HOTEL SHE, KYOTO が詩人の最果タヒとコラボレーションした、「詩のホテル」に宿泊してきました。 個人的に大好きな最果タヒの言葉が、ホテルという現実空間とどうな風に手を繋いでいるのか。 それが気になって、予約サイトを見かけた時にパッと予約。改めて確認すると、僕が予約したのはオープン初日でした。 部屋に入ると、目に飛び込んでくる壁面の詩。 おお、と見入ってからあたりを見渡すと、ベッド上のソファ、スリッパ、エアコン、果てはシャンプーやリンスのボトルにまで、言葉たちが並んでいます。 はじめは詩とのかくれんぼを楽しむように、「まさかこんなところにも」「ここにはないだろう」と、シーツを引っ剥がしたりコップを取り出してみたりと、バタバタ部屋の中を動きまわっていました。 かくれんぼも終了し、目で、手で、詩を味わったあとは、バタンとベッドに倒れて、言葉に囲まれた空間でぼぅっとしていました。 そ