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科学に関するBasilio_IIのブックマーク (60)

  • 科学で宗教が解明できるか 藤井 修平著

    21世紀に登場した、進化論や認知科学を用いた宗教理論。書は、この科学的宗教理論が宗教研究にどのような新展開をもたらし、宗教についてどこまで明らかにすることができたかを、その方法論、成立経緯、批判および思想的役割の分析を通して解明を試みている。書により、宗教の科学的研究の基礎を知ることができる。 ◎けいそうビブリオフィルで一部内容を公開中です 「序論 問いと視点、研究方法と先行研究」 序論 問いと視点、研究方法と先行研究 1 書の問いと目的 2 理論研究の三つの方向性 3 科学的宗教理論を取り巻く背景 4 現状の問題点とその解決方法 第1章 エリアーデ批判以後の日米宗教学の道程と課題 1 エリアーデ批判の論点 2 エリアーデ批判以後の北米宗教学における論点 3 日における方法論上の議論の受容とその傾向性 小結 第2章 進化生物学における宗教理論の発展 1 進化的視点とは何か 2 社会

    科学で宗教が解明できるか 藤井 修平著
  • Science誌の新しいパブリックアクセス方針:2023年から費用なしでオープンアクセス化が可能に(記事紹介)

    2022年10月11日付のNature社のニュースブログに、記事“Science’s no-fee public-access policy will take effect in 2023”が掲載されました。 米国科学振興協会(AAAS)が出版するScience誌の系列5誌に掲載された論文に関して、掲載直後に著者が費用を払うことなく各自が選択するリポジトリで「ほぼ最終版」(almost-final version)の原稿を掲載することが認められることに関するもので、この方針は2023年から実施される予定とあります。 記事は、今回のScience誌の方針は、同じくハイ・インパクトジャーナル(high-impact journal)とされるCell誌やNature誌の出版社が採用している、論文の最終的な出版版をオープンアクセスにするために、ほとんどの著者に論文処理費用(APC)を課すのとは異

    Science誌の新しいパブリックアクセス方針:2023年から費用なしでオープンアクセス化が可能に(記事紹介)
  • 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「日米独における科学技術指標の変遷」を公開

    2022年10月13日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、[DISCUSSION PAPER No. 215]として、報告書「日米独における科学技術指標の変遷」を公開したと発表しました。 発表によると、NISTEP、米国科学財団(NSF)、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の科学技術指標や関連した報告書で使用されている指標の傾向を調査したとあります。要旨の中では、研究開発人材では3か国とも博士号取得者の状況に注目しており、論文については、日・米国はドイツと比べると指標数が多いこと等が指摘されています。 その他、報告書の中では、各国の指標について約10年間の変遷の一覧表や、章別の延べ指標数、平均継続年数といったデータが示されています。 「日米独における科学技術指標の変遷」[DISCUSSION PAPER No. 215]の結果公表について(NISTEP, 2022/10/20)

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「日米独における科学技術指標の変遷」を公開
  • 青土社 ||歴史/ドキュメント:エビデンスの社会学

    「動かぬ証拠」が揺らぐとき 近代科学の歴史の中で精度を高め、確かさを増しながらも、絶えず捏造や誤謬に晒されてきた「科学的証拠」。法廷の証言、心霊研究から精密測定や定量化の成立、そして確率・統計に基づく「エビデンス」の出現に至るまで。気鋭の社会学者が、科学と非科学のあいだを揺れる「証拠」の概念史を通じて、近代という時代の輪郭を描きなおす。 [目次] はじめに 序章 「言語論的転回」以後 1 実証主義と相対主義 2 「社会構成主義」のリミット 3 科学史と社会学のあいだ 4 真理の社会学 5 書の構成 第Ⅰ部 理論篇 第1章 社会構成主義とその射程 1 社会構成主義をどう評価するか? 2 科学的実在論と反実在論の対立点 3 社会学者の遂行的矛盾 4 「反-反実在論」という立場 5 否定と肯定のあいだ 6 〈構築主義〉の現在 第2章 システムとしての科学 1 ルーマンの科学論 2 反-反実在論

