どういう順番で寿司を食べるのが通っぽいかとか、そういった話をたまに聞く。白身魚から始めるのかいいとか、でも食べ方にルールはありませんからとか、結局どっちなんだという類の話である。 そこで僕は新しい順番を提案したい。 進化だ。 原始的な生物からはじめて徐々に進化してゆくのだ。我々の進化15億年の歴史を寿司で振り返ろう。
インドではデング熱の感染者がこの5年でおよそ6倍に増え、デング熱を媒介する蚊の発生を抑え込むためのさまざまな対策が講じられています。 インド政府によりますと、都市化などに伴ってデング熱に感染する人は年々増えていて、去年は、5年前の6倍の7万5454件の感染が確認され、167人が死亡しました。 そのインドで、蚊の発生を抑え込むため注目されているのが、熱帯魚の「グッピー」です。 グッピーは水中にすむ蚊の幼虫を好んで食べるうえ、繁殖力も強いということで、首都ニューデリーの保健当局は、雨水がたまったままの噴水などにグッピーを放しています。 グッピーを使った対策については、アジア開発銀行などがカンボジアやラオスで行った実証実験でも、「蚊の発生を化学薬品を使わずに効果的に抑えられる」としてその効果を認められており、今後、デング熱の流行に悩むほかの国にも広がりそうです。 またインドでは中間層の家の多くに
「史上最強の侵略的外来種」が日本列島で勢力を拡大しつつある。この脅威の外来種とは、3ミリに足りないアルゼンチンアリだ。過去150年間に世界各地へ侵入し、大陸間をまたぐ地球規模の超巨大血族集団を形成してしまった。地球の裏側の日本には1993年に出現し、今では中国地方から関東にかけての瀬戸内、太平洋沿岸などの1都11府県に分布している。 海外では他種のアリの殲滅(せんめつ)にとどまらず、ミツバチの巣を襲ったり、農作物を荒らしたりするなどの猛威ぶりが報告されている。生態系を乱し、人の暮らしも脅かす。 ■ 「このアリの最大の特徴は、すさまじい増殖力ですね」と昆虫生理学者で東大名誉教授の田付(たつき)貞洋さんは語る。田付さんは3月に出版された『アルゼンチンアリ』(東京大学出版会)の編著者だ。 他種のアリたちが持っている「普通」の性質を捨てて、ひたすら増殖に有利な
某生協から、「ウナギの消費について、俺の意見をききたい」という依頼があった。ウナギを取り扱うかどうかで、内部で議論をしたが、話がまとまらなかったので、俺の意見を参考にしたいというのだ。そのときに話した内容を簡単にまとめてみた。ウナギを食べるかどうかは、なかなか難しい問題だ。こうすべきという正解があるわけではない。そのことを踏まえた上で、一つの意見として読んでもらえれば幸いだ。 ウナギ問題を考える出発点として、日本のウナギ消費がどのような状態であったかを、把握する必要がある。ウナギについては、こちらのサイトが詳しいので、まず読んでほしい。このサイトに目を通したことを前提で、話を進める。 http://nationalgeographic.jp/nng/article/20120710/315508/ 我々のウナギ消費の歴史を振り返るとこんな感じ 60年台から、ニホンウナギの漁獲量は減少の一途
第十八回:シマウマよ、汝はなにゆえに、シマシマなのだ?(解決篇) 前編はこちらへどうぞ 「シマウマは、何故シマシマ模様の毛皮を来ているのか?」 「大阪のおばちゃんは、どーしてヒョウ柄のブラウスが好きなのか?」 前篇では、この大いなる謎の答えにつながる鍵が「模様を作っている原理」にあること、さらに、模様作っているのは2種類の色素細胞のせめぎ合いであり、それは下の図のようなネットワークで表せる事を解説しました。(前篇参照) 我々が知りたい答えは、このややこしそうな関係の中に、存在しています。 このネットワークが意味するものは? なぜこれが縞模様を作るのか? さあ、解決編のはじまりです。 矛盾する制御回路の組み合わせが模様を生む 上のネットワークの矢印が同時に働くと、色素細胞にどんな事が起きるのか? この関係は一見単純なようだが、実は結構ややこしく、そのままでは、何が起きるのか
