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ブックマーク / xtech.nikkei.com (34)

  • KDDI高橋社長が通信障害を陳謝、原因はコアルーター交換時の不具合とアクセス集中

    今回の通信障害では、音声電話やSMSが一時つながらなくなったほか、データ通信がつながりにくかったり途切れたりといった状態になった。影響を受けた回線数は7月3日午前11時時点の概算で最大約3915万回線。内訳はスマートフォン・携帯電話が同約3580万回線、MVNO(仮想移動体通信事業者)向け回線が同約140万回線、IoT(インターネット・オブ・シングズ)回線が同約150万回線、「ホームプラス電話」回線が同約45万回線。 通信障害のきっかけとなったのは、メンテナンスの一環としてモバイルコア網と全国各地の中継網をつなぐコアルーターのうち、1拠点で旧製品から新製品へ交換する作業。これに伴い通信トラフィックのルート変更を実施している際に「VoLTE交換機でアラームが発生した」(高橋社長)。確認したところ「ルーターのところで何らかの不具合が起き、一部の音声トラフィックが不通になったことが判明した」(同

    KDDI高橋社長が通信障害を陳謝、原因はコアルーター交換時の不具合とアクセス集中
  • 政府が日本全国の信号機20万基を5G基地局に活用検討へ、エリア拡大に弾み

    政府が全国に約20万基ある信号機を携帯電話事業者に開放し、5G(第5世代移動通信システム)の基地局を設置できるようにする方向で検討することが分かった。今週にも開催するIT総合戦略部(部長:安倍晋三首相)で議題に取り上げる。全国に広がる既存インフラの活用を促し、5Gのサービスエリア拡大を後押しする狙いだ。 5Gは4Gの100倍とされる超高速通信が可能だが、4.5ギガヘルツ帯などのほか28ギガヘルツ帯と高い周波数帯も組み合わせて使用する。高い周波数帯の電波は届く範囲が狭いため、街頭でいかにきめ細かく基地局を設置できるかが5Gの性能を発揮するうえで鍵をにぎる。信号機を活用すれば数十〜数百メートル単位での置局が容易になり、5G来の性能を発揮できるエリア拡大に弾みがつく。 政府は信号機を設置・管理する都道府県や、信号機の仕様や設置基準を定めている警察庁、通信行政を担当する総務省などを交えた会議

    政府が日本全国の信号機20万基を5G基地局に活用検討へ、エリア拡大に弾み
  • JALマイレージWebサイトに不正アクセス、約2700万人にパスワード変更を依頼

    航空(JAL)は2014年2月3日、同社が運営する「JALマイレージバンク(JMB)」の会員Webサイト(画面)への不正ログインが判明し、JMB会員になりすました第三者がマイルを特典に交換するトラブルが多数発生していたことを発表した。 JAL広報部の説明によれば、1月31日から2月2日までに7人のJMB会員がコールセンターに「身の覚えのない特典交換をされた」という問い合わせをした。JALが調査したところ、不正ログインによる「Amazonギフト券」への交換の可能性が疑われたため、2月2日16時までにAmazonギフト券交換サービスを停止した。不正交換の可能性があるJMB会員は約60人で、JALが個別に事実確認を進めている。 現時点では「Amazonギフト券」以外への特典交換の影響は確認されていないという。だが、不正ログインに至った経緯の全容が明らかになっておらず、今後影響が広がる可能性が

    JALマイレージWebサイトに不正アクセス、約2700万人にパスワード変更を依頼
  • 韓国の大規模サイバー攻撃は非正規Windowsサーバーのパッチ配布が原因

    3月20日に韓国で発生した大規模サイバー攻撃(関連記事1、関連記事2)。同時多発的に発生していることから、ウィルスを用いたサイバーテロ(サイバー戦争)という話が最も有力になっている。 筆者は、今回の事件は、韓国における非正規Windowsの存在が引き金になったと推測している。なぜ、そのように判断したか、順を追って解説してきたい。 まず、2003年に大流行したSQL Server 2000に感染するSQL Slammerというウィルスの存在を思い出してほしい。あのときは、米国と並んで韓国でも大きな騒動となり、一時インターネットが使えないなどの大混乱となった(関連記事3、関連記事4)。その大きな要因は韓国内で大量の海賊版Windowsを利用されていたことで、複数のサーバーで適切な運用及びセキュリティパッチが適用されておらず、そのため韓国内でウィルス感染が一気に広がり、韓国内のインターネットがダ

