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世界禁煙デー
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今年になってから新聞やテレビで、農作物の受粉用に貢献しているミツバチの不足について広く報道されています。その原因のひとつとして、ミツバチに寄生するダニが重大な被害を及ぼしていると考えられています。 そのダニの名前は、ミツバチヘギイタダニといい、雌の成体(親)は、体長約2ミリの楕円形で褐色。雄は体長1ミリの円形で乳白色をしています。ミツバチの幼虫が大きくなったときに、雌の親ダニが働き蜂に見つからないように巣房に侵入します。やがてその巣房に蓋がかけられ閉鎖空間になると、雌ダニがミツバチの前蛹(ぜんよう)(幼虫と蛹(さなぎ)の間の時期)から体液を吸い、産卵を行います。卵から孵った複数の子ダニは親ダニの保護のもとで育ち、1週間ほどで子ダニから親ダニになり、交尾をします。やがてミツバチが成虫になり巣房の蓋を開けて出てくるときに、ミツバチの体に便乗して外に出てきます。そして、違う巣房に寄生し、この繁殖
まず、わたしの仕事場である、山田養蜂場のある「鏡野」のご紹介からはじめたいと思います。 鏡野町は中国山脈の山すそに位置しており、北は「泉山(いずみやま)」という千メートル級の山がそびえ、そこから流れ出る「香々美川」(かがみがわ)がつくる渓谷に沿っておりてくると、市場(いちば)という周辺で平野に変わります。岡山県の美作(みまさか)盆地のはずれにあたるのですが、川は町内を流れて岡山の三大河川のひとつ吉井川に合流します。高い山があり、低い里山があり、蛍の飛ぶ清流が流れ、春にはれんげが咲く田んぼが広がっている、といった典型的な田舎の風景です。 山田養蜂場はこのような自然の残っている鏡野町の各地に何ヶ所も分散して養蜂場を設置しています。 さて、養蜂家が養蜂場を新しく作ろうとする時、一番初めに考えることは一体何でしょう。 それはミツバチの餌になる蜜を良く出してくれる花があるかどうかということです。 春
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