愛知県瀬戸市の山中に、同県警守山署が扱った刑事事件の証拠品が大量に投棄されていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。県警は証拠管理に関わった警察官が意図的に捨てた可能性があるとみて、証拠隠滅などの疑いで関係者から事情を聴いている。 捜査関係者によると、17日に現場近くを通りかかった人が見つけ「山中にごみが散乱している」と瀬戸署に通報した。捨てられていたのはバールやカメラなどで、透明な袋に小分けにされたものもあった。窃盗事件の捜査で押収するなどして数年前から保管していた証拠品とみられる。 一部は、守山署と書かれたタグが付けられていた。タグは証拠の保管状況を記した署の書類と対照できるようになっており、県警は証拠品投棄に合わせて書類が偽造されていないかも調べる。 愛知県警では、津島署に勤務していた60代元警部補が時効になった313事件の証拠品約2200点や書類を廃棄するなどし、検察庁に送
国会図書館、2年かけ修復 東日本大震災で被災し、東京都の国立国会図書館での修復作業を終えた陸前高田市立図書館所蔵の県指定有形文化財「吉田家文書」116冊が19日、盛岡市の県立博物館に届いた。国会図書館職員が手作業で7万ページを修復した古文書が約2年ぶりに本県に戻った。 吉田家文書は、仙台藩で租税事務などを担当する「大肝入(おおきもいり)」を世襲していた吉田家に伝わる文書類。1750(寛延3)年~1868(明治元)年の執務記録「定留(じょうどめ)」がまとまって残っている。 市立図書館に保管されていた116冊が津波で被災し、吉田家に保存されていた「伊達政宗黒印状」など6冊が流出した。市立図書館から救出後に県立博物館が塩分と土砂の除去、殺菌などの安定化処理を実施。県教委が2012年10月に国会図書館に修復を依頼した。 国会図書館の職員8人が、ひもを外して1枚ごとに洗浄、補修などの作業を行
気仙沼市唐桑町鮪立(しびたち)地区に建設する防潮堤計画で、県は19日、鮪立老人憩いの家で住民説明会を開き、防潮堤の計画高を海抜9.9メートルから8.1メートルに見直す案を提示した。堤防高の引き下げを求めていた住民からは大きな異論が出ず、見直し案での建設受け入れが決まった。 「湾口の浅瀬が津波を遮る」との住民の主張を踏まえ、県は津波シミュレーションを再実施した。これまでより0.4メートル低い7.1メートルの試算が出たため、余裕高1メートルを含めた8.1メートルに見直した。 約60人の住民からは、防潮堤に頼る津波防災に不安の声が漏れたものの「鮪立の未来のためにやるべきことは多い。受け入れて次のことを考えるべきだ」と、県の案に賛同する意見が出た。 説明会後、引き下げを求めてきた鮪立自治会の鮪立まちづくり委員会の鈴木伸太郎委員長(70)は「決して満足な引き下げ幅ではなく、苦渋の選択だが、決ま
福島第1、地下水放出 相双漁協も反発 東京電力が福島第1原発の汚染水対策として建屋周辺の井戸「サブドレン」から地下水をくみ上げ、浄化後に海に放出する計画について、福島県漁連は19日、相馬双葉漁協(相馬市)の組合員を対象に、説明会を同市内で開いた。前日のいわき市での説明会と同様、反発の声が相次いだ。 国、東電は組合員の同意を得て計画を進めるとしているが、県漁連副会長の佐藤弘行相双漁協組合長は「まだ組合員が容認する状況にない。年内の決着は無理だろう」との見通しを示した。 漁業者約100人が出席した説明会では、「風評被害で試験操業にブレーキがかかる」などと反対意見が続出。計画容認の姿勢を示す野崎哲県漁連会長に「なぜ漁民の側に立たないのか」と詰め寄る場面もあった。 発言しなかった組合員からは「廃炉が進むことが漁業にも重要。水質基準が守られるのであれば放出を認めざるを得ない」との声も聞かれた。