    韓国の大規模サイバー攻撃は非正規Windowsサーバーのパッチ配布が原因
  • “ロジカル”な文章を書くテクニックを身に付ける

    すべてのITエンジニアにとって、文書作成のスキルは欠かせません。電子メールのやりとりはもちろん、提案書や要件定義書や仕様書、議事録、報告書など、上司やチームメンバー、協力会社、顧客などに対して、文章でコミュニケーションをとらなければならない機会が、非常に多いからです。 連載「悪文と良文から学ぶロジカル・ライティング」は、ロジカルで分かりやすい文章を書くための「ロジカル・ライティング」の手法を伝授します。毎回、「悪文」の例を挙げて、どこが悪くて、どう直せばいいのかといったポイントをやさしく解説しているので、連載を読むだけで、ロジカルライティングのテクニックが自然に身につきます。「分かりやすい文章表現」ができずに悩んでいる方は、ぜひ一度、読んでみてください。 連載目次 ●オリエンテーション ・ITエンジニアにとって「書く技術」とは? ●文書の全体構成を組み立てられるようにする ・内容を大きく分

    “ロジカル”な文章を書くテクニックを身に付ける
  • ファーストサーバ最終報告書、ベテラン担当者のマニュアル無視を黙認

    ヤフー子会社のファーストサーバは2012年7月31日、6月20日に発生した大規模障害(関連記事)についての調査報告書(最終報告書)を公表した(写真)。報告書は、ファーストサーバに利害関係のない3人の委員による「第三者調査委員会」(関連記事)が作成した。同社Webサイトに「要約版」を掲載している。 報告書は調査対象とする事故を、6月20日に発生した「第1事故」と、第1事故で消失したデータが想定外の場所に復元された「第2事故」(関連記事)の2つとしている。 1人だけ自作プログラムでメンテナンス 報告書は、第1事故の事実関係について次のように言及している。ファーストサーバではシステム変更を実行する際、社内マニュアルに沿って実行することになっており、第1事故の原因となったシステム変更の担当者(A氏)以外は社内マニュアルに従っていた。 ところが、A氏だけはマニュアルに従わず、自作の「更新プログラム」

    ファーストサーバ最終報告書、ベテラン担当者のマニュアル無視を黙認
  • あなたの知らない超高速開発

    あなたが携わるシステム開発プロジェクトで、開発速度が10倍速くなったらどう思うだろうか。「利用者にすぐに使ってもらえたり早く帰れたりするので、嬉しい」と思うか、「人月で見積もっているので売り上げが減ったりこれまでのマネジメントの方法が変ったりするので、嬉しくない」と思うか。 いずれにしろ、その後にこう思うことだろう。「そもそも10倍なんてできるわけないじゃないか」。だが、実際にできているユーザー企業が登場している。 記者は今年の1月と2月、日韓国で25社以上のユーザー企業を訪ねた。日経コンピュータの3月15日号に掲載した特集「『超高速開発』が日を救う ~サムスンは既に始めている~」の取材のためだ。その中で、スクラッチ開発と比べて「10倍以上に開発効率が高まった」という声を、いくつも聞くことができた。三井住友海上火災保険や朝日生命保険、東京都足立区役所などである。 これは簡易的なシステ

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  • WindowsアプリをLinuxやUNIXで動かす「Wine 1.4」が安定版に

    Wineプロジェクトは2012年3月7日、WindowsアプリケーションをLinuxやUNIX上で実行できるソフト「Wine」のバージョン1.4安定版を公開した。Ubuntu、Fedoraなどの主要Linuxディストリビューション、FreeBSD、OpenSolarisなどのUNIX向けバイナリーをWebサイトからダウンロードできる。 Wine 1.4では、GDI+対応を拡充したグラフィックス描画機構、Windows VistaのAPIモデルをベースしたオーディオスタックなど、中核部分のコードを一新。日語の縦書きフォント、アラビア語やヘブライ語などの双方向文字のサポートやMicrosoft Office 2010対応などの機能も追加した。 WineはWindowsアプリケーションをLinuxやUNIX上で実行できるようにするミドルウエア。Wineは「Wine Is Not Emulrat

