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中東情勢
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昨日、Bloombergにこのような記事が投稿されました。 www.bloomberg.co.jp VIXが31を上回ると株式のリスクヘッジ商品であった債券や金も売られる(=現金化される)ようになるので、今はとても投資できる状況ではないという内容です。 実際のところ、債券や金が売られているというのは私も感じているところです。 例えば以前にレイ・ダリオ式ETFとしてご紹介した『RPAR』。 umejiro330.hatenablog.com 株式以外にも債券や金、商品を組み込んだポートフォリオとなっており、異なるアセットクラスに分散がされているETFです。 しかしながら、VIXが常に31を超えるようになった3/9以降下落が続いています。 好調だったRPARも3月頭から15%以上下げた 今のマーケットは混乱状態で、積立投資家が下手追加投資したりすると大やけどしそうです。 なので、私は今月も購入
以前に、アメリカで流行る『FIRE』という考え方を紹介しました。 その際に、リタイアした後の資金については『利回り7%で、引き出し4%くらいならリターンが引き出し率を上回るので安心だ』と書きました。 umejiro330.hatenablog.com 確かに、上記は一見すると正しい話だと思うのですが、よくよく考えると捉え切れていないリスクがあることに気づきました。 それは『利回りの順序リスク』です。 資産を増やす場合であれば、1年単位でリターンのばらつきがあったとしても、数十年で平均すればばらつきは小さくなり、着実に増やすことが出来ます。 一方で、資産を使っていく場合はそうとは限りません。 リタイア後にすぐに暴落が来てその後好調な相場になった場合、どうなるのか? 逆に、リタイア後は好調な相場が来て、一定時間後暴落が来た場合どうなるのか? それをシミュレーションしていきます。 『利回りの順序
毎朝、スマートフォンの通知履歴に「過去最大の下げ幅」というのが連発するようになってきました。 3/12のダウ平均株価は2,350ドル下げ(前日比▲9.99%!)です。 寄り付きで、3/9に発動したばかりのサーキットブレーカーが改めて発動する状態。 証券口座をマネーフォワードに連携しているのですが、朝アプリを立ち上げるのが辛くなってきました… このような市場環境の中、なるべく心を安定させて過ごしたいもの。 価格が下がる銘柄を保有している場合、マーケットから退場せずに持ち続けるべきなのか、すべて処分するべきなのかと悩むところです。(主に長期投資家) 悩ましい時は、投資の名著に答えを求めるのもありかと。 今回は、チャールズ・エリスの名著『敗者のゲーム』から「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせよう」について書いてみます。 敗者のゲーム〈原著第6版〉 作者:チャールズ・エリス 発売日: 2015/01/
GLAYの『REVIEWⅡ』が昨日発売開始されました。 私はAWAの配信サービスで全曲ダウンロードしました。 www.glay.co.jp 過去記事で、GLAYに対する自分自身の考え方が古く、ここ10年で進化したGLAYについていけていない話を書きました。 umejiro330.hatenablog.com とは言え、やっぱりなんといっても90年代のGLAYが好きなんですよね… なので、DISC1(TERU's select)とDISC2(TAKURO's select)に好きなナンバーが入っています。 特にDISC2なんかはリミックスされた過去の曲が入っているので、個人的には新鮮です。 ところで、AWAでダウンロードした際に、1つ気づいたことが。 『REVIEWⅡ』以外に『REVIEW2.5』というアルバムが! どうやらこちらはREVEWⅡ発売前に急遽配信決定されたもので、REVIEWⅡ
