インドネシアと中国が合意した高速鉄道の建設 インドネシアと中国両政府は2015年9月に高速鉄道の建設で合意しました。 首都ジャカルタと西ジャワ州の中心都市バンドン間の140キロメートルを中国の高速鉄道技術で結び、現行の在来線で3時間半の所要時間を45分に短縮する計画です。 55億ドルから79億7000万ドルに増加 インドネシア政府は当初、総工費を55億ドルと見積もっていました。 起工式から5年を迎えた今年1月時点では60億7000万ドルに膨らむと見込んでいます。 その後、国鉄も資本参加する事業主体のインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)が改めて費用を精査した結果、少なく見積もっても79億7000万ドルに達するとわかりました。 国鉄は国会証言で、土地取得や建設にかかる費用が想定を上回ったほか、計画の再三の遅延により、見込んでいた収入を得られなくなったことを追加費用発生の理由に挙げました。 財
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