    WindowsアプリをLinuxやUNIXで動かす「Wine 1.4」が安定版に
  • 最新の軽量/レスキュー用Linuxを一挙紹介

    軽量化したものやレスキュー用途など特化型のLinuxディストリビューションが続々と新版をリリースした。最新カーネル3.0への対応をはじめ、各種ブラッシュアップが施されている。ここでは、これら7種類の特徴や最新情報を一挙紹介しよう。 Linuxディストリビューションには、UbuntuやFedoraといったメジャーなもの以外にも様々な特徴を持ったものが存在する。例えば、古いPCでも快適に動作するようカスタマイズされている軽量ディストリビューション、壊れたPCなどからデータを救出できるレスキュー用途のディストリビューションなどだ。 これらも日々進化し、バージョンアップを繰り返している。早くも、Linuxカーネル3.0を採用するディストリビューションも現れてきた。そこで、今夏新バージョンがリリースされたディストリビューションの特徴と強化点を紹介しよう(表1)。

    最新の軽量/レスキュー用Linuxを一挙紹介
  • Linuxディストリビューション「Ubuntu 11.10」がリリース、アプリ強化とクラウド対応を推進

    Linuxディストリビューション「Ubuntu 11.10」がリリース、アプリ強化とクラウド対応を推進 Ubuntuコミュニティは2011年10月13日(英国時間)、Linuxディストリビューション「Ubuntu 11.10」(開発コード名Oneiric Ocelot)を正式リリースした。Ubuntu公式サイトから32ビット版または64ビット版を無償でダウンロードできる。 Ubuntuは,英Canonicalが支援するUbuntuコミュニティによって開発されているLinuxディストリビューション。クライアントPC向けで高い人気があり、サーバー用途でも利用が広がりつつある。前バージョンである「Ubuntu 11.04」 との主な違いは、標準搭載アプリケーションの変更や機能強化、Linuxカーネルのアップデートなど。例えば標準のメールクライアントは「Evolution」から「Thunderbi

    Linuxディストリビューション「Ubuntu 11.10」がリリース、アプリ強化とクラウド対応を推進
  • LPI-JapanがSQLデータベース操作を基礎から学べる電子教科書を無償配布、EPUB版も用意

    エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)は2011年10月5日、オープンソースソフトウエア(OSS)として提供されているデータベースソフト「PostgreSQL」に対応したデータベース学習用の電子教科書「オープンソースデータベース標準教科書 -PostgreSQL-」(写真)の配布を開始した。 LPI-JapanのWebサイトあるいはオープンソースデータベース技術者認定試験のWebサイトから無償でダウンロードできる。ダウンロードに当たっては、氏名やメールアドレス、所属組織名などの登録が必要となる。パソコンなどで汎用的に閲覧できるPDF版のほか、電子書籍フォーマットの標準規格であるEPUB版も用意されている。 同教科書は、SQLデータベースに初めて触る初心者ユーザーを対象とした教材となっており、実習形式でSQLデータベースに関する基礎知識やPostgreSQLの基操作などを体系的に

    LPI-JapanがSQLデータベース操作を基礎から学べる電子教科書を無償配布、EPUB版も用意
  • Linuxコマンド集 INDEX:ITpro

    Linuxのコマンドをカテゴリ別にまとめました。コマンドの動作、構文、オプションの意味までを掲載しています。コマンドの基を学びたい方は「Linuxコマンド道場」を参照ください。ファイルの操作からテキスト・ファイルの処理方法まで,例題に基づいて学べます。 コマンド集(アルファベット順) | コマンド逆引き大全 | シェル・スクリプト・リファンレス カテゴリ一覧 シェル・コマンド | ファイル管理 | システム管理 | ジョブ・プロセス管理 | テキスト・ファイル操作 | ネットワーク管理関連 | ネットワーク・クライアント関連 | セキュア・シェル(SSH)関連 | デバイス関連 | 印刷関連 | 符号化操作(圧縮・展開・エンコード・デコード) | パッケージ関連 | mtools関連(MS-DOS互換) | その他 アルファベット順メニューへ シェル・コマンド &コマンドをバックグラウン

