【読売新聞】 関東大震災直後の混乱の中、無政府主義者の大杉栄と妻で女性解放運動家の伊藤野枝が虐殺された「甘粕事件」。共に殺害された大杉のおい・橘宗一(当時6歳)の墓が、名古屋市千種区の覚王山日泰寺にある。保存会が半世紀にわたって毎年
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吉村昭「関東大震災」を読み返す 関東大震災から94年の今年、東京都の小池百合子知事は慣例だった朝鮮人虐殺事件被害者への追悼文送付を取りやめ、事件があったかどうかについて「さまざまな見方がある。歴史家がひもとくもの」と語った。さっそくネット上では小池氏を支持し、虐殺はなかったとする声も上がる。消されかねない史実に向き合った作家、吉村昭の「関東大震災」を改めて読み返した。【中村かさね】 黄ばんだA4判大学ノートが細かい字で埋まっている。<荷物が道をふさいだ>。作品の一節と思われる表現もある。東京都荒川区の吉村昭記念文学館に展示されている「関東大震災」の取材ノートだ。愛用のブルーブラックの万年筆で証言者の住所や電話番号まで書き込んでいる。
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