  • 科学で大切なことは本と映画で学んだ | みすず書房

    から映画映画からへ縦横自在に往き来して科学を語る。ハメット、ヴォネガットからダーウィン、「時をかける少女」に「アナと雪の女王」、寺田寅彦、中谷宇吉郎、グールドにドーキンス、憧れのS・コネリー、「ひょっこりひょうたん島」、「崖の上のポニョ」、ビッグヒストリー、ダイアモンド、ハラリ…… 芸術も科学も文化。科学の知識があれば人生はさらに楽しい。心おどる科学研究の最先端はもちろん、科学のわき道・回り道、科学と科学者のいかにも人間味ある営みを捉えて随一の書き手の物する無類のサイエンスライティング。挿絵・山美希。 〈驚くことばかりで、読みたいや見たい映画に付箋を貼っていたら、付箋だらけになってしまって、嬉しい悲鳴だ〉 ――頭木弘樹・評 (沖縄タイムス2021年5月1日(土)ほか、共同通信配信書評より) 〈読むもの見るもの、すベて科学と結びつく著者が紹介する映画の話は、思いがけないつながり

    科学で大切なことは本と映画で学んだ | みすず書房
    Basilio_II
    Basilio_II 2020/12/29
    "本から映画、映画から本へ縦横自在に往き来しながら科学を語るサイエンスライティング。ヴォネガットからダーウィン、寺田寅彦、中谷宇吉郎、グールド、憧れのショーン・コネリー、「時をかける少女」にアナ雪……"
  • 科学社会学 - 東京大学出版会

    現代社会において、科学技術の営みは社会に巨大な影響をあたえている。科学社会学は、複雑さを増す科学技術と社会の境界に発生する諸問題を学問的に解明する。その豊かな理論的・実証的知見をわかりやすく提示し、科学社会学の魅力と重要性を伝える初のテキスト。 まえがき 1章 科学社会学の見取り図――研究事始めからポスト「第三の波」まで(松三和夫) はじめに 1 社会学とはそもそも何か――科学社会学の前提 2 科学社会学は科学技術をどう捉えるか 3 科学技術と社会の相互作用のメカニズム 4 理論枠組みの基礎と展開 5 こので展開する論点の見通し――次世代に向けて 2章 科学社会学と構築主義(立石裕二) 1 構築主義とは何か 2 社会問題の構築主義 3 科学知識の社会学(SSK) 4 科学知識の社会学に対する批判 5 構築主義的社会問題論への批判 6 構築主義的アプローチの現在 7 「語られない部分」へ

    科学社会学 - 東京大学出版会
  • 中学生は優性劣性について誤った認識をしているのか―遺伝学習後の生徒約1000人対象の質問紙調査の結果から―

    In this genome age, citizens need to correctly understand personal genome based on the concepts of dominance and recessiveness; however, it has been reported that most university students understand it inaccurately. Replacement of the relevant terms by alternatives was proposed by the Genetics Society of Japan in 2017 to reduce conceptual misunderstanding. However, the level of such misunderstandi

  • 作品社|科学の女性差別とたたかう

    アンジェラ・サイニー 東郷えりか訳 体 2,400円 ISBN 978-4-86182-749-5 発行 2019.4 【内容】 「“女脳”は論理的ではなく感情的」「子育ては母親の仕事」「人類の繁栄は男のおかげ」……。科学の世界においても、女性に対する偏見は歴史的に根強く存在してきた。こうした既成概念に、気鋭の科学ジャーナリストが真っ向から挑む! 神経科学、心理学、医学、人類学、進化生物学などのさまざまな分野を駆け巡り、19世紀から現代までの科学史や最新の研究成果を徹底検証し、まったく新しい女性像を明らかにする。 自由で平等な社会を目指すための、新時代の科学ルポルタージュ。 「自分の脳や体、お互いの関係についての私たちの考え方は、科学者によってまとめあげられたものだ。そしてもちろん、私たちは科学者が客観的な事実を与えてくれるのだと信用している。科学者が提供するのは偏見にとらわれない話なの

  • 『情報の科学と技術』3月号にウィキペディアと女性についての記事を書きました - Commentarius Saevus

    『情報の科学と技術』3月号に、ウィキペディアと女性についての記事を書きました。 北村紗衣「ウィキペディアにおける女性科学者記事」『情報の科学と技術』70 (2020):  127-133。 ドナ・ストリックランドの時に話題になった、「女性科学者の記事が消される」問題を扱っています。ちなみにストリックランドの件については私はあれがジェンダーバイアスだけの話だという立場はとってないのですが、他にもいくつか例をあげて論じています。 www.jstage.jst.go.jp 追加:『情報の科学と技術』は自分で公開してもOKらしいので、ドロップボックスからダウンロードできるようにしました。