昨日、レイ・ダリオ式ポートフォリオである『オール・シーズンズ戦略』をご紹介いたしました。 umejiro330.hatenablog.com しかしながら上記は自らポートフォリオを組み、リバランスを行う必要があり、やや面倒なものでもあります。 『オール・シーズンズ戦略』を実践してくれるETFがあればうれしい…そんな投資家の望みを叶えてくれるETFである、RPARをご紹介します。 日本の証券会社ではまだ販売しておりませんが、世界的に人気が高まっているそうです。 RAPRとは ブリッジウォーターとバンカメ出身者が組成したETF アセットアロケーション 実績 日本の証券会社で取り扱いなし まとめ RAPRとは まず、RAPRが何なのか、ご説明いたします。 ブリッジウォーターとバンカメ出身者が組成したETF RPAR(Risk Party ETF)は、レイ・ダリオ氏率いるヘッジファンドであるブリッ
2月中旬より、コロナウィルスの影響でマーケットが大きく下落し、その後も乱高下を続けています。 2019年9月~2020年3月のS&P500指数 特に、2月第4週のダウ下落率は12%で、これはリーマンショックやブラックマンデー・1929年の世界恐慌に匹敵する下落率だったそうです。 この下落を受けて、多くの投資家が株式を売却しました。 私もご多分に漏れずその中の一人で、マイクロソフトやVISA、マスターカードの株式を100万円ほど売却しました。(幸い、損失は出ておりません) ちなみに、私は上記銘柄はキャピタルゲイン狙いで投資していたとはいえ、長期保有しても問題ないと思い購入したものです。 では、なぜ売却してしまったのか。それはあまりの価格変動の大きさで、自らの資産が減少することが怖くなったためです。 一般に人間が利益を得る・または損失を被る場合に取る行動理論として、「プロスペクト理論」というも
昨日、FRBが緊急の利下げを実施したニュースがありました。 umejiro330.hatenablog.com それに協調するような形で、カナダでも0.5%の利下げが実施されたようです。 www.nikkei.com これは、3/3にG7で協議後発表された「適時かつ効果的な措置について、さらなる協調行動の用意がある」という共同声明に基づく行動と考えられます。 一方で、G7のメンバーである日本やECBは利下げに踏み切っておりません。 というのも、金融政策決定会合はユーロ圏が12日、日本が3月18日〜19日で実施されることから、決定会合後に利下げを実施するのではないかと考えられるためです。 ただ、FRBが先んじて緊急利下げを実施した手前、各国も緊急で続く可能性があります。 特に日本については、リーマンショック時に他のG7が協調で利下げを行う中、日本の金融市場は相対的に安定してる状態にあるとして
GLAYの25周年アルバム『REVIEWⅡ』が3/11に発売されます。 それに合わせてGLAYがアルバムのCMを出したのですが、その中で芝居をし、歌を歌うのが北川景子です。 GLAY『REVIEW Ⅱ 〜BEST OF GLAY〜』SPOT (HOWEVER ver.) GLAY『REVIEW Ⅱ 〜BEST OF GLAY〜』SPOT (SOUL LOVE ver.) 『SOUL LOVE』を選ぶ当たりが良いですね。1998年当時は『誘惑』と同時リリースされ1位、2位を独占しました。 ところで、『HOWEVER』が発売されたのは1997年、『SOUL LOVE』が発売されたのは1998年です。 一方で、北川景子は33歳ということなので20年前には小学生。 北川景子自身がリアルタイム世代かというとそういうわけでもありません。 ではなぜ北川景子なのか、それをまとめてみます。 「あいつも歌って
今日の日経平均は、寄り付きにおいては下落局面で始まりましたが、日銀の黒田総裁の『総裁談話』発表後に株価は上昇し、結果1%程の上昇で終了しました。 ただ、個人的には特に楽観できる内容の発表には思えませんでした。その理由を下記に示します。 『金融市場調節』や『資産買入れの実施』としか言っていない ETFの買い入れ自体は効果薄 今後の国内経済悪化に打ち手があるのか? 円高牽制も、効果が表れず 為替の反応薄 まとめ 『金融市場調節』や『資産買入れの実施』としか言っていない 改めて、総裁談話を見てみます*1。 最近の内外金融資本市場では、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済の先行きに対する不透明感が強まるもとで、不安定な動きが続いている。 日本銀行としては、今後の動向を注視しつつ、適切な金融市場調節や資産買入れの実施を通じて、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針である。 『適切な金
