本研究の目的は、公共図書館をだれが利用しているのか、またそれはだれに利用されるべきと考えられているのかについて、平等利用の観点から大規模ウェブ調査の分析をもとに検証することである。分析の知見は次のとおりである。第一に、図書館利用には学歴がもっとも強い影響力をもっていた。第二に、非大卒者よりも大卒者のほうが、また滞在型の新しいサービスへの期待度が高い者のほうが、利他的に公共図書館の存在意義を重視していた。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
とある公立図書館の利用カードが、持っていたくなるほどかわいいデザインだと話題です。こんなのあるんだ……! 懐かしいあの絵本のイラスト 図書館利用カードを作って思わず「かわいいうれしい」と投稿したのは、X(Twitter)ユーザーのエジプト(@egypt_miracle)さん。エジプトさんが作った利用カードには、馬場のぼるさん作の絵本『11ぴきのねこ』(こぐま社/1967年)の絵が描かれていたのでした。懐かしい! 画像提供:エジプト(@egypt_miracle)さん こちらは東京都の北区立図書館が発行しているもの。北区立図書館発行「ぽけっと3月号」によると、1989年に北区で11館目の図書館ができた際にこのイラストをカードに使用するようになったそうです。 北区の図書館が14館1分室になった現在でも『11ぴきのねこ』のイラストは利用カードに使われており、カレンダーや児童向けイベントパンフレッ
「書店・図書館等関係者における対話の場」は、出版文化産業振興財団(JPIC)、日本図書館協会、文部科学省総合教育政策局の連携の事業。書店や出版社、公共図書館、学識経験者らで構成され、2023年10月から24年3月まで4回にわたって開催された。4月1日に発表された「まとめ」では、これまでの議論で得られた現状や課題に関する共通認識や書店と図書館の連携方策が提示されている。 興味深いのは「複本問題」について。公共図書館がベストセラーを大量に所蔵して貸し出し、書店の経営や作家の生活を圧迫しているという批判は、20年以上前から続く。一部の書店や出版社からは、複本制限や貸し出し猶予期間の設置などを求める声もあった。しかし「まとめ」ではベストセラー本の複本は平均1.46冊で、約6割の図書館の複本は「2冊未満」で過度とはいえない状況にあるとした上で、実証研究に基づいて「全体として図書館による新刊書籍市場の
村上泰子、北克一著「1994年ユネスコ公共図書館宣言改訂の動向」(『図書館界 47(5)』日本図書館研究会 1996.1) ユネスコ公共図書館宣言は1949年に採択された(1949年版)後、1972年に改定され(1972年版)、1994年に現在のものに改定された(1994年版)とあり。 各年版は以下の資料に収録されている。 1949年版 『公共図書館の管理 シリーズ・図書館の仕事 3』(清水正三編 日本図書館協会 1985) p199-201に1949年版の全文あり(森耕一訳)。 1972年版 『図書館法規基準総覧』(武田英治編集責任 日本図書館協会 1992) p1439-1441に1972年版あり。(前書きが今まど子訳、他は森耕一訳) 『図書館年鑑 1982』(日本図書館協会 1982) p502-503(今まど子訳) 『図書館雑誌67(8)』(昭和48年8月号) p18-19に今まど
NEW!【2024年(令和6年)能登半島地震】ページを新設、情報追加求む NEW!【みんなで育てる図書館災害救急BOX】みんなで育てる災害に備えるための知見・経験集(=救急BOX) Editathon-博物館基本情報更新2023を2023年3月11日から開催しています。一緒に施設ページを編集しましょう。 図書館総合展2023 saveMLAK プロジェクト企画を2023年11月6日(月)に開催しました。 【運営全般のお知らせ】2024年4月16日(火):第156回saveMLAK Meet Up / ニュースレター第80号(2024年1月号)NEW! 【COVID-19関連のお知らせ】(休館状況調査/ベストプラクティス共有/呼びかけ 「災害への『しなやかな強さ』を持つMLAK機関をつくる」署名受付中) NEW!次回調査は未定:(公共図書館) はじめての参加希望者はまずは参加申し込みへ 最新
震度6弱の揺れを観測した高知県宿毛市の図書館では、およそ3万冊の本が棚から落ちて散乱し、職員が片づけ作業に追われています。 宿毛市中央にある宿毛市立坂本図書館では、17日夜の地震の影響で9万冊余りの蔵書のうち3分の1近くにあたるおよそ3万冊の本が棚から落ちて散乱したほか、郷土史料などを保管している書庫の本棚が傾くなどの被害が出ました。 18日午前10時ごろ、職員などおよそ20人が床に散乱した本を拾って棚に戻すなどの片づけ作業に追われていました。 図書館は18日臨時休館していて、20日までには再開できるよう作業を続けるということです。 坂本図書館の橋本幸枝館長は「地震のあとすぐに駆けつけたがこれだけ被害が出るとは思っていなかった。1日でも早く再開できるよう職員で力を合わせて作業を進めたい」と話していました。
令和6(2024)年能登半島地震について この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。 日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。 被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。 saigai★jla.or.jp (★を半角@に換えてください。) 社会と個人の自由,繁栄および発展は,人間にとっての基本的な価値である。このことは,十分に情報を得ている市民が,その民主的権利を行使し,社会において積極的な役割を果たす能力によって,はじめて達成される。建設的に参加して民主主義を発展させることは,十分な教育が受けられ,知識,思想,文化および情報に自由かつ無制限に接し得ることにかかっている。 地域において知
