公共データの活用を目的に、政府がつくったインターネット上の「カタログ(項目)サイト」が、予算手続きが間に合わずに2013年度末で閉鎖に追い込まれる事態になった。民間団体が複製サイトを開いてサービスを引き継いだが、政府の対応の遅れに批判の声も上がっている。 閉鎖されたカタログサイトは「DATA.GO.JP」。公共データを市民に提供して活用してもらうオープンデータ政策の柱だった。昨年12月に開設され、政府の21機関約9400種類のデータを提供。産業の活性化も狙い、商業利用を目的としたデータの取得もできた。多いときには1週間で20万件のページビューがあった。 担当する内閣官房IT総合戦略室によると、年度途中に開いた試行版サイトを、14年度予算で継続運用する手続きが間に合わなかった。山本一太IT担当相は8日の記者会見で、「5月初めに再開したい」と述べた。
STAP論文では、その発表時からマスコミの反応は異常だったが、論文に疑義が生じてからは、その反動で過剰なバッシングになっている。割烹着やピンクの部屋といった宣伝材料を用意したという理研もどうかと思うが、そもそもそういう科学の本質と無縁な宣伝に乗るマスコミ・視聴者もどうかしている。しかし、これも考えてみると起こるべくして起きた事態だ。 この事態をみて、昔京大で働いていた頃、自分が発表した論文について記者会見したときの様子を思い出した。有名雑誌に掲載が決まった論文は、発表と同時に新聞記事が出る。どうしてそんなことになるか訝る人も多いだろうが、実はこれには決まった方法がある。 有名雑誌に論文掲載が決まると、研究者は大学本部および、自分たちに研究費を支給している省庁関連の助成機関に連絡する。すると、その省庁関連機関が、論文掲載日に合わせて、文科省などに設置されているマスコミ連絡用の「ポスト(郵便受
東日本大震災の津波被災地から高台などの安全な場所へ住宅を移転させる防災集団移転促進事業の跡地利用が進まない。 同事業で自治体が買い取りできるのは宅地と農地の一部だけ。跡地に買い取れない荒れ地や所有者不明の土地などが点在する虫食い状態になっており、まとまった敷地が確保できず、使い道に困る土地ばかりを抱えることになる。 「本当はもっと広い土地を貸し出したかったのに」。今月から農業法人に跡地の貸し出しを始める宮城県東松島市の担当者の顔は浮かない。 市は、集団移転対象の7地区のうち、牛網・浜市地区など3地区の跡地を大規模農地にする予定だ。しかし、3地区で農地として整備できたのは、買い取った計69ヘクタールの1割余にあたる8・4ヘクタールにとどまる。 集団移転事業で、自治体が宅地を買い取るのは、被災者の住宅再建費用を捻出するのが目的。そのため、自宅から離れた「通い農地」や雑種地(荒れ地)など、人が居
大坂の陣(1614~15年)から400年の節目に合わせ、豊臣方の武将・真田幸村が現在の大阪市天王寺区に築いた大坂城の出城「真田丸」を模型でよみがえらせるプロジェクトが同区で進んでいる。 全国の幸村ファンに寄付を呼びかけ、集まった金額が多ければ多いほど、模型のサイズを大きく、より精巧にできるという趣向だ。 真田丸は幸村が大坂冬の陣(1614年)で大坂城の南側に構えた戦闘拠点。銃撃隊を率いる幸村の巧みな采配で徳川方の猛攻撃を防いだと伝わる。現在、跡地とみられる地域は、真田山公園になっている。 区内にはほかにも、徳川家康が本陣を置いた茶臼山や、幸村が討ち死にしたという安居神社も残る。 真田丸の模型作りは、大坂冬・夏の陣から400年を迎えるのを盛り上げようと、同区が計画。製作費を全額、寄付金でまかなうため、真田家の家紋にちなんだ基金「六文銭ファンド」を市が設立し、全国に善意を募ることにした。