    『情報の科学と技術』3月号にウィキペディアと女性についての記事を書きました - Commentarius Saevus
  • Daily Life:『〈現在〉という謎』の感想

    March 03, 2020 『〈現在〉という謎』の感想 編者の森田さんよりご恵贈いただいた。 www.keisoshobo.co.jp/book/b477659.html 最近はいただいたでもなかなか読む時間がとれず、お礼もままならないことが多い。しかし、書については著者の一人である谷村さんが追加の論考「一物理学者が観た哲学」を公開され、著者間でかなりの行き違いが生じているらしいことがわかった。哲学者と科学者の対話は私にとっても大きな関心事であるので、書を通読して感想を述べさせていただこうと思った。 そういう経緯であるので、以下の感想は谷村さんのノートに触発されて書き始めたものである(ずいぶん時間がかかってしまったが)。しかし、今回の感想は『〈現在〉という謎』のに限定して書いており、谷村さんのノートの内容や、谷村さんのノートにさらに反応していろいろな人が書いたものは念頭においてい

  • 保守主義者は反学問的なのか:

    において保守的な人ほど学問に対して否定的な態度をとりやすいのかどうかを検討した.保守的な態度の指標として安倍内閣支持,保革自己イメージ,権威主義,排外意識の4つを用い,学問に対する態度の指標として学問効用認知と環境学,医学,経済学歴史学,憲法学に対する相対的な信頼度を用いた.分析の結果,ある程度は保守的であるほど学問に対して否定的になりやすい傾向が見られたが,一貫したものではなかった.権威主義の直接効果は存在せず,保革自己イメージは,中間が最も学問に否定的で,保守と革新の両方で肯定的になることもあった.排外意識が有意な効果を持ったのは,歴史学と憲法学に対する相対的な信頼度だけであった.安倍内閣支持は医学に対する相対的な信頼度以外では有意な効果を持ったが,学問効用認知をむしろ高めていた.以上から,政治的な態度と学問に対する支持のあいだに関係があることは明らかであるが,それは分野によって

  • 男性の科学者は、女性と比べて「名字」だけで呼ばれやすい:研究結果

  • Houston, We Have a Narrative

    Ask a scientist about Hollywood, and you’ll probably get eye rolls. But ask someone in Hollywood about science, and they’ll see dollar signs: moviemakers know that science can be the source of great stories, with all the drama and action that blockbusters require. That’s a huge mistake, says Randy Olson: Hollywood has a lot to teach scientists about how to tell a story—and, ultimately, how to do s

    Houston, We Have a Narrative
  • Science | AAAS

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    Basilio_II
    Basilio_II 2018/01/20
    "There was some juvenile enthusiasm in my style."
  • サイエンス界にも蔓延する「セクハラ」の実態──それがいかにバイアスを生み、「世界」に影響を及ぼすか

  • なぜ科学教育において「哲学」が重要になってくるのか

    by Caleb Woods 「科学」が事実に基づく学問である一方で、「哲学」は人の思考にまつわる学問であるとして、科学教育の現場において哲学が軽視されることがあるとのこと。しかし、哲学は科学と関係ないどころか、科学の根には哲学が関わっているとして、ニューハンプシャー大学で科学哲学を教えているSubrena E Smith准教授は、科学教育における哲学の重要性を説いています。 Why philosophy is so important in science education | Aeon Ideas https://aeon.co/ideas/why-philosophy-is-so-important-in-science-education Smith准教授は学生が哲学を軽視している様子をよく見かけるとのこと。実際に、科学者の中には「哲学は科学と関係がない」と明言している人もおり

    なぜ科学教育において「哲学」が重要になってくるのか
    Basilio_II
    Basilio_II 2017/11/29
    "「女性」「ジャマイカの家系」「哲学者」という3つの背景を持つSmith氏は「学位は?」「どこの学校を出たの?」「科学者なんですか?」といった質問を浴びることも多いと言います。"
  • 2011.11.26  「科学」と「技術」 - カメキチの目

