル)をダウンロードしてご利用いただけます.GISソフトを利用すれば,用途に応じたデータの編集や,統計処理もできます.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く