「杜(もり)の都から森の都へ ファイト!熊本」-そんなラベルが付いた絵本60冊が、熊本市中央区の市立図書館に届いた。贈ったのは東日本大震災を経験した仙台市青葉区の仙台市民図書館。「ぜひ避難所の子どもたちに読んでほしい」とのアドバイスを受け、熊本市立図書館は今月上旬、体育館など図書が常備されていない避難所に優先して絵本を配布。読み聞かせなどで利用している親子からは「余震を怖がる子どもの情緒安定にとても役立っている」と感謝の声が上がっている。 仙台市民図書館によると、5年前の東日本大震災時は本棚からほとんどの本が落下し、窓ガラスが破損するなどの大きな被害が出た。「熊本地震の被災地でも、きっと同様の被害が出ているはず」と、政令指定都市の図書館長会議を通じて交流のある熊本市立図書館へ「絵本を贈りたい」と申し出た。その際、東日本大震災時にも子どもたちが絵本を手にして喜んだ経緯があり「避難所には文化
![熊本市立図書館に仙台から絵本60冊届く 避難所配布、親子喜ぶ [熊本県] - 西日本新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/66891d24351a168ee0221a3335fead3da227040a/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.nishinippon.co.jp%2Fimport%2Fkumamoto%2F20160527%2F201605270002_000.jpg)