ペーパー離婚・再婚という手段 参考書籍には、色々な別姓実践者の実例が載っていましたが、驚いたのは、必要に応じてペーパー離婚・再婚をしている人がいるということでした。基本は事実婚なのだけれど、家を買う局面などで夫婦であることの証明が住民票などで必要になった時には婚姻届を出して法律婚状態を作っておく、あるいは、逆に、普段は相手の姓で法律婚、自分は通称使用をしているけれど、自分の名前で住民票などの証明が必要になった時は、それに合わせて離婚届を出す、などの形です。 楽しくやろう夫婦別姓―これからの結婚必携 作者:瑞穂, 福島,恵子, 福沢,富士子, 榊原明石書店Amazon 確かに、自分の姓は変わらない、結婚で姓が統一されるのは制度に起因する便宜的な処理に過ぎない、と考えれば、便宜的に婚姻届や離婚届を出すことも有り、となるでしょう。最も多いのは、事実婚夫婦で子どもを嫡出子にするために出産の前に婚姻