「地球温暖化の原因は太陽の活動」説を否定する新論文(1) 2007年7月 9日 環境 コメント: トラックバック (0) Fraser Cain 2007年07月09日 人間の排出する二酸化炭素が原因で、地球の全域で気温が上昇しているという点について、研究者の科学的な見解は一致している。だが今なお、人間の活動が地球の気温に影響している徴候を認めようとせず、根本的な原因は自然のプロセスにあるとの主張を続ける人々もいる。 これらの人々が気候変動の原因と主張する自然のプロセスの1つが、宇宙線だ。 2000年に『Physics Review Letters』誌に掲載されたある論文では、ペルーのワンカヨにある中性子観測施設のデータから、下層雲(地表から3.2キロメートル以下の高度にある雲)のできている地域で、宇宙線の量が増えていることを指摘している。 この宇宙線の量は太陽風の強さに影響される。これは