第十八回:シマウマよ、汝はなにゆえに、シマシマなのだ?(前篇) 後編はこちらへどうぞ たまに、TV局から電話がかかってくる。 番組制作AD「もしもし、あのぅ、シマウマの模様なんですけどね」 筆者「はい」 番組制作AD「あれは、縞模様があると空気の流れがおきて体を冷やすのに役立っている、と言う説があるそうなんですが、本当でしょうか?」 筆者「はぁっ?」 番組制作AD「え~、陽が当たると黒い部分だけ温度が上昇し、白い部分とのあいだに温度差が生じるので対流がおき、体を冷やす、と言う話なんですが」 筆者「う~~ん。。。。あなた、縞模様の服、持ってますよね。」 番組制作AD「はい」 筆者「それ、着ていると涼しいですか?」 番組制作AD「えっ?」 筆者「だって、シマウマが涼しいのなら、人間だって涼しいはずでしょ?どうです?」 番組制作AD「あ~~、、、、そうですねぇ。特にそんな
頭部に生殖器を持つ新種の魚がベトナムで発見された。トウゴロウイワシ目、トウゴロウメダカ科に属し、学名は「Phallostethus cuulong」。同科の既知の21種は、口の下に交尾器官を持つ特殊な魚だ。Phallostethusは、ギリシャ語で“胸にペニス”の意味がある。 今回見つかった新種のオスも、交尾時に腹ビレの骨格が変形した“プリアピウム”という交尾器官でメスの体を固定する。そして、メスの頭部にある泌尿生殖器の開口部に精子を注入する」と、ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立自然史博物館の魚類担当学芸員リン・パレンティ(Lynne Parenti)氏は説明する。 パレンティ氏は、この通称「男根魚」の別種が交尾している様子をシンガポールの研究所で観察したことがある。頭部で繋がったオスとメスがVの字になり、まるで小さなハサミが水槽内をせかせか泳いでいるようだったという。 観賞
東京大学(東大)は、蛾の1種に感染した共生細菌「ボルバキア」が、宿主である蛾の性決定システムを乗っ取り、その結果として、宿主本来の性決定システムが退化して正常な機能を失っていることを発見したと発表した。東大農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻の石川幸男教授らの研究グループによる発見で、成果は「Biology Letters」オンライン版に1月4日に掲載された。 アズキやホップの害虫「アズキノメイガ」には、ボルバキアに感染している個体(メス)がいる。この感染メスが産むオスの子は幼虫の内にすべて死んでしまうという、蛾にとっては非常に恐ろしい細菌だ。ちなみに、この現象は「オス殺し」と呼ばれている。 ボルバキアは昆虫や線虫類に幅広く感染しているリケッチアに近縁な細菌で、全昆虫種の65%以上に感染しているという推定もあるほど、昆虫と関係の深い細菌である。細胞内(細胞質)に存在し、母から子へ卵を介
2024.1.14 ―2/11(日)~12(月)・24(土)~25(日)、3/17(日)・23(土)~24(日)・30(土)~31(日)開館時間変更のお知らせ― 期間中、営業時間が変更となります。 2/11(日)、2/24(土) 9:00~18:00 (最終入館17:30) 2/12(月)・2/25(日) 3/17(日)・23(土)~24(日)・30(土)~31(日) 9:30~18:00 (最終入館17:30) お間違えのないようお願い申し上げます 2024.1.5 2024年1月9日(火)~12日(金)の4日間、メンテナンスにより休業させていただきます。 2021.1.5 ~年末年始の営業時間のお知らせ~ 年末年始の営業時間が変更となります。 12月29.30日 9:30~18:00(最終入館17:30) 12月31日 9:30~17:00(最終入館16:30) 1月1日 11:00~
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