米国株、2日連続下落 株価は昨年10月水準まで下落米国株の下落が止まりません。 2日連続3%代の下落で、とうとう昨年度10月末水準まで落ち込みました。 ただ、よくよく考えると、これは正しい水準に戻ったのではないかとも考えています。軽いバブル状態でしたね。 FRBが国債の買い入れ額を増加させたのは2019年10月から。それが無ければここまで株価が上昇していたかは定かではありません。 アメリカは国に栄養剤を飲まされていたわけです。 栄養剤を飲んで頑張りすぎると、疲れが後からどっと来ますよね。 しかも疲れたところにコロナウィルスにまで感染してしまい、米国市場はひどい体調不良に陥ってしまいました。 体調不良の時は一休みが必要です。 これまで頑張ってもらった米国市場を、一度労わってあげて回復次第頑張ってもらえば良いのです。 住宅市場下落をテーマにした『世紀の空売り』 株価の大暴落と聞くと、個人的には
本日、メルカリが傘下のメルペイを通じて、同業者のOrigamiの全株式260万株を取得したとニュースになりました。 そこで買い取られた株価が一株1円と衝撃的に安価な値段でした。 それに加え、メルカリに買収される際にOrigamiの従業員を7割カットするという話もありました。 Origamiにとっては非常に厳しい被買収だったわけです。 個人的にはメルカリとOrigamiが合併することに関して悪いイメージは無いです。 過去にもこの合併について、今後の展望を踏まえ記事を書いたことがあります。 umejiro330.hatenablog.com 一方で、最近こんなニュースが話題になっていました。 news.livedoor.com 「PayPayがOrigamiを潰したんだ」と、大変目を引くようなタイトルになっています。 Twitterでも話題になっており、PayPayの批判が多く書かれていました
手数料引き下げ合戦が止まらない 本日の日経新聞朝刊で、農林中金系の運用会社が投資信託の基準価額が最高値を更新したときにだけ、信託報酬を取る株式投信を発売するとニュースになりました。 投資信託は毎日手数料引き下げの話で持ちきりですね。 ブルームバーグが同じニュースを取り上げていたので、そちらを貼っておきます。 www.bloomberg.co.jp 「信託報酬を取らない」ではなさそう 投資信託の手数料についておさらいとして書いておくと、主に2種類の手数料が投資信託ではかかります。 ①売買時の手数料 ・販売手数料 ・信託財産留保額 ②運用時の手数料 ・信託報酬 今回のニュースでは、この②についての手数料をゼロにするという内容です。 ただ、「信託報酬をゼロにする」ではなさそうです。 というのも、信託報酬は ・販売会社(投資信託の販売元) ・運用会社(投資信託の運用元) ・信託銀行(信託された資金
株価暴落・債券利回り低下 木曜日・金曜日の米国マーケットは大荒れでした。 米国株 コロナウィルスの影響が徐々に米国マーケットにも表れ始めました。 ゴールドマン・サックスが、「市場はコロナウィルスを過小評価している」という意思表示をしたのも多少影響はあったと思われます。 www.bloomberg.co.jp また、金曜日に発表されたアメリカサービス業や製造業の景気指数が予想値を下回り、それも株価下落の要因となり、前週から勢いづいていたハイテク中心に売りが入り、大きく株価を落としました。 米国債 株価の下落を受け、安全資産としての債券に買いが入り、米国債10年利回りが1.4%台にまで下落(価格は上昇)しました。 市場は荒れているが… コロナウィルスで市場は荒れる傾向にありますが、個人的な方針としては特に保有している株式や投資信託を売却する予定はないです。 景気指数の下落に関してはコロナウィル
