多くの人が、金利が安いからと変動金利型や固定期間選択型の固定期間の短いローンを利用している。たしかに、変動金利型なら金融機関によっては0.40%台から0.60%台で利用できるのに対して、全期間固定金利型はおおむね1%を少し上回る水準。金利優先なら、変動金利型が正解と思いがちだが、それは大きな間違いかもしれない。 実は、完済までの金利が確定していて、安心感のある全期間固定金利型でも、変動金利型並みか、中にはそれ以下の金利で借りられるローンがあるのだ。いずれ金利が上がれば、こんなことは考えられなくなる。 超低金利の今だからこその現象で、この時期に住宅取得を考えている人限定のチャンスといっていいだろう。 ほぼ半数の人が変動金利型を利用 住宅金融支援機構が民間住宅ローンを利用してマイホームを買った人たちを対象にした調査では、図表1にあるように、最近はほぼ5割前後の人が「変動型」の住宅ローンを利用し
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