22日、神戸市の新名神高速道路の建設現場で橋桁が落下し、作業員2人が死亡、8人がけがをした事故で、橋桁を支えていた西側の4つのジャッキのうち、2つが崩れ落ちていたことが、警察などの調べで分かりました。警察は、工事中の橋桁が何らかの理由でバランスを崩し、ジャッキごと落下したとみて、事故の原因を調べています。 警察によりますと、この事故で、建設作業員で兵庫県伊丹市の福田佳祐さん(32)と大阪・此花区の田中幸栄さん(37)が、落下した橋桁に挟まれるなどして死亡しました。 また、作業員8人がけがをして、このうち4人は、けがの程度が重いということです。 警察は、23日、工事を請け負った業者を立ち合わせて、業務上過失致死傷の疑いで現場検証をしました。 その結果、橋桁を支えていた西側の4つのジャッキのうち、2つが崩れ落ちていたことが、新たに分かりました。 上空からの映像では、4つのジャッキのうち、2つは