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※このコラムには東野圭吾の『白夜行』『容疑者Xの献身』、映画『少年的你』及び小説『少年的你,如此美麗』などの作品のネタバレが含まれています。 ■大ヒット映画の原作に盗作疑惑 中国で東野圭吾が熱い。ブームなのは数年前からずっとそうなのだが、ある映画の上映がきっかけとなり、先月から東野圭吾にまたしても注目が集まっている。 話題の発端となったのは、10月25日から中国で上映されている『少年的你』(仮訳:若いあなたに)だ。大学受験のプレッシャーや過酷さ、イジメ、少年犯罪など今の10代の若者を取り巻く社会問題をテーマにしたこの映画の原作小説『少年的你,如此美麗』(仮訳:若いあなたはこんなに美しい)が、かねてより東野圭吾の『白夜行』『容疑者Xの献身』及び他作品を盗作しているという疑惑が上がっており、映画公開がきっかけとなり炎上が可視化したというところだ。ここでは映画のあらすじを紹介してみよう。 201
みなさんこんばんは。第5回のミステリアス・シネマ・クラブです。このコラムではいわゆる「探偵映画」「犯罪映画」だけではなく「秘密」や「謎」の要素があるすべての映画をミステリ(アスな)映画と位置付けてご案内しております。 秋の夜、少しずつ肌寒くなってきたようですね(私が住んでいる場所はあまりまだ寒くないのですが)。私は秋冬の温かい紅茶が美味しい時期になると心の中の暗黒乙女が騒ぎ出すので、大きな階段のある古いお屋敷や陰鬱な暗い森といった閉じた場所を舞台に、謎めいた女性と怪奇現象や亡霊の気配、過去をめぐる秘密が交錯するようなゴシックロマンスやクラシカルなホラーの要素があるミステリを楽しみたくなってきます。『レベッカ』『回転(ねじの回転)』といった小説も映画も名作が多々あるこのジャンル、実は今年映画館で「これはまさかの〈お屋敷もの〉の傑作ではないか……!」と驚いた作品がありました。それが今回ご紹介す
8月11日、中国の安徽省で22年前の殺人事件の犯人が捕まりました。これだけだと単なる難事件の解決で話題が終わるだけですが、2人組の犯人のうち1人が法人企業の代表者で、もう1人が小説家だったことが耳目を集めました。 事件は1995年11月に浙江省の旅館で起きました。娘の目の手術代5000元が必要だった劉永彪は同郷の汪維明に誘われて浙江省湖州市の織里鎮にやって来ました。ここは当時アパレル産業が発達していてお金持ちがたくさんいたそうです。観光客として旅館に泊まった2人のうち劉永彪は同室になった山東省の商人がスーツを着ていたことからお金を持っていると考え彼を殺害しますが、十数元のお金しか得られず(商人はその時ズボンの股間の部分(?)に数千元の現金を隠し持っていたようだが2人は見つけられなかった)、ターゲットを旅館の経営者に変えます。そして経営者の60歳の夫婦と12歳(13歳という記述も)になる孫を
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