就活で辛いのは学生ばかりではない。人事の採用担当者も学生の確保など気遣うことが多く、疲労は心身ともにピークに達する。作家・人材コンサルタントの常見陽平氏が就活の裏側「採用担当者地獄絵巻」を紹介する。 * * * 3月です。学生たちに聞くと、エントリーシートの締め切りや、面接が連続して起こっているようです。Twitterなどでも「また、“祈られ”た。くそ!」という、つぶやきを見かけることが増えてきました。 ちなみに、祈られるとは、「落ちる」という意味です。不合格通知のメールに「今後の健闘をお祈りします」などと書かれていることから、いつの間にか就活スラングとして定着しました。 祈られる度に「就活のバカヤロー!」と叫びたくなり、採用担当者を呪ってやりたくなる人もいることでしょう。でも、ちょっと待ってください。就活ですが、学生だけでなく、採用担当者も大変なのです・・・。 株式会社ジョブウェブと