福井県勝山市の県立恐竜博物館近くの広場で、恐竜モニュメント「ホワイトザウルス」の頭部が落下した。今月11日、近所の人が異変に気付いた。 全長17・5メートル、高さ6・8メートル。木製の骨格を和紙と樹脂で覆い、全身真っ白。2011年以降、撮影スポットとして人気だったが、骨格の木が朽ちた。 管理する市は、壊れたものを撤去し、防水性を高めて同じデザインで新調する方針。ただ、「復活」は来年度になる見込みだ。担当者は首をながくして待つ。
12党がそれぞれ票を集めた「地盤」はどこか、都道府県別得票率を元に日本地図にしてみました。他にも1人区の勝敗グラフや18歳・19歳の投票行動分析なども紹介しています。
山形県警酒田署は2日、庄内地方の10代の少女を未成年者と知りながら親の許可もなく1日余りにわたって連れ回していたとして、埼玉県蕨市塚越2丁目、無職田中亮吉容疑者(26)を未成年者誘拐容疑で逮捕した。少女にけがはなく、田中容疑者は容疑を認めているという。 同署によると、田中容疑者はインターネットのSNSを通じて知り合った少女に「会いたい。アニメショップに行こう」と誘い、6月25日午前11時ごろ少女を自宅付近までレンタカーで迎えに行った。その後、庄内空港から航空機で首都圏へ出掛け、翌26日午後6時ごろ、自宅近くに送り届けるまで連れ回した疑い。 母親が無断外泊した少女を問い詰めたところ、少女が初対面の田中容疑者と会っていたことを話したといい、母親が同28日、同署に出向いて相談していた。
一緒に川遊び中、兄の頭にもりを当てたとして、奈良県警は2日、県内の中学2年生の男子生徒を傷害容疑で現行犯逮捕し、発表した。兄は重体だったが、約5時間後に死亡した。生徒は「友だちに渡すつもりが、兄に当たってしまった」と話しているという。 県警によると生徒は2日午後3時45分ごろ、同県東吉野村の高見川で中学3年生の兄の頭にもりを当て、負傷させた疑いがある。 もりは柄が約2メートルの竹製だが、二股に分かれた先端部分は鉄製で長さ約10センチ。現場には兄弟と母、兄弟の友人の中学3年の男子生徒2人の計5人がいた。友人の一人が生徒に「もりを貸して」と言い、生徒が投げて渡そうとした際に手元が狂ったとみられる。5人は母の運転する車で遊びに来ていたという。
宮城海上保安部は2日、密漁したアワビ約3200個(約290万円相当)を所持していたとして、宮城県美里町の無職伊藤雅之容疑者(59)ら男4人を、県漁業調整規則違反の疑いで現行犯逮捕したと発表した。 ほかに逮捕されたのは、同県登米市の会社役員白井孝史(42)、同市の無職冨士原義経(33)、同市の無職寺島孝(35)の各容疑者。 同海保によると、伊藤容疑者らは1日午前2時ごろ、宮城県石巻市の沖合で、県が定めた捕獲禁止期間にもかかわらず、アワビを採ってかごの中に持っていた疑いがある。約3200個のうち約2千個は、採ること自体が禁じられている殻の長さが9センチ以下のアワビだったという。 同海保は「漁業者が東日本大震災からの復興に努めているなか、密漁は許しがたい」としている。
生放送のラジオ番組中に、スタジオ内でタレントの女性を蹴ったなどとして、愛知県警は30日、名古屋市瑞穂区初日町1丁目のタレント宮地佑紀生(本名・由紀男)容疑者(67)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 千種署によると、宮地容疑者は27日午後2時55分ごろ、同市東区の東海ラジオのスタジオで生放送中、共演者の神野三枝さん(50)の左ひざを数回蹴ったうえ、マイクで唇を殴り、約10日間のけがを負わせた疑いがある。同署は動機などを調べている。 宮地容疑者は、東海地方を拠点にテレビやラジオなどで活動している。 出演ラジオ番組は打ち切り 番組は「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」。1997年から続く生放送の人気番組で、宮地容疑者と神野さんがパーソナリティーを務めていた。東海ラジオによると、事件があった27日も2人が出演し、最後まで放送を続けたという。翌28日以降、アナ
