ヤクルト雄平外野手(30)が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い保留した。「ちょっと開きがあった。今回は納得したいので、1から考え直します」と仕切り直しを強調した。 今季は打率3割1分6厘、23本塁打、90打点と申し分のない成績を納めた。しかし野手に転向して5年目だが、1軍では1年を通して働いたことが初めてで査定のイメージがわかないため、所属しているマネジメント会社に独自査定を依頼。双方の評価に隔たりがあったため、再考することとなった。 「よくやってくれたと言ってくれてうれしかった。ただ無理に(ハンコを)押さなくていいと言ってもらえたので、少し考えて納得できるようにしたい」。今季の年俸1250万円からの大幅アップを勝ち取れるか、次回の交渉が注目される。(金額は推定)