バングラデシュ、09年反乱関与の兵士152人に死刑判決バングラデシュ・ダッカ（Dhaka）に設置された特別法廷で判決を受け、天を仰ぐ内務省治安機関（Bangladesh Rifles、BDR）の兵士（2013年11月5日撮影）。(c)AFP/Munir uz ZAMAN 【11月6日 AFP】2009年にバングラデシュの首都ダッカ（Dhaka）で兵士らが反乱を起こし、多数の軍幹部を含む74人が殺害された事件の集団裁判で、同国裁判所は5日、兵士152人に死刑、さらに数百人に終身刑や禁錮刑を言い渡した。 同市の内務省治安機関（Bangladesh Rifles、BDR）本部で発生、その後他の駐留拠点にも広がったこの反乱では、銃撃されたり、繰り返し切りつけられたり、生きたまま焼かれたりして74人が殺害され、遺体は下水溝や浅く掘っただけの墓穴に遺棄されていた。同日の特別法廷には、殺人や拷問などの容疑で兵士823人と、共謀罪で民間人23人が出廷した。
