安愚楽牧場被害者、民主・海江田代表提訴へ 民主党の海江田代表 和牛オーナー制度で多額の出資金を集めながら2011年に経営破たんした安愚楽牧場の出資被害者らが、2月中にも民主党の海江田万里代表(63)を相手取り、約1億6000万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴する可能性が出てきた。被害対策弁護団は22日、記者会見を行い、2月5日の民事調停が決裂すれば提訴に踏み切る考えを表明した。海江田氏は経済評論家時代に自らの著作などで同牧場への出資を推奨していた。海江田氏側は、賠償責任がないとの見解を表明している。 この日会見した被害弁護団長の紀藤正樹弁護士(53)は、「(海江田氏側と)何らかの誠意ある話し合いが持たれず、2月5日、4回目の調停が決裂すれば、その後2週間以内に裁判を起こす。決まってないのは原告を誰にするかということだけだ」と話し、調停が決裂すれば海江田氏を提訴する方針を明らかにした。「訴