トヨタ北米事業副社長:減税が米自動車市場下支えの公算 John Lippert、Craig Trudell トヨタ自動車の北米事業体であるトヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)のボブ・カーター副社長は8日、自動車メーカーが米自動車販売の下支えで政府に感謝することになる可能性があると述べ、自動車販売が健全な水準を維持するとの見方を示した。 同副社長はブルームバーグとのデトロイトでのインタビューで、米自動車販売が今後2-3年間に1600万台後半のレンジになるだろうと予想。これは今年の約1720万台(予想)を下回るが、米税制改革が実現すれば需要を支援するのは確かだと語った。 同副社長は「税制改革は消費者の財布にさらなる収入をもたらす」と指摘。「現時点で業界への実際の影響を数値化するのはやや時期尚早だが、それは消費者にとって健全なことであり、製造業に健全であることは確実だ」と述べた。 原題
