「知識は正しい方がよい」などという考え方は、「知的倫理観」などというもっいぶった言い回しをするまでもなく当たり前のようですが、世の中では比較的無頓着に扱われています。 人間は意外と合理的 - Skepticism is beautiful という話で終了した話の続きです。 本当に正しいことに無頓着なの? 以前のエントリで、私の考える懐疑主義者のガイドラインを示しました。 調べる努力をせよ 信念ではなく根拠に基づいて信じよ 根拠の強さに応じて確信度を決めよ 信じるときは間違っていることを覚悟せよ 根拠が不十分ならば保留する勇気をもて あなたが懐疑主義だと思っているものは懐疑主義ではない - Skepticism is beautiful 調べようとしないことで1に違反し、白黒二分法*1に陥り2や3に違反し、合理的な反論や提示された根拠を無視して4に違反し、殆ど根拠がなくとも結果を出すことで、