長野市の市立長野図書館で22日、早咲きで知られる敷地内のロトウザクラが開花した。平年より2日遅い。つぼみに交じって薄桃色と白色の小さな花が咲き、通り掛かる人たちに春の訪れを感じさせている。 ロトウザクラは敷地の西側と南側に計13本が植えてあり、毎年5〜6輪開くと、図書館が開花を発表している。 この日は、冬型の気圧配置の影響で気温が低かったが、午後になって晴れ間が広がると、訪れた人が立ち止まって眺めたり、カメラを向けてシャッターを切ったり。ふっくらとして今にも咲きそうなつぼみが多くなっていた。 同図書館の西山麻美子さん(48)は「多くの人たちが図書館の桜が咲くのを待ってくれている。あと1週間ぐらいで見頃になります」と話していた。 写真説明:かれんな薄桃色の花を咲かせ始めたロトウザクラ=22日午後4時すぎ、長野市