鳥取市教委が公募で選定した鳥取城跡のマスコットキャラクター「かつ江(渇え)さん」が市民らから「不快」などと批判を受け、ホームページ(HP)での公開を4日間で終了した問題で、キャラクターを作成した同市内の男性(40)が11日、毎日新聞の取材に応じ「作品の公表の仕方や管理をしっかりしてほしかった」と不満を述べた。 【維持費が年100万円を超える機関も】独法関係機関でゆるキャラ乱立 作成した男性は、インパクトを持たせるため、色鉛筆を使って荒々しい絵柄にし、名前も、鳥取城であった籠城(ろうじょう)戦「鳥取の渇(かつ)え殺し」を広く知ってもらおうと名付けた、という。男性は市教委の対応について、HPからダウンロードして自由に使えるようにした点を問題視。「ネット上での作品管理がずさんすぎた」と述べ、「もっと市民に説明を尽くしてほしかった」と訴えた。 一方、市教委への批判や抗議の電話は11日も続いた。