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  • “日本は特殊な国”か、通信を可視化してみたら意外な事実が分かった

    例えばFacebookやTwitterなどのソーシャルサービスは、実際にどれくらい国内企業ネットで使われているのか---。大手ファイアウォールベンダーの米パロアルトネットワークスは、半年に一度、世界中のユーザー企業を対象に大規模なトラフィック調査を実施し、様々なデータを収集および分析している。来日した調査担当者に、日の国内企業におけるトラフィック傾向などについて話を聞いた。 まずは調査の概要について教えてほしい。 2008年から約半年に1回の割合で、世界中のユーザー企業を対象にトラフィック調査を実施している。最新のデータは2011年5月に実施した調査で得たもので、調査対象となった企業の数は全世界で合計1253社、そのうち日の企業は87社入っている。調査対象企業の数は回を重ねるごとに大きく増えており、前回(2010年10月)は723社、前々回(2010年3月)は347社だった。具体的な企

    “日本は特殊な国”か、通信を可視化してみたら意外な事実が分かった
  • JavaScriptで作ったPCエミュレータ登場、WebブラウザでLinuxが起動するデモを公開

    JavaScriptでx86のPCをエミュレートし、その上でLinuxを動作させるデモ「Javascript PC Emulator」(通称jslinux)が2011年5月16日に公開された。この不思議なソフトはどう実現されているのか、早速調べた。 Javascript PC Emulatorは、Linuxのコンソールを真似るのではなく、実物のLinuxカーネルとユーザーランド(アプリケーション)が、JavaScriptで作った仮想PCで動くという驚きのソフトウエアである。 作者は、仮想化ソフト「QEMU」の原作者であるFabrice Bellard氏だ。Bellard氏は、さまざまな動画や音声を変換できるツール「FFmpeg」や、コンパイル時間が短くてサイズの小さいCコンパイラ「TCC」など、CPUに近い部分の技術を生かしたソフトを作っている凄腕ハッカーだ。 実際にWebサイト(http

    JavaScriptで作ったPCエミュレータ登場、WebブラウザでLinuxが起動するデモを公開
  • 評価を高める仕事術(17)「抽象的なこと」を言う人は仕事が遅い

    この連載では、「ダメに見せないことで評価を高める」ための仕事術を扱っている。前々回と前回は、六つめのネガティブ特性である「ひと言で語れない、話が冗長」について説明した。ネガティブ特性は以下の通りである。 先を読まない、深読みしない、刹那主義 主体性がない、受け身である うっかりが多い、思慮が浅い 無責任、逃げ腰体質 質が語れない、理解が浅い ひと言で語れない、話が冗長 抽象的、具体性がない、表面的 説得力がない、納得感が得られない 仕事が進まない、放置体質 言いたいことが不明、論点が絞れない、話が拡散 駆け引きできない、せっかち、期を待てない 今回から七つめのネガティブ特性である「抽象的、具体性がない、表面的」について説明する。 仕事の「分解」「詳細化」ができない 「抽象的」には大きく二つの意味がある。大辞泉には、(1)いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま(

    評価を高める仕事術(17)「抽象的なこと」を言う人は仕事が遅い
  • データベースの内部動作を知る

    SQLのプログラミングは奥が深い。特にパフォーマンスの観点から、そう言えるだろう。 みなさんご承知の通り、同じ結果を出すプログラムでも、SQLの書き方次第で処理時間に何倍もの差が生じ得る。効率の悪いSQLを書いてしまう原因は、多くの場合、リレーショナルデータベースの内部動作やアプリケーションに関する理解不足である。両者をよく知った上で最適なSQLを書けるようになることは、システムエンジニアとしての重要なスキルの一つである。 特集『基礎から理解するデータベースのしくみ』では、リレーショナルデータベースの内部動作について、基的な部分を分かりやすく解説している。SQLプログラミングに役立つことはもちろん、SQLチューニングやデータベース設計のための基礎知識としても不可欠だ。 イントロダクション ブラックボックスのままでいいの? Part 1:SQL文はどのように実行されるのか SQL実行までの