自民党の麻生太郎副総理兼財務相が17日、北海道小樽市での講演で「90歳になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。オイいつまで生きてるつもりだよと思いながら見てました」と語った。麻生氏自身も75歳だが、高齢者への配慮に欠けた発言として批判が出ている。 麻生氏はこの日、参院選の立候補予定者の応援などで北海道を訪問。小樽市の党支部会合で経済政策について語り、「1700兆円を超える個人金融資産があるのに消費が伸びていない」などと指摘する中で「90歳の老後」に言及した。自らの祖母が91歳まで元気だったと紹介し、「カネは一切息子や孫が払うものと思って、使いたい放題使ってましたけど、ばあさんになったら、ああいう具合にやれるんだなと思いながら眺めてました」とも語った。貯蓄より消費が重要として「さらにためてどうするんです? 金は使って回さないとどうにもならない」とも述
関税法違反などの罪で起訴され、拘置所に勾留されている指定暴力団「山口組」直系団体の50代幹部について、大阪地裁が先月、勾留の執行停止を5時間半に限って認め、娘の結婚式に出席させていたことが地裁などへの取材でわかった。本人の病気や親の危篤などでなく、祝い事での執行停止は極めて異例だ。 勾留停止は5月の挙式予定日の午後0時半から午後6時まで認められた。被告側は「服役を繰り返して娘の成長期に不在のことが多かった。娘も結婚式への出席を望んでいる」と申請。大阪地裁が同月10日、警察官と弁護人の同行を条件に、式がある関西のホテルへの一時滞在を認めた。 大阪地検は申請に反対意見を出した。初公判の前ではあるが、被告が否認していて、逃走の恐れがあり、組員で前科もあるとの理由だった。結果的に勾留停止が5時間半に限られ、警察官の警備態勢も整ったとして、不服申し立ての準抗告はしなかった。地裁は今回、同時に申請され
福島県は6日、東京電力福島第一原発事故当時18歳以下の約38万人を対象にした甲状腺検査で、1月から3月の間に新たに15人ががんと診断され、計131人になったと発表した。うち1人は事故当時5歳だった。県の検討委員会は「これまでのところ被曝(ひばく)の影響は考えにくい」としている。 甲状腺検査は2011年秋から13年度までの1巡目検査(先行検査)と14年度~15年度までの2巡目検査(本格検査)に分けて集計している。3月末現在で、がんが確定したか疑いがあるとされたのは計173人。うち116人は11年秋から13年度までの1巡目検査で、57人は14~15年度までの2巡目検査でわかった。1巡目では102人が手術を受け、1人が良性、101人ががんと確定。2巡目では、30人が手術を受け、がんが確定した。 県の検討委員会はこれまで、チェルノブイリ原発事故に比べて福島県民の甲状腺被曝が少ないことや、チェルノブ
千葉県船橋市教育委員会は30日、同市立小学校で内科検診が行われた際、5年生の男子42人が学校医の男性医師(69)に下腹部を触られていた、と発表した。 市教委によると、検診は26日午後に実施。5年生の男子63人のうち42人が性器などを触られていた。検診後に児童が騒いでいたため、職員が聞き取って発覚した。今のところ女子の被害報告はないという。 この医師は学校医となって11年目というが、これまで同様の被害報告はなかったという。市教委は「市医師会から推薦を受け、信頼して学校医をお願いしていたので誠に遺憾。今後、事実関係を精査の上、厳正に対処していきたい」とコメント。医師会側には学校医を交代させる意向をすでに伝えたという。
歩きながらスマートフォンの画面を見たり操作したりする「歩きスマホ」が原因の事故が絶えない。人で混雑する場所での衝突や駅のホームからの転落事故――。消防や鉄道会社、携帯電話会社が注意を呼び掛け続けているが、今月13日には電車にはねられ死亡する事故も発生した。 東京都品川区にあるりんかい線天王洲アイル駅。13日朝、都内の大学に通う20代女性がホームから転落し、走行中の電車にはねられ亡くなった。警視庁品川署によると、女性はスマホの画面を見ながらホームを横切るように歩いていた。耳にはイヤホンを付けていたという。 2002年に全線開通したりんかい線で、ホーム内での死亡事故は、これが2件目だった。事故を受け、列車を運行する東京臨海高速鉄道は線内7駅のホームに「歩きスマホ 大変危険です」と注意を促すB2判のポスター計28枚を掲示。これまでもホームや車内のアナウンスで注意を促していたが、同社担当者は「痛ま