    カメキチの目 「科学技術」について考えることがあった。 よく「科学技術」と、「科学」と「技術」をつなげていう(私もそうしてきました)。 でも、「科学」と「技術」は密接不離な関係にあっても来べつものであり、別々に述べなければならないと、あるに書かれていたことを思いだした。 そこでは、たとえば「飛行機が飛ぶ」ことをみたとき、地球の重力にさからって物体が空中に浮く原理とか、浮いたモノが推進する法則など、つまり「飛行」ということをめぐってさまざまな「科学」が説明されるが、飛行機とかヘリコプターなどに「技術」として結実してこそ人間の役にたっていると述べられていました。 (すなわち、「科学」は「役だつ」点に立てば「技術」に結びついてこそ…なんですが、別に役だたなくてもよくいわれるように「真理の追求」が来の目的でしょう。ただ、知的好奇心を満たす、「知る」ことの楽しみということでは人の「役にたって」

    2011.11.26  「科学」と「技術」 - カメキチの目
    Basilio_II
    Basilio_II 2017/11/27
    『科捜研の女』のあの回は犯人が飛ばしたと思われる風船がシミュレーションの結果、被害者の死亡推定時刻に飛ばしても浜名湖まで到達しないことが判明したところまで見ていたが、こういう結末だったのか。
  • イジメは脳が傷つくからダメ…!? 「科学」を使う道徳授業ってアリ?

    イジメは脳が傷つくからダメ…!? 「科学」を使う道徳授業ってアリ? いじめをすれば脳が傷つきます...そんな「脳科学」を使った道徳授業が実際に、小中学校で行われています。さて、これは科学的に正しいのでしょうか? いや、そもそも「科学知識」を根拠にした道徳ってどうなんでしょう? 道徳授業の「科学」を調べました。

    イジメは脳が傷つくからダメ…!? 「科学」を使う道徳授業ってアリ?
  • 読書メモ:自然主義入門(植原亮 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

    自然主義入門: 知識・道徳・人間性をめぐる現代哲学ツアー 作者: 植原亮 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2017/07/25 メディア: 単行 この商品を含むブログ (3件) を見る 最近、科学と哲学の距離が近くなっているのだろうか。科学者と哲学者が合同開催するシンポジウムとか、「○○の科学と哲学」といった題目の共同研究を目にする機会が増えた気がする。そうした場では、科学者と哲学者は互いから何を得るのだろうか。それは、科学と哲学の関係をどう捉えるかによるだろう。たとえば、 科学と哲学は質的には同じもの 哲学の土台のうえに科学がある 哲学が発展すると科学になる 科学と哲学は、目的も方法も異なる別ものである などいろいろな見方がありえ、どれが正しいかということ自体、長年の哲学の問題になっている。そうした「科学と哲学の関係にまつわる立場」の中で、いま最も勢いのある(?)のが、

    読書メモ:自然主義入門(植原亮 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
  • 「多様なジェンダー、科学強くする」 米科学誌「セル」マーカス編集長に聞く=訂正・おわびあり:朝日新聞デジタル

    東京都内でこのほど開かれた「ジェンダーサミット10」で、科学分野でのジェンダーの多様性が議論された。参加者の1人、米科学誌「セル」のエミリー・マーカス編集長に聞いた。(聞き手・錦光山雅子) ■研究者もデータも ここ数年、科学でのジェンダーの多様性が非常に重要だと認識され、取り組みが広がっている。 セルを傘下に持つ情報分析・学術出版社『エルゼビア』では、会議の講演者や編集会議のメンバーに占める性別の比率を常に意識し、多様性が実現できているかをみている。傘下の学術誌の編集委員を務める研究者や主催する会議での講演者の女性の割合が増えた。セル誌編集部員12人のうち女性が10人を占めている。 2年前から、投稿された論文の筆者、論文の妥当性を評価する査読者のいずれも、名前や所属、性別を明らかにしない「ダブルブラインド・ピアレビュー」という手法を試験的に導入している。査読者はこれまでも匿名だったが、筆者

    「多様なジェンダー、科学強くする」 米科学誌「セル」マーカス編集長に聞く=訂正・おわびあり:朝日新聞デジタル