    データベースの内部動作を知る
  • アシストがLinux OS「Ubuntu」の企業向けサポートを開始

    アシストは2011年6月21日、英Canonicalと国内総代理店契約を締結し、Linux OS「Ubuntu」の企業向けサポートサービス「Ubuntu Advantage」の提供を開始すると発表した。UbuntuはCanonicalの支援により開発されているLinuxディストリビューションである。 Ubuntu Advantageは、Canonicalが提供しているサポートサービス。管理ツール「Landscape」およびサポートサービスをサブスクリプションサービスとして提供する。Landscapeはサーバー、デスクトップ、クラウド上の仮想マシンなどの稼働状況を監視し、タスクの自動化やパッチの適用などを行う機能を備える(写真)。 アシストはOpenOffice.org、PostgreSQL、Talend Open Studioなどのオープンソースソフトウエアのサポートサービスを提供しており

    アシストがLinux OS「Ubuntu」の企業向けサポートを開始
  • IaaS構築ソフトのOpenStack新版が公開、仮想マシンのサーバー間移動が可能に

    OpenStackは2011年4月15日、仮想マシンや仮想ストレージなどのITインフラを提供するIaaSを構築できる「OpenStack」の最新版となる「Cactus」を公開した。IaaS構築ソフトとして必要な機能が一通りそろった。 OpenStack Cactusは、オープンソースのIaaS(Infrastructure as a Service)構築プラットフォームだ。仮想マシンや仮想ネットワークといった複数ある仮想化ソフトを統合管理する“司令塔”として動作し、クラウドサービスとして運用するためのAPIやユーザーインタフェースを提供する(写真1)。 最新版のCactusでは、物理サーバー間で仮想マシンを起動したまま移動させる「ライブマイグレーション」への対応や、制御可能な仮想化ソフトの拡充などを実施(表1)。2010年10月の第1版「Austin」、2011年2月の第2版「Bexar」

    IaaS構築ソフトのOpenStack新版が公開、仮想マシンのサーバー間移動が可能に
  • オリジナルLinux作りは誰でもできる

    Linuxといえば“無料で使える”パソコンOSとして知られているが、Linuxの魅力はそれだけではない。筆者は、自分好みにカスタマイズしたLinuxを作成し、それをパソコン上で起動したり、ハードディスクにインストールしたりして使えることだと考える。 Linux*1ではソースコードが公開されているのだから、Linuxに詳しいプログラマならそれも可能であると思うだろう。しかし、Linuxの初心者でも自分好みにカスタマイズしたオリジナルLinuxを簡単に作成できてしまう。それも不具合修正やセキュリティ対処などのメンテナンスが可能で、安心して使い続けられるものになる。 *1 LinuxはOSの中心的な機能を提供するカーネルのこと。正確にはOSとしてのLinuxは「Linuxディストリビューション」だが、ここではLinuxと呼ぶ。 既存のLinuxをベースにする 筆者の所属する日経Linuxでは、オ

    オリジナルLinux作りは誰でもできる
  • Androidをx86パソコンで動かしてみよう(Android 2.2/2.3編)

    皆さんこんにちは。ミラクル・リナックスの天野光隆です。日経Linux誌では時々登場させていただいてますが、ITproでの寄稿は初めてになります。ミラクル・リナックスは、LinuxサーバーOSや、デジタルサイネージソリューションの開発、販売を行っている会社で、私は組み込み関連の開発を行っています。 Androidは携帯電話のOSというイメージがありますが、普通のパソコンでも動作します。以前にも「話題の携帯向けOS「Android」をx86パソコンで動かしてみよう」という記事がITproに掲載されましたが、今回はより新しいバージョンのAndroidを動かしてみましょう。 「Android 2.3(開発コードネーム:Gingerbread)」は2010年12月に米Googleが正式リリースした、携帯電話向けAndroidの最新版です。前バージョンである「Android 2.2(開発コードネーム:

    Androidをx86パソコンで動かしてみよう(Android 2.2/2.3編)