ウィンドウズXP、県内28市町村が一部未更新 サポート終了後も使用を継続 2014年04月10日 14:40 米マイクロソフト社は9日、同社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポートを打ち切ったが、県内28市町村で安全なOSへの更新が完了していないことが同日、山形新聞の調べで分かった。住民の個人情報を扱う市町村で、インターネット上の防御機能が弱くなるが、どこも厳しい財政事情が影響している。多くが苦肉の策として文書制作に限定して使うことなどで対応。一方でXPでなければ動かないソフトがあるなどの理由で、ネットに接続する業務でも使用し続ける市町村もあった。 同日までの市町村ごとのOS更新状況は表の通り。新庄市や村山市など7市町は「業務で使用するXP搭載パソコンはない」とした。28市町村は「一部未更新だが、ネットに接続しない範囲で使う」と回答。各担当者は「年度内に更新を終えたい。サポート
4月10日、九州電力は、原子力規制委員会による川内原発1、2号機の審査会合で、これまでの審査での指摘を踏まえ、新規制基準の「設置変更許可」の補正申請書を4月末に提出すると明らかにした。写真は川内原発で3日撮影(2014年 ロイター/Mari Saito) [東京 10日 ロイター] -九州電力<9508.T>は10日、原子力規制委員会による川内原発1、2号機の審査会合で、これまでの審査での指摘を踏まえ、新規制基準の「設置変更許可」の補正申請書を4月末に提出すると明らかにした。原子力規制委は補正書提出を受けて、事実上の審査合格書となる「審査書案」を作成する。 規制委は3月中旬、川内1、2号を優先審査の対象に選定。規制委の田中俊一委員長は、対象原子炉は、審査合格の見通しがついたと説明している。規制委は、補正書の提出を受けて「審査書案」を作成。1カ月間の意見募集などを経て、正式な審査書を作成する
学校図書館担当職員に求められる役割と能力向上のための方策 文部科学省は,青山学院女子短期大学の堀川照代氏を座長とする「学校図書館担当職員の役割及びその資質の向上に関する調査研究協力者会議」による「これからの学校図書館担当職員に求められる役割・職務及びその資質能力の向上方策等について」と題した報告(2014年3月付)を公表した。2013年8月から同会議において審議を重ね,学校図書館について,その利活用の意義,学校図書館担当職員に求められる役割・職務及びその資質能力の向上方策についてまとめたものである。報告には,小・中・高等学校の各4校と特別支援学校2校計14校における学校図書館の活用事例集なども参考として付されている。 報告では,児童生徒の確かな学力の育成には,言語活動や探究的な学習の充実が必要であり,同時に,読書活動を通じて豊かな人間性の形成の育成が必要であると整理し,学校図書館を利活用し
電子情報保存のファイル形式方針の実態調査<文献紹介> Kyle Rimkus; Thomas Padilla; Tracy Popp and Greer Martin. Digital Preservation File Format Policies of ARL Member Libraries: An Analysis. D-Lib Magazine, 2014, 20(3/4). 機関リポジトリや電子図書館サービスの構築にあたっては,多くの管理者は,長期にわたる保存と管理を考慮して,標準となるファイル形式の方針を策定する。長期保存におけるファイル形式方針の策定においては,絶対確実なファイル形式といえるものはない。仕様がオープンな形式の方がコンテンツの読み出しにおける透明性が高く,長期保存に向いていると考えられるが,商用であっても広く普及している形式の方が長期的に信頼できるとも考えら
名古屋市昭和区の名古屋大付属図書館医学部分館で「戦争と大学」展が開かれている。前身の医科大が県立から国の官立に移管し、満州事変が起きた年でもある1931年から敗戦の45年までの学生生活、大学の変化を資料で振り返る。 入り口に並べて展示したのは、学生らが34年と36年に開いた講演会のポスター。34年は法医学などの講演で、木やビルなどの挿絵も描かれているが、36年になると「日支問題の過去と現在」などの講演で太い字だけが躍り、次第に緊迫した世相が伝わってくる。空襲被害箇所要図(45年)は、鶴舞キャンパスの63%が焼失した様子を図示するもの。 展示した約30点は、図書館に保管してあった資料ばかり。「防空壕(ごう)で赤ちゃんが生まれた」などと見学者が情報を寄せることもある。5月30日まで。無料。(伊藤智章)