2024年4月1日、世田谷区立図書館は、小田急線下北沢駅構内に予約資料の受取ボックス「図書館ブックボックス」を設置したことを発表しました。 予約した本の受取は始発から終電までの間で可能です。 (モデル事業)図書館ブックボックスのご案内(世田谷区立図書館, 2024/4/1) https://libweb.city.setagaya.tokyo.jp/info?3&pid=92844 参考: 茅ケ崎市(神奈川県)、図書館で予約した資料を24時間受け取ることができるロッカー「うけとりちゃんDX」をJR茅ケ崎駅自由通路に設置 [2023年03月30日] https://current.ndl.go.jp/car/175633 西宮市立図書館(兵庫県)、予約図書受取ロッカーの利用を開始:JR西宮駅と上甲子園センターに [2023年03月07日] https://current.ndl.go.jp/
「ユネスコ公共図書館宣言2022」:2022年版に至る歩みとその活用 未来の図書館研究所:永田治樹(ながたはるき) 1. 1949年初版とこれまでの改訂版 国際機関の決議や宣言による意思決定の表明には、勧告的な意味合いがある(1)。ここで取り上げる「ユネスコ公共図書館宣言」も、加盟国において関連法規に参照されたり、理解促進・政策提言などアドボカシー活動に用いられたりしてきた。国際連合憲章のもと「教育、科学及び文化を通じて諸国民の間の協力を促進することによって、平和及び安全に貢献する」ために設置されたユネスコは、創設3年後の1949年にいち早く本宣言により、公共図書館を「民衆教育のため、そして国際理解の進展のための、ひいては平和を促進する活力(a living force)」(2)と位置づけた(3)。 公共図書館は「民主的な教育機関」であり、「人々によって人々のために」設置・運営され、表現の
2024年3月25日、伊東市(静岡県)が、新図書館の再設計に向けた説明会を開催することを発表しました。 伊東市では、現伊東図書館と生涯学習センター中央会館の移転のため、2023年度から工事執行を目指していましたが、事業費縮減のためリサイズ(サイズダウン)を実施するとしています。 説明会は3回実施される予定で、事前の申込みは不要です。 新図書館 再設計に向けた説明会を開催します(伊東市, 2024/3/25) https://www.city.ito.shizuoka.jp/gyosei/soshikikarasagasu/shogaigakushuka/kosodate_kyoiku/2/3/tosyokanbunnkahorukennsetu/itousisintosyokankennsetuzigyou/12549.html 参考: 伊東市(静岡県)、伊東市新図書館再設計に向けたアンケ
2024年3月7日付けで、四万十町(高知県)は、現計画・現設計での文化的施設整備事業を中止することを発表しました。それに伴い、文化的施設に係る愛称選定も中止となったとしています。 中止の判断に至った理由として、同施設の整備に必要な財源である合併特例債の期限が2025年度末であり、残り2年間で計画や設計等を見直して同施設を完成させることは不可能であることを挙げています。 四万十町では、「図書館」「美術館」「展示」「コミュニティ」の四つの機能を持つ文化的施設の整備を進めるため、2018年度に「四万十町文化的施設基本構想」、2019年度に「四万十町文化的施設基本計画」を策定し、2020年度に同施設の基本設計、2022年度には実施設計が完了していました。また、2022年度には、施設で提供するサービスの基本的な考え方と具体的な実行計画を示す「四万十町文化的施設サービス計画」を策定し、2024年度の開
静岡県教委の取材を担当して以来交流があり、県教育長や県立中央図書館長を歴任した鈴木善彦さんから先日、一冊の本を手渡された。 タイトルは「牧之原『いこっと』誕生物語―民と官で開いた図書館の記録―」。牧之原市は私の故郷。そして「いこっと」は3年前、その地の官民複合施設内にオープンした市立図書交流館。本は新図書館開館に向け、市図書館協議会長として民の立場で中心的に関わってきた鈴木さんと、市の図書館司書として行政実務の先頭に立ってきた水野秀信さんの共著だ。 「いこっと」については、鈴木さんから度々話を聞いていた。カフェやボルダリング施設などが出店した民間エリアとの境界が仕切られてない県内唯一の図書施設。購入した飲み物を持ち込むことが可能で、逆に本を持ち出して店内で読むこともできる。 本は人々の図書館への熱い思いが詰まった、まさに「物語」だった。それまで図書館の蔵書冊数や貸出冊数が県内最低水準だった
来館者が102万人超となった県立図書館。夏休みは勉強する児童生徒でにぎわった=昨年8月、金沢市小立野2丁目 ●コンサートや市場、にぎわい拠点に定着 県立図書館(金沢市小立野2丁目)の来館者数が2023年度、102万6046人となり、当初の目標だった年間100万人を上回った。22年7月に移転オープンしてから年度を通して開館したのは昨年度が初めてで、利用者数は全国の都道府県立図書館で最多となる可能性がある。子どもの遊び場や名建築としても人気の新図書館は今後、隣接する金沢美大との連携を検討し、県成長戦略で掲げた年間120万人の達成を目指す。 昨年度の入館者数は、旧県立図書館(同市本多町3丁目)の平均である約25万人と比べて4倍に増えた。貸出冊数も旧図書館の4・3倍となる61万2181冊だった。 新図書館は開館から1年間の来館者数が102万3300人と、23年度と同じく「100万人超え」を果たして
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く