アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月15日、超巨大ブラックホールが星を食べる瞬間を捉えた赤外線写真を公開した。 ブラックホールは星を飲み込むとき、エネルギーを爆発的に放出する。炎のようなフレアには紫外線やX線などの高エネルギーの放射線が含まれる。天文学者は初めてそのフレアを観測できるようになった。
「2025年問題」という言葉を知っているだろうか。団塊世代がすべて75歳以上になり、医療・介護の提供体制が追いつかなくなる問題だ。遠い未来のように感じるかもしれないが、2020年の東京五輪から、たった5年後のことなのだ。 この問題に強い危機感をもった朝日新聞横浜総局は、特別取材班を立ち上げ、2013年11月から神奈川版で「迫る2025ショック」を連載。多くの反響を受け『日本で老いて死ぬということ』(朝日新聞出版)という一冊の本にまとめることとなった。取材班キャップを務めた朝日新聞記者である佐藤陽氏に、2025年問題の重大さについて、改めて寄稿してもらった。 * * * 「受け入れるベッドはありません。どこか、ほかの病院を探して下さい」 ある夜、Aさんは、容体が急変した寝たきりの父親(85)を救急搬送しようと119番通報した。救急隊員がいくつもの病院を当たったが、どこも受け入れて
トーク:ダブルヒロインの「距離」 - 前半の記録 17日に静岡市のスノドカフェ七間町で行われたトークイベントの、私の喋りの続きです。 後半のトーク 後半は、小津安二郎の作品を例にとって考えます。 小津安二郎と言えば、戦後の作品、たとえば「東京物語」に顕著ですが、上の世代と下の世代のズレを通して古い家族形態が崩壊していくさまを描いた監督である、と言われています。そして、監督の目線は一貫して父親目線、あるいはおじさん目線です。 しかしここで重要なのは、彼のダブルヒロインものと言えるような作品で、そうした父権を後退させる若い女がしばしば登場しているということです。ここでは三つの作品を取り上げます。 ● 資料にストーリーが途中まで書いてありますので、未見の方はまず最初の「淑女は何を忘れたか」のところに目を通して下さい。DVDで観て頂くのは、その後の箇所です。 淑女は何を忘れたか(1937)––––
去る17日に、静岡市のオルタナティヴスペース「スノドカフェ七間町」で行ったトークイベント「ダブルヒロインの「距離」」の、私の喋りの記録です。 当日録音はしていませんでしたが*1、家で原稿を作成し、時間内に話しきれるかどうか何度かリハーサルをしていたので、その時に取った音声データと原稿を元に書き起こしました。 時間は前半約45分、10分の休憩を挟んで、後半50分程度。長いのでこの記事では前半のみ。後半は明日以降にアップします。 ◆チラシ文面 近年、従来のヒロイン物語に替わってよく見られる「ダブルヒロインの物語」。私たちがダブルヒロインに惹きつけられるのはなぜでしょうか。女の友情が美しく描かれているから? 二人のどちらかに必ず感情移入できるから? 恋愛成就で一件落着‥‥にはもう飽きているから? まだまだ隠された理由がありそうです。映画やドラマに登場したダブルヒロイン物語の二つの系譜、その「距離
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