2つ持てば、様々なメリットがある 新社会人になると、給与口座として銀行口座を指定されることがあります。 その際におすすめなのは、同じ銀行に2つ口座を作ることです。 2つ同じ銀行に作ることでメリットがあるので、それを3つお教えします! 理由1:目的別に使い分けが出来る まず、銀行口座を目的別に使い分けできることです。 一般的に、1月の間のお金の流れを分けると下のように分類されます。 ①生活費など、日常的に使用するお金 (食費・娯楽費など) ②電気代や水道光熱費やクレジットカード代など、定期的に引き落としがあるお金 (家賃・水道光熱費など) ③貯金をする・投資をするお金 もし銀行口座を1つしか持たないのであれば、上の①~③を全て1つの銀行口座で管理しなければなりません。 そうなると、どんなことが起こるでしょうか? 例1:引き落としの際にお金が足りない 今月、たくさんお金を使ってしまった…銀行口
FIREとは アメリカのミレニアム世代で流行する、『FIRE』という考え方があります。 FIRE自体は、英語では「クビになる」という意味を持っておりますが、決して自分でクビになることを意味しているわけではありません。 Financial Independence and Retire Early の頭文字を取ったもので、経済的に独立し、お金のために働く必要がない状態になることを示しています。 リタイアの概念を変える 日本を含め、世界で仕事をリタイアするというのは、定年まで働き続けることを意味しています。定年まで働くことで資金を貯蓄し、老後に備えるわけですね。 しかし、人生の中の貴重な時間の多くを費やしてまで働くことに意味があるのだろうか?と考えたのがミレニアム世代です。 彼らは、自分の時間を確保するために、なるべく早い段階で資産を確保し、アーリーリタイアすることを考えました。本書はミレニア
昨日、クレディセゾンが最短5分で利用開始できる決済サービスを提供するとニュースになりました。 www.itmedia.co.jp 記事によると、アプリ上でカード番号を確認でき、スマホ決済機能としてiDやQuicPayと連携するとのこと。 上記ニュースもそうなのですが、個人的に気になったのが、クレジットカードを発行する際の券面。 そう、クレジットカード番号が記載されていません。 今、日本でも徐々にクレジットカード番号を記載しないカードが出回り始めています。 クレジットカード番号を表面に記載していた理由 そもそもクレジットカード番号を券面に記載していた理由なのですが、かつて、今のようにネットワークが発達していない時代に、クレジットカード番号を転写することで証跡としていた時代があったからです。 券面に番号を書くのと同時に、エンボスと呼ばれる凹凸加工をすることで転写が出来るわけですね。 下の動画で
スペイン・バルセロナにある、着工から140年近く経過しながらも、未だに建築を続ける、サグラダ・ファミリアという建物があります。 一方で、開発開始から20年近く経過しながらも、未だ完成しないシステムを揶揄して『IT界のサグラダ・ファミリア』と呼ばれていた銀行があります。それがみずほ銀行です。 2018年〜19年に9度のATM停止をしていたのは記憶に新しいでしょう。 なぜ、そこまで時間がかかったのか、なぜ何度もATMを止めないといけなかったのか、みずほ銀行19年の集大成とも言える本が2020年2月14日に発売されました。 みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」 作者:日経コンピュータ,山端 宏実,岡部 一詩,中田 敦,大和田 尚孝,谷島 宣之出版社/メーカー: 日経BP発売日: 2020/02/14メディア: 単行本 内容は主に下記3点について書かれ
面白さはあるが、実現性は不透明 昨日、日本銀行が決済レポートにおいて、銀行の決済手数料をサブスクリプション化することを提案した資料を公開しました。 https://www.boj.or.jp/research/brp/psr/data/psrb200210.pdf 要旨は下記の通りです。 ・日本は、銀行の決済サービスを利用する都度課金する個別課金システムになっている。個別課金システムは銀行口座維持手数料がかからないため、多くの人が口座を持ちやすい ・一方で、決済サービスの手数料は高めに設定されており、決済サービスの利用が十分に広まらず、社会として便益を得られていない ・海外では、口座維持手数料を払うことで何度でも送金できる定額課金制や、基本使用料を取ったうえで利用頻度によって手数料を変動させる二部課金制が取られている。定額で費用が発生するが、これによって決済サービスの利用が増加し、決済サー
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