以下の資料を紹介。 『江戸の繁盛しぐさ』(越川禮子/日本経済新聞社/1992) 『三六九の子育て力』(越川禮子ほか/ポプラ社/2008) 『身につけよう!江戸しぐさ』(越川禮子/ロングセラーズ/2006) ①レファレンス協同データベースで「江戸しぐさ」を検索→質問内容の近い以下の事例で紹介されている資料を所蔵検索 ・「江戸しぐさ」がわかる本が知りたい。(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000088313 ) ・「江戸しぐさ」について詳しいことが載っている資料を探している。(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000099591 ) ※いずれも最終確認2014年9月9日 ②「江戸しぐさ」以外の手掛かりを探すため、キーワード「みつごころ
【ネットオリジナル】〈デジタルアーカイブ あの日 あの時〉鳥取県議会議長ポスト、自民独占崩れる(1997年) 「創造」藤井氏が就任…議会改革へ
楽天斎藤隆投手(44)が来季も現役を続行する見通しとなった。立花球団社長が19日、個人的な意見と前置きしつつ、「まだ本人とは話していないが、もちろん」と話し、来季の戦力構想に入っていることを明言した。8月に2度目のFA権を取得した際、既に来季の契約に向け打診済み。近く、あらためて本人の意思を確認した上でオファーすることになりそうだ。 斎藤は7月に最年長セーブ記録を更新。若手に積極的にアドバイスを送り、投手陣の精神的な柱となっていた。ただ、チームが低迷する中、若手に経験を積ませる方針もあって8月末に出場選手登録を外れた。この日のイースタン・リーグの西武戦(利府)で登板機会はなかったが、ブルペンで投げ込んだ。来季について「許される限り、来季もやるつもりでいる。上にいつ呼ばれてもいいように調整している」と話した。来季で日米通算24年目のシーズンを迎える。
<阪神9-3中日>◇19日◇甲子園 藤浪晋太郎投手(20)が闘魂投球や! 虎ファンの願いに応え、打球直撃にも負けず10勝だ。7回3失点。セ・リーグでは68年江夏(阪神)以来、4人目となる高卒で新人年から2年連続2ケタ勝利。甲子園の申し子が、自力2位復活の白星を呼び込んだ。広島に0・5ゲーム差。この勢いで今日20日、2位浮上に挑む。 藤浪がほえた。6回だ。打球が左足の付け根に当たるアクシデントが発生した。ずっと見守ってきた母明美さんが「見たことがない」という登板中の治療でベンチ裏へ。待ち受けるのは2死満塁のピンチ。そんな苦境に、背番号19は戻ってきた。大島を鋭く沈む球で空振り三振に仕留めた。ガッツポーズとともに「っしゃー!」と叫んだ。 藤浪 イメージしていたボールが投げられたのでよかった。初回にいきなり四球で失点してしまった。野手に感謝したい。 形は悪くとも、白星をもぎ取った。1回の先頭打者
西武が、台湾代表の郭俊麟(グォ・ジュンリン)投手(22=国立台湾体育運動大学)を今オフの獲得に向け調査していることが19日、分かった。19日開幕のアジア大会(韓国・仁川)に向けた親善試合(15日、台湾)の登板を、渡辺久信SDと編成担当が現地で視察。ネット裏から熱視線を送る様子が台湾の地元紙でも報じられた。鈴木本部長はこの日、「台湾に行っていることは事実。それ以上は何もない」と話すにとどめた。 郭俊麟は最速153キロの本格派右腕で、大学生ながら台湾代表の常連。落差が大きいチェンジアップも武器に持つ。昨年11月に台湾で行われた侍ジャパンとの強化試合でも好投。第3戦に先発し、6回を5安打1失点、6奪三振をマークした。まだ22歳と若く将来性も十分に期待できる逸材で、台湾メディアによると大学卒業後は日本球界入りを熱望しているとの情報もある。 西武は今オフの補強ポイントに投手力の強化を挙げている。新生
児童向け図書を約4万冊備えた江戸川区立篠崎子ども図書館(篠崎町)の人気イベント「ぬいぐるみのお泊まり会」をモデルにした絵本が出版され、今月から区内の図書館で貸し出しが始まった。子供たちが預けたぬいぐるみが、夜の図書館を冒険する内容で、関係者は「子供が図書館に足を運ぶきっかけになれば」と期待している。 ぬいぐるみのお泊まり会は、平成19年ごろに米国で始まった。子供たちが預けたお気に入りのぬいぐるみが、夜の図書館で読書したり、紙芝居を楽しんだりするシーンを設定。その姿を撮影し、子供たちにプレゼントしている。ぬいぐるみが図書館で過ごす様子を伝え、本などに関心を持ってもらうことが目的だ。 絵本「ぬいぐるみおとまりかい」(岩崎書店)の作者の風木一人さんと、絵を担当した岡田千晶さんらは昨年12月に同館を取材。同館を選んだことについて「企画と篠崎子ども図書館のやっていることがぴったり合致したため」と岩崎