OpenSSLの脆弱性(CVE-2014-0160)はパスワードや内部データなどの機密情報を容易な方法で第三者が取得できる、極めて緊急性の高いものです。この脆弱性はHeartbleed Bugと呼ばれ全世界的に対策が進められており、カーリルでは対策が完了しております。 図書館のウェブシステムにおいては、予約などの個人情報を扱う処理の安全性を高めるためにSSLが広く利用されており、この処理にOpenSSLが利用されています。この脆弱性はサーバーの通信内容や機密鍵を第三者が容易に取得することが可能であり、情報が漏洩したとしても一般的にログが残りません。 既に多くの図書館においては対策が進められているものと思いますが、図書館が広くこの問題を認識し対策を円滑化するために、改めて注意喚起をいたします。 なおカーリルでは連携先の図書館システムを対象に簡易的な検査を実施しており、脆弱性が疑われるホストに
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は8日、前日に行った経営者らを対象にした講演会で大阪・御堂筋にできるマンションに「愛人を住まわせて」などと発言したことについて、「今回はしゃれ、冗談の極みのこと」と述べ、撤回する必要はないという認識を示した。市役所で記者団の取材に答えた。ストレス発散…白昼、スポーツジムで汗 この日の橋下氏は昼からスポーツジムに行くことを予定し、グレーのスポーツウエアにブルーのスニーカー姿で登庁。発言を報道したメディアに対して「ばかそのもの。あんな冗談もしゃれも分からないなら、これから講演会は一切クローズ(非公開)でやります」と不満を漏らした。 橋下氏は7日の講演で、大阪のメーンストリートの御堂筋に今後、マンションを含む高層ビルが建設されるとした上で、聴衆の経営者らに「愛人の2、3人を住まわせて」「(そうすれば周辺に)愛人専用の宝石店や高級ブティックができる」など話してい
大阪府南部の貝塚市内でわずか5・5キロのローカル線を運行する水間鉄道。車内で結婚披露宴を開くなど、知名度アップを狙った取り組みを強化している。慢性的な経営難の中、ユニークな振興プランで、乗客数増加につなげたい考えだ。 「すいてる すいてつ」。水間鉄道のパンフレットの表紙には、こんな自嘲気味の文字が堂々と躍る。「車内がすいているのは事実。あえて注目を集める狙いです」。同社の関西佳子社長(51)が苦笑いした。 大正15(1926)年に旅客営業を始めた伝統の路線。長らく地域住民の足として愛されたが、少子高齢化による乗客減少やバブル期の不動産事業の失敗が響き、平成17(2005)年に経営破綻した。他の民間企業の支援で路線は存続したが、乗客数はピーク時の半分以下。売り上げも低迷し、設備の修理費などの負担が重くのしかかる。 「存続のため、多くの人にもっと水鉄を知ってほしい」と関西社長。出資者の名前など
宇都宮市はLRTを軸にした「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成を目指す。街はどう変わるのか。 ◇ 「自動車依存を見直し、公共交通を充実させ、持続可能で誰もが移動しやすい環境を整備することが重要」。佐藤栄一市長は3月定例議会の答弁で、街づくりの展望を描いた。東西を貫くLRTを基幹交通とし、バスや鉄道を連携させ、全域で移動しやすいコンパクトシティを作り上げる構想だ。 全国の地方都市と同様、宇都宮市も人口増加と車の普及で居住地域がどんどん広がった。1960年に9048人だった1平方キロ・メートルあたりの人口密度は、2010年には5417人にまで減少。商業施設は高速道路のインターチェンジや工業団地周辺に相次いで進出し、都市機能の分散化が進んだ。 しかし、市の予測では、市の人口は来年をピークに減少に転じる。17年には、65歳以上の人口は全体の25%近くにのぼる。誰もが車で自由に移動できなくなる中
わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……
OpenSSLのバグによってパスワードや暗号鍵などが大量に流出している可能性がある。自分自身と自分のサイトを保護する方法を紹介する 「Heartbleed」はウェブ・コミュニケーションを安全にするOpenSSLと呼ばれる暗号化ソフトの中に長く発見されずに潜んでいたバグだ。その発見が遅れたため、ウェブの2/3に及ぶトラフィックが過去2年間に渡って盗聴や攻撃の危険にさらされていたことになる。Heartbleedは一般的なウェブ・ユーザーにとってなじみのある脆弱性でない。そのため、それがなぜそれほど重大なのか、またデータを安全にしておくためには何ができるかについて、ここでなるべく分かりやすく紹介したい。 Heartbleedとは 簡単にいうと、ブラウザとウェブサイト間の暗号化通信に関する脆弱性だ。攻撃者は理論的にはこのバグを悪用することで、銀行やEコマース・サイトなどの安全な通信が必要なサイト上
昨日(2014年4月9日)の小保方晴子博士の記者会見に関して、私もいくつか取材を受けました。 私の考えは以下です。 小保方博士が勇気を振り絞って自分の言葉で語ったのは高く評価する。理研に一方的に罪をなすりつけられたようになっているので、反論は権利として不可欠。 その上で、発言内容には疑問が残る。 STAP現象があると断言したが、それは涙や言葉でいくら言ったところでだめで、科学的にきちんと検証するしかない。証拠、データ等があるなら、提示すべき。 あるデータを加工することは、たとえ「ねつ造」と呼ばなくても「misconduct」ではあり、重大な過失であると考える。その責任をどう取るのか。 論文に問題があるなら撤回すべき。また、データに自信があるのなら撤回してやり直せるはず。 STAP現象200回確認は本当か。 「未熟」「自己流」「不勉強」を強調していたが、そう強調すればするほど、「ユニットリー
■蔵田伸雄・北海道大教授(科学技術倫理) 多くの研究者は、実験で自分の立てた仮説に都合の悪い結果が出てしまった場合、そのデータを捨て、仮説を正当に証明できるデータが得られるのを待つ。だが、小保方晴子氏はSTAP論文のDNA解析画像でそれをせず、切り張りで見栄えを良くするという安易な道を選んだ。 これを不正な改竄とした理研に対し、同氏が発表した不服申立書などからは、「どこが悪いのか」という思いがありありとうかがえた。科学者としての基礎的倫理観が身に付いていないと断じざるを得ない。会見では不注意を謝罪したが、不正と認定されるような論文を発表すること自体、知的誠実さに欠けている。 科学者に必要な研究倫理は通常、大学の教官から「実験ノートを作れ」「リポートや論文はコピペ(丸写し)するな」などと口やかましく言われて学ぶ。 一方、小保方氏は早稲田大大学院時代の博士論文の冒頭約20ページが、米国の研究機
関西電力が大飯、高浜の2原子力発電所(ともに福井県)の再稼働時期が見通せない中で火力発電所の新設を打ち出したことをめぐり、筆頭株主の大阪市の橋下徹市長は4月9日の定例記者会見で「今になっての方針転換は遅い。経営陣失格だ。全員クビ」と痛烈に批判。関電の株主総会に代理を出席させ、経営責任を問う方針を示した。 橋下市長は平成24年6月に株主総会で、原発に依存することの経営リスクを指摘し「代替えエネルギーの導入」などを提言していた。 この日の会見では「(当時)経営陣は聞く耳持たずだった」と批判。「原発を前提に経営し続けたら、行き詰まるのは分かっていた。だから手を打つべきだ、と言ったのに」と語気を強めた。 関電は原発停止が続く中、赤字決算が続いている。3月に公表した平成26年度の電力供給計画には、150万キロワットの火力発電所の新設を盛り込んだ。
