米QUALCOMM Incorporatedおよび米Mozilla Foundationは11日(現地時間)、QUALCOMMの老舗メールソフト「Eudora」の次期バージョンをオープンソース化し、無償公開することを発表した。次期「Eudora」はオープンソースのメールソフト「Mozilla Thunderbird」の技術をベースに開発され、2007年の前半に公開される予定。 「Eudora」は、QUALCOMMが1991年から販売している、Windows/Mac対応のメールソフト。長い歴史を経てさまざまな機能が追加されており、たとえば、あらかじめ登録したメールアドレスへのメール送信前に警告を表示して誤送信を防ぐ機能や、メールボックスに一定数のメールが溜まると自動的に別フォルダへ整理する機能などを備える。オープンソース版の「Eudora」は、「Mozilla Thunderbird」をベー