マンガ・アニメ・ゲームの総合的ミュージアム「東京国際マンガ図書館」(仮)が準備されているという。 【写真あり】明治大学のマンガ戦略とは?をより詳しく この施設を計画しているのは、創立133年を迎える…マンガ・アニメ・ゲームの総合的ミュージアム「東京国際マンガ図書館」(仮)が準備されているという。 【写真あり】明治大学のマンガ戦略とは?をより詳しく この施設を計画しているのは、創立133年を迎える名門・明治大学。日本のサブカルチャーを総合的に俯瞰できる施設設立を目指している。 しかし明治大学でマンガといえば、「米沢嘉博記念図書館」が有名だ。こちらがあるにも関わらず、なぜ新設させるのか。その意図はいかに? 「東京国際マンガ図書館」(仮)の設立に関わる、同大学国際日本学部・森川嘉一郎准教授にうかがった。 ■今年度中は無理? 「『米沢嘉博記念図書館』は2009年にオープンしたマンガと
【見解】本を守った先人の行為をかみしめる 文化部 小川 祥平 2014年09月19日(最終更新 2014年09月19日 13時19分) ◆「図書疎開」を取材して 「疎開」という言葉はよく聞くが、「図書疎開」は耳慣れないのではないだろうか。戦時中、図書館が空襲被害を免れるために蔵書などを館外に避難させたことだ。九州各地でも行われていたことが分かり、文化面の終戦企画として「図書疎開」(8月14~16日)を連載した。 きっかけは福岡県立図書館(福岡市東区)で上映された映画「疎開した40万冊の図書」(2013年)だった。東京・日比谷図書館で約40万冊の図書を疎開させた史実を掘り起こした映画に触発され、九州の実態を取材した。 かつて福岡市の中心部(現在の同市中央区天神)にあり、福岡大空襲で建物、蔵書が全焼したとされてきた福岡県立図書館では、郷土資料など約800点が持ち出されて難を逃れていたことが
菅義偉官房長官は19日午後の記者会見で、英国・スコットランドで行われた独立を問う住民投票で独立反対が過半数を占めたことについて、「政府としてコメントすることは差し控えたい。大きな混乱がなくてよかった」と述べた。 菅氏は、沖縄県でも独立や自治権拡大を求める声があることについて問われると、「日本では英国のように帰属を決めるというところまで歴史的にはなじんでいない」と、否定的な見解を示した。 11月の沖縄県知事選への立候補を表明している下地幹郎・元郵政民営化担当相が、沖縄独立を問う県民投票の実施も視野に入れていることについては「いろんな方が出て、いろんなことを言えるのが、民主国家としての日本の選挙制度なんだろう」と話した。
金が黄金訴えた「とりから」そっくり包装で販売差し止め訴訟 「金のとりから」の包装(左)と「黄金のとりから」の包装 Photo By 共同 空揚げ専門店「金のとりから」を運営するシマナカ(大阪府交野市)が「黄金のとりから」を販売する愛媛県西条市の食品卸売会社ピーコックフーズが類似包装で商標権を侵害しているとして、販売差し止めを求める訴訟を起こし、大阪地裁(山田陽三裁判長)で19日、第1回口頭弁論が開かれた。ピーコックフーズ側は請求棄却を求めた。 「金のとりから」は2009年、京都市に1号店を開店。10年8月以降、歩きながら手軽に食べられる空揚げが雑誌やテレビで紹介され、現在国内外に約20店舗を展開する。訴えによると、ピーコックフーズは12年5月ごろから、「黄金のとりから」と名づけた空揚げ用の鶏肉を露天商に販売。多数の露天商が「金のとりから」と類似した包装を使用し、なかには雑誌などで紹介
山本昌の意外な記録 歴代投手最多の153犠打
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く