「なぜ、アメリカの大統領は来ないんだろう」。夏休み中の登校日だった8月6日(広島原爆の日)。小学校のテレビで平和記念式典を見ていて、いつもそう思っていました。米国は原爆を落とした国なのに。各国の首脳が参列し、花を捧げているのに。 私は広島県尾道市で生まれました。祖父は山陽新聞(岡山市)の尾道支局の記者。原爆投下された翌日、応援要請を受けて広島市に入って被爆しました。その7年後、被爆のことを何も語らないまま亡くなりました。でも、私にとって原爆は「歴史の出来事」ではなく、自分とつながっていると感じて育ちました。 民放のテレビ局で記者をしていたとき、太平洋戦争で戦闘機に乗った人を取材しました。戦争に加担したという悔いからか、なかなか話さない。そんな中で開いた口から出た言葉はとても重かった。「二度と繰り返してはいけない」という強い信念を感じました。 日本も含めて、自分の国が戦争をした事実を歴史の中
AP通信によると、地中海に墜落したパリ発カイロ行きエジプト航空機について、エジプトの法医学捜査当局者が24日、墜落した海域から見つかった乗客と見られる遺体の状況から、同機が空中爆発した可能性があるとの見方を示した。 当局者はカイロの遺体安置所に搬送された遺体を調べたという。「論理的に考えると、爆発で墜落したようだ」と語った。爆発の原因は不明とした。またエジプトメディアは24日、当局者が「見つかった遺体は大きくても手のひらくらいで、爆発が爆発物によるものか、別の要因なのかは特定できない」と語ったと伝えた。一方、国営中東通信によると、法医学捜査当局のトップは、報道について「信憑性(しんぴょうせい)に欠けており、推測でしかない」としている。(カイロ=翁長忠雄)
大阪市の長居公園で2012年8月、野外コンサートに向かっていた女性(当時22)が落雷で死亡した事故で、主催した2社に遺族が計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、大阪地裁であり、長谷部幸弥裁判長は「会社側に保護義務はなかった」として訴えを棄却した。 亡くなったのは北九州市の会社員岩永牧子さん。父浩美さん(54)と母和子さん(56)が、「エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ」(東京都)などを訴えていた。 判決などによると、公園の陸上競技場で12年8月18日、「EXILE」などが出演するコンサートがあった。同日午後2時ごろ、牧子さんは会場に向かう途中で豪雨に見舞われ、グッズ販売などをしていた場所から約200メートルの木のそばに移動。午後2時10~15分に雷が落ち、意識不明の重体となり翌日、死亡した。 遺族側は落雷事故は予想できたとし、「コンサート会場や、主催者が設定した会場へのル
国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は20日、2016年の「報道の自由度ランキング」を発表した。日本は、対象の180カ国・地域のうち、前年より順位が11下がって72位だった。特定秘密保護法の施行から1年余りを経て、「多くのメディアが自主規制し、独立性を欠いている」と指摘した。世界的にも報道の自由は損なわれつつあるという。 日本は10年には11位だったが、年々順位を下げ、14年59位、15年は61位だった。「国境なき記者団」はかねて、取材の方法しだいで記者も処罰されかねない特定秘密法に疑問を呈してきた。14年12月に同法が施行された後、メディアが自主規制に動くのは、「とりわけ(安倍晋三)首相に対してだ」とした。 「良い状況」「どちらかと言えば良い」「問題がある」「厳しい」「とても深刻」の5段階では、日本は「問題がある」に位置づけられた。 ランキングは、インターネットへのアクセスなども含
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