サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
円安とは
tanakatosihide.hatenablog.com
ホンモノのDVの怖さは、毎回の打撲や流血、あるいは激しい怒鳴り声やカネの奪取という瞬間的暴力よりも、 「このオトコ/オンナ(30代夫婦のDV加害者は妻のほうが多い)に一生つきまとわれるかもしれない」 という心理構造の背景にある関係性のようだ。 その関係性は多くは「共依存」と呼ばれ、激しい暴力や怒鳴り声の数時間後や翌朝に現れる加害者の「謝罪」現象で判断することができる。 もう2度としない、ごめんなさい、と涙を流し謝罪する加害者を見て、被害者の妻や夫は、 「今回は許してあげよう」 と思ってしまうようだ。そして、 「わたしが殴られるからこの人は外で事件を起こさない、この人を守っているのはわたしなのだ」 という、独特の心理構造に陥る。 ** こうしたホンモノのDVの背景にはアルコールやギャンブルといったアディクション(依存)の問題もあり、そうした「アディクション〜DV/暴力〜共依存」のリンクが、密
11月27日、立川で「共同親権研究会@西東京2〜オレンジ革命の内側と外側から」というイベントがあり、僕も登壇していろいろ語った。 その夜は、研究会のあと懇親会を21時30分過ぎから開始し、20名以上の方が参加されたと思う。 研究会を受けた熱いトークが懇親会でも繰り広げられ、場所は立川という都心から比較的離れた都市で開催したため終電を逃した方々も10名近くおられ、それらのみなさんが始発待ちのためにカラオケ屋で過ごすという、久しぶりのファンタスティックな一夜となった。 研究会自体は「内側と外側から」という副題にもあるとおり、別居親やそれを支援する弁護士の方という「内側」の人たちと、僕のような支援者や一市民として共同親権問題に関心を持った方々、大手マスコミやフリーのメディア関係者といった「外側」の人たちが集まり、来春にも控えている民法改正も視野に入れたさまざまな問題が議論された。 そこで印象的だ
昨日11/13、2回目の「共同親権研究会・交流会@沖縄」があり、別居親の父たちが集まってそれぞれが語らった。 それぞれの子どもの思い出を話し、それぞれが沖縄でできることを確認し、お互いがいたわり合った。 いつもこの会を大阪や川崎や那覇で司会進行していて僕が感じるのは、それら別居親たち(父が多いが母も含む)の持つ「静かさ」とやさしさだ。 それら別居親たちの多くが、月1回の子どもとの「面会交流(冷たい言葉だ)」さえ果たせないことが多い。4人に1人の別居親しか月1面会交流ができず、それ以外は何年にも渡って実際に子どもと会っていない。 月に1回子どもの「写真」が送られてくる「間接交流」というまやかしの方法もある。それすらなく何年も子どもと会えない別居親も普通に存在する(何万人単位で)。 そうした事実を別居親たちは静かに語る。 *** そこでタブーな話題が、「子どもが成人になったら会える(から今は我
Twitterを眺めていると、驚くほどの別居親(主として男性)の方々が、「妻(夫)に不倫された」とつぶやいている。 その方々は同時に、不倫した妻(と離婚弁護士)によって、子どもを連れ去り/拉致されている。 拉致されると、ご存知のように、拉致された別居親は実の子どもといえども会いにくくなる。 会えても、月に1 回2時間程度だ。 だから、共同養育を要望する別居親がほとんどで、そのための共同親権の法改正がいよいよ来年に迫ってきたと言われる。 だから僕は素朴な疑問を抱く。 予想通りに共同親権・養育へと制度が改正された時、不倫によってこじれてしまった元夫婦は、共同養育へと無事移行することが可能なのだろうか、と。 *** Twitterでは、こんなご意見も寄せられた。 気持ちは想像できなくもないけど、これは共同養育、共同親権の話とはあまり関係がないのではないかなあ。不倫をしていても母親としては機能して
今年は、これまで共同親権を模索してきた人々の思いが一気に集約される年になったと思う。 長くこの運動に携わってきた方からすれば、「あの数年前も同じような鼓動があった」と振り返ることだろう。 また、当事者たちのそれぞれの「運動論」からすれば、運動の進め方の細かい違和感はあると思う。「単独親権」を完ぺきに排除するかしないか云々。 けれども、恩讐を超えて、今こそ親権のベースを共同親権に据える時がやってきたことは、運動の中心にいる人たちは感じ取っているだろう。 *** だが、恩讐を越えられない人たちもいる。 変な日本語だが、あの「高葛藤」に悩まされてきた元夫婦からすれば、葛藤(要するにケンカ)体験の重みがすごすぎて、共同親権など考えることもできない。 そこに、あからさまなDVや児童虐待がなくとも、離婚と離婚以降も延々もめてきた元カップル/夫婦からすれば、その葛藤を乗り越えた「共同」などは偽善に思える
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『tanakatosihide.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く