サウジアラビア・リヤド(Riyadh)で諮問評議会に出席する、同国のイスラム教最高指導者で高位聖職者評議会議長を務めるアブドルアジズ・シェイフ(Abdul Aziz al-Sheikh)師(2008年3月15日撮影)。(c)AFP/HASSAN AMMAR 【1月15日 AFP】サウジアラビアのメディアが14日伝えたところによると、同国のイスラム教最高指導者がこのほど、たとえ10歳の少女の結婚であっても、シャリーア(Sharia、イスラム法)は認めているとの見解を示した。 同国の高位聖職者評議会議長を務めるアブドルアジズ・シェイフ(Abdul Aziz al-Sheikh)師は、12日夜の説教で、「シャリーアが15歳未満の女性の結婚を禁じているというのは間違いだ。10歳や12歳でも結婚する資格はある。彼女たちが若すぎると批判する者は、少女たちに不正義を働いているのに等しい」と述べた。 同国