カレントアウェアネスでこういうのを読んだ。 長尾宗典. 近年の図書館史(単館史)編纂の傾向. カレントアウェアネス. 2015, (325) http://current.ndl.go.jp/ca1856 元記事は「単館史」を以下のように定義して文献リストを作成し、内容などの分析を行ったもの。 単一の図書館が、自館の責任において、自館で所蔵する資料を活用しながら自館の歴史的変遷について記述した著作物。書名に「館史」や「年史」の語を含むか否かを問わず、編者または発行者欄に当該図書館の名称を配し、図書館の刊行物として単行本の形で発行されるもの。 以下は記事の感想、というより、読みながら色々と思ったこと。 先の「単館史」の厳密な定義をxiao-2の雑な理解で言い換えると「ひとつの図書館が『わたしの歴史』として書きのこす歴史」。最初に頭に浮かんだことは、この定義に当てはまるものはこれからどうなるだ
レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」などが指定管理者となって1日にリニューアルオープンした神奈川県海老名市立中央図書館が新規購入した書籍に、タイ・バンコクの歓楽街を紹介するガイド本などが少なくとも3冊含まれていたことが3日、分かった。 3冊はリニューアルにあたって同図書館が購入した約7200冊に含まれており、バンコクの飲食店や性的サービスを提供する風俗店の紹介のほか、店員とのやりとり事例を示したタイ語会話集などを掲載。貸し出しされていた。 CCCが携わる図書館としては佐賀県武雄市に次いで2例目だったが、武雄市では住民ニーズが低そうな本を購入していたことが批判され、海老名市はリニューアルオープン前に新規購入リストを市教育委員会の教育長らが確認、選書をやり直していた。市教委は「選定基準内で問題はないと判断した。他自治体での選定実績も
最近は CCC とセットで言及される TRC こと図書館流通センターは、公共図書館からよく指定管理を受けていることでも知られている会社ではあるが、そもそもどういった組織なのか、ここでふりかえってみたい。 p.128 公共図書館の委託は、1980年代になって京都市や長野市でカウンター業務を委託しようという動きがあった時からとされることが多い。しかし、あまり意識されてこなかったが図書館での委託業務そのものは第二次大戦直後から始まっている。それも日本図書館協会が受託先になって、選書、収集、目録作成という、それこそ根幹にあたる部分の業務を代行してきている。戦後の混乱期であり、図書館業務が分からない職員が多かったこと、そして出版・流通鵜事情が悪かったため集品もままならないというやむをえない事情があったにしても、委託業務であることには変わりはない。そしてこの委託業務に関しては図書館界が育ててきたもので
いわき市の草野心平記念文学館は3日から、同館で同市出身の実業家・政治家の星一、一の長男でSF小説作家の星新一の経歴や作品などを紹介する企画展「星新一・星一展」を開き、業績を紹介している。12月23日まで。 同市錦町出身の星一は星製薬の創立者で、星薬科大の前身である星薬学専門学校の開校者。新一は「ショートショート」と呼ばれる新分野を確立させた。 会場では星製薬の当時の看板や一がモットーとしていた「親切第一」の直筆の書、未来小説「三十年後」の当時の本などを展示。新一の代表作「ボッコちゃん」の下書き原本、新一が実際に使用していた机や椅子、万年筆なども並べられている。 11月22日午後2時~同3時30分からは、新一の次女マリナさんを講師に招いた記念講演会&スライドショー「星新一の日常」が開かれる。定員は150人、入場整理券が必要。参加希望者は同館記念講演会係へ往復はがきで申し込む。今月19日応募締
リンク Dailymotion 首都圏にも“ツタヤ図書館”オープン、人気の一方課題も - Dailymotion動画 レンタル大手のTSUTAYAを展開する会社が運営に関わる図書館で、カフェなどオシャレな館内が人気を集める一方で、批判もあるようです。 10月1日リニューアルオープンする神奈川県海老名市の市立図書館。中をのぞいてみると、おしゃれな空間にスターバックスも。 「貸出前の本もコーヒーと一緒に楽しむことができます」(記者) ここは、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが手がける“ツタヤ図書館”。 「元々はプラネタリウムだったということで、ドームを生かした開放的な空間になっています」(記者)
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
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