一部報道について 本日、当社連結子会社の事業売却に関する一部報道がありましたが、当社が発表したものではありません。 様々な可能性を検討しておりますが、「売却する手続きに入った」事実はありません。
2014年4月9日、小保方晴子さんと代理人の弁護士が記者会見を開き、理研調査委員会の最終調査結果への不服申し立て内容について説明しました。 小保方氏一問一答: 毎日新聞 会見で小保方さんはNatureに掲載されたSTAP細胞研究論文に不適切な点があったことを認めて謝罪しました。しかし、理研調査委員会による調査は不十分であり、データ画像の改ざんと捏造の認定については容認しない旨が述べられました。その他にも、STAP細胞を200回ほど作製してきたことや、第三者がSTAP細胞作製の追試に成功したことが報告されました。 ただ、作製した細胞の多能性マーカー遺伝子Oct4の発現を確認しただけなのか、それとも細胞の分化能まで確認したのかなど、STAP細胞をどのレベルで確認したかについては言及されませんでした。また、追試に成功した人物についても明らかにされませんでした。 ここでは、STAP細胞の存在自体の
富山市が進める公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりの要となる路面電車の南北接続事業が3日、本格的に着工した。 来春の北陸新幹線開業に伴い高架化される富山駅で、南側の市内電車と北側の富山ライトレールが接続され、開業の約5年後には駅の南北が1本のレールでつながることになる。交通の利便性が大幅に高まり、中心市街地の活性化が期待される。 富山駅前では3日、路面電車の架線を支える「門型架線柱」の基礎となるくいを地中に打ち込む工事が行われた。市は門型架線柱を「南北接続事業の象徴」と位置付け、高架下から南口駅前広場にかけて11基を設置する。 南北接続の工事は2期に分けて行われ、第1期工事は富山地鉄の市電を約160メートル延伸し、新幹線駅の高架下に停留所を新設する計画で、新幹線開業までの完成を目指す。現在の富山駅前電停は残す。市によると、環状線、南富山駅前方面、大学前方面の市電のほとんどが新停留所に乗
【公益財団法人になった日本相撲協会】 【営利興行団体の大相撲競技に宗教精神的な行為がありうるのか】 【横綱の奉納土俵入りなど】 本日〔2014年4月10日〕の記述は,本(旧)ブログ「2008.7.11」の記述を部分的に活かした論題をかかげてみた。「明治神宮においておこなわれる横綱土俵入り」,「これを納める」のだという宗教的な意味などを,あらためて考えてみたい。まず最初に画像資料でつぎの事実をしらせておきたい。 ① 明治神宮「横綱土俵入り」 『朝日新聞』2008年7月11日朝刊のスポーツ欄に,1年まえの2007年6月に話題となった「時津風部屋での力士暴行死亡事件」に関連する特集記事「牛歩の1年 力士暴行死再検証 下-『外部の目』に思い腰-」が掲載されていた。その欄には7月13日から始まる「名古屋場所を前に横綱,大関らとともに熱田神宮を参拝した北の湖理事長」の写真が出されていた。 筆者はそれを
STAP細胞論文問題の渦中にある理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)が9日、大阪市内のホテルで会見した。1月28日の研究発表以来71日ぶりに公の場で頬はこけ、涙の謝罪に及んだが、改ざん、捏造(ねつぞう)はあらためて否定。STAP細胞の存在を「200回以上は作製した」と強く訴えた。一方で今後の“公開実験”の実施に明言を避けるなど、潔白証明には根拠は示されず、疑念は晴れないままだ。 フラッシュを浴びて、小保方氏が騒動後初めて公の場に現れた。頬はこけ、戸惑ったように報道陣を見つめた。千葉県に住む母親が持参した数着から選んだ紺色の膝丈ワンピース。胸元から微妙にパールのネックレスがのぞいた。 へアセットはホテルの美容師に頼み、1月の会見と同じような巻き髪のハーフアップスタイルだった。ただ、前回とは違いイヤリングや、お気に入りの英国ブランド、ヴィヴィアン・ウエストウッドの指
NHK連続テレビ小説「花子とアン」にちなみ、県立図書館が翻訳家の村岡花子と「赤毛のアン」の特集コーナーを設け、人気を集めている。13日まで。 コーナーは3月中旬に設置。村岡花子が翻訳を手がけたルーシー・モード・モンゴメリ作の「赤毛のアン」シリーズやバージニア・リー・バートン作の絵本「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」、著作の「ナイチンゲール 赤十字の母」など約130冊が並ぶ。 特に3月31日の放送開始以降、40~50代を中心に貸し出しが急増しているという。司書の田中智美さん(44)は「『赤毛のアン』という本は知っていても、実は読んだことがない人が多いのでは。これを機に若い人にも読んでもらいたい」と話す。(小川詩織)
<巨人5-1広島>◇9日◇東京ドーム 衝撃のデビューを飾った。巨人クリス・セドン投手(30)が8回2/3を1失点に抑え、来日初先発で初勝利を挙げた。5者連続三振を含む毎回の15奪三振をマーク。130キロ中盤の直球を軸に、多彩な変化球でベース板を支配した。「自分の思い通りのピッチングができた。支えてくれたチームメートに感謝します」。巨人史上初の来日初先発初完封まで、あと1死に迫る快投だった。 昨季、韓国SKで最多勝を獲得。実績をひっさげ、巨人に入団したが余計なプライドは捨てた。実戦に入って、セットポジションでの投球で不安を露呈。1試合2度のボークはショックだったが、素直に受け入れ、必死に練習を繰り返した。「自分のポリシーもある。だけど、日本の野球を学ぶ必要はある」。自分の意思で巨人でのプレーを決めた。迷いはなかった。 外見でもそうだった。入団会見の前、トレードマークだったロングヘアを短髪に変
<日本ハム5-2楽天>◇9日◇札幌ドーム またしてもプロ初勝利はお預けとなった。楽天のドラフト1位ルーキー松井裕樹投手(18)が先発。プロ2度目のマウンドに上がったが、3回1/3を投げ、3安打2失点で敗れた。7三振を奪うも、5四球を出すなど制球が定まらなかった。前日には硬いマウンドを気にしていたが、適応出来なかった。これでチームの連勝は2で止まり、自身は開幕から2連敗となった。 ショックは大きかった。大勢の報道陣に囲まれた松井裕は口をきつく結び、質問に沈黙した。うつむき、1度も立ち止まることなく、バスへと乗り込んだ。 独り相撲だった。4回。日本ハム先頭西川に四球を与えた直後だった。中田への4球が全てすっぽ抜けた。捕手嶋が目いっぱい左腕を伸ばして捕球しなければならないほど、高く浮いた。この回だけで4四球。逆転打も浴び降板すると、ぼうぜんとベンチから動けなかった。球団広報を通じて「情けないです
自民党の有志議員でつくる「アジア・アフリカ問題研究会(AA研)」(会長・野田毅税制調査会長)が9日、数年ぶりに活動を再開した。アジア諸国などとの協調を図る「ハト派」の拠点として40年以上の歴史があるが、ここ数年は休止していた。今後、緊張が続く中国や韓国を訪れ、議員外交で関係改善をめざす。 AA研は1965年、自民党内の親台湾派らに対抗し、故宇都宮徳馬衆院議員らが設立。日中国交正常化に向けた議員外交などに取り組んだ。故後藤田正晴元官房長官や河野洋平元衆院議長らが会長を務めた。 この日の役員会には、野田氏や額賀福志郎元防衛庁長官、大島理森・前副総裁のほか、岸田文雄外相や茂木敏充経産相ら現職閣僚も出席。安倍晋三首相の靖国参拝や領土、歴史認識をめぐる問題で中韓と関係が悪化するなか、AA研の理念を生かした活動を再開させることで一致した。 野田氏や額賀氏ら6、7人は5月上旬にも中国を